物理受けポケモン続き
HP83、A85、B75、C70、D70、S91
意外と思われるかもしれないが、フェザーダンスと吹き飛ばしを覚える数少ないキャラ。さらにゴースト、地面無効で余計に物理ポケモンのPPを削りやすい。
素早さは100に届かないが、90族を1抜ける素早さを持ち、吹き飛ばしをおぼえられるのは有用。
きちんと耐久に振れば岩技以外は受けれるので、筆者的に真剣に考えている。
ただ、特性が頑丈ではないせいで爪ドリルサイドンにかなり弱いのが欠点。
その結果、後続への圧力が増すので別途対策が必要かもしれない。
HP65、A75、B70、C95、D70、S95
これもフェザーダンスを覚えられる。しかし、吹き飛ばしを覚えないためクリアボディ持ち、つまりはメタグロスやレジ系がとてつもなくキツい。
ただ、エスパー故に補助技は豊富でリフレクターや怪しい光、黒い霧を覚えられれのは個性。
素早さもピジョットより早く、エスパーがあるおかげで格闘に強く出れるし、飛行があるので虫にも強い。
単純に呪いを積んでくる的にはリフレクとダンス、あるいは黒い霧でどうとでもできるが、メタグロスとレジスチルが辛いか。
・ヨルノゾク
HP100、A50、B50、C76、D96、S70
ダンスとリフレクと吹き飛ばしを覚えられる数少ないキャラ。
素早さが鳥ポケモンとは思えないほど遅く、物理耐久も弱いがリフレクとダンスでいくらでも誤魔化せる。
問題はリフレク、ダンス、吹き飛ばしなど、対物理に寄せすぎると身代わりと守るを使えなくなるので一撃持ちに何もできなくなることだ。
HP75、A70、B90、C70、D105、S80
物理も特殊もそこそこ耐久力があり、かつ素早さもある。地面無効、格闘半減など中々耐性面でも優秀である。
甘えるを覚えられれば良かったのだが、鳴き声しか覚えられない。吠えると合わせて起点を作る力はあるだろう。
歌うや滅びの歌など、絡め手もあるので、ポテンシャルは感じる。
・鳥ポケモンはダンスと吹き飛ばしの個性があり、素早さもリングマやカビゴン、カイリキーなど8種類の型がある物理アタッカーより早いものが多いが、共通して岩と一撃技に弱いため、そこを乗り越えられれば採用の余地があると思う。
HP78、A70、B61、C50、D61、S100
吠えると甘えるを覚えられる希少なキャラ。しかも素早さが100あるので、大概の物理アタッカーに先手が取れるだろう。
先手から甘えるが決まればほぼ受け切れるだけの耐久があり、電磁波やくすぐるなど補助技も充実している。
岩技が弱点でないため爪ドリルサイドンにピジョットより強いかと思われる。補完としてゴーストタイプを採用したいがゴーストタイプで特殊受けができるポケモンが少なく、最強の特殊受けであるハピナスと弱点が被っているのがマイナスだ。
しかし、高い素早さ、最低限の耐久、甘えると吠えるの両立など、マッスグマにしかない個性もあるため、こちらも真剣に考察したい。
最近では、拘り鉢巻とトリックを使って後続に相手の拘った技のPPを枯らす戦法の考察が進んでいる。
HP90、A120、B75、C60、D60、S45
特性威嚇に加えて甘えると吠えるを覚える事ができる。
相手が爪を持っていても威嚇によって1段階下がった物理技を受けることから始めれるのは優秀。
弱点に格闘があるのが欠点だが、特性威嚇に加えて、甘える、電磁波、吠える、いちゃもん、リフレクターなど有用な補助技を多く覚えるのが長所。
素早さは遅いがそれ以上のポテンシャルはあるだろう。
・ピクシー
HP95、A70、B73、C85、D90、S60
甘えると卵産みを両立できるポケモン。吠えるは覚えないがリフレクターを覚えるため、甘えるかリフレクターを貼れれば少々の物理技なら簡単に耐えてしまう。
弱点も格闘のみで後続にゴーストを用意できれば弱点もカバーできる。
卵産みを覚えるため持ち物コストが低めなのも優秀。
HP65、A70、B60、C65、D65、S115
S115から甘えるといちゃもんを打てる数少ないキャラ。
ほぼ全ての物理アタッカーの上から甘えるを決める事ができる。加えて吠えるもあるのでレジ系やメタグロスにも強め。
催眠術や怨み、自己暗示など補助技も一通り覚える事ができる。
若干耐久力は低いがそれを誤魔化せる力はありそうだ。
HP95、A80、B105、C40、D70、S100
見た目からは想像できないS100族で、HP、防御共に高い水準を誇る牛。
技は鳴き声、ミルク飲み、自己暗示、堪える、起死回生など、有用なものを持つ。ただ牛で鳴き声まで覚えられて吠えるを覚えないのが難点。吠えられれば文句なかった。
種族値は高水準なのでパーティ次第では活躍できるかもしれない。
・カビゴン
HP160、A110、B65、C60、D60、S30
第3世代最強と言われるポケモン。使っても強いし敵にしても強い。
特にタワーのカビゴンは型が8種類あるためカビゴンを処理できず負けたプレイヤーも多い事だろう。
タワーの303連勝パーティや100連勝パーティによく採用されているので、おすすめポケモンとして紹介されることも多い。
しかし、呪いを積まないと火力がない、鈍足、低めの物理耐久、瞑想持ちや一撃技に弱いなどおよそタワーでの負け筋の多くに弱いため筆者はあまり勧めない。
だが、高いHPに特防、最低限の物理耐久と補助技が優秀なため、受けとしてみた場合、可能性を感じさせるだけのポテンシャルはある。
特に甘えるを覚えるのでド忘れと合わせて要塞になれるだろう。地味にあくびや舌で舐めるも覚えるため状態異常もばら撒きやすい。
しかし、自身より早い一撃技持ちの上から身代わりを張ることを考えると素早さに振らなければならず、振っても抜けない敵も多いため、扱いは難しいだろう。
加えて吠えるを覚えないためクリアボディ持ちに弱く、物理耐性もゴーストしかないのも欠点。
総じて尖った性能の割にはタワーの敵ポケモンと噛み合わせが悪い。
・ハピナス
HP255、A10、B10、C75、D135、S55
第3世代、最強の特殊耐久を誇るポケモン。
特殊受けならこいつがいれば他のメンツは何も考えなくていい。
カビゴンと違い、素早さに振れば抜ける相手も多く、素早さに振っても防御に全振りできるため、見た目以上に物理耐久も高い。
技も、卵産み、鳴き声、リフレクター、歌う、小さくなる、電磁波、瞑想、カウンターなどなど初代ノーマルポケモン特有の豊富さが売り。
鳴き声を搭載すれば、先発の物理受けポケモンの苦手な特殊型両刀アタッカーの対策までできる。
特殊アタッカーのPPを枯らして鳴き声で無力化し、後続の積みエースに繋ぐのも容易だろう。
そのため、他の2匹のパーティ編成が飛躍的に簡単になる。弱点も一つしかないないため、飛行やゴーストを用意すれば完封できる敵が大幅に増えるし、物理耐久偏重のポケモンも採用しやすい。
問題はハピナスを突破しうる特殊アタッカーが何体かいる事だ。
具体的には、瞑想とメロメロを使うエーフィ、瞑想、分身、眠る持ちのサーナイト、瞑想持ち準伝説達だ。こいつらハピナスでも突破されかねないので、光の壁や小さくなるなどで身代わりと守るを合わせてPPを枯らそう。普通に戦っても突破されうるので、特殊アタッカー対策の技は1つは採用しておきたい。
今回はこの辺で。