ネタバレ注意!
最新話の内容を含みます!
① ベガパンクは改造しないのか?
何故、自分自身を改造しないのか?
そもそも自分をパシフェスタのように作り替えれば死ぬ心配はない。脳は既に切り離して保管していることから、ベガパンク型パシフェスタが死んでも2号機、3号機を作れば問題ない。仮に脳を破壊しても既に切り離しても生きているので、死ぬ事はないだろう。
言ってみれば擬似的に不死性を獲得できる科学力はあるはずである。
② しない理由
となると、サイボーグ化ができない理由があるのだろうか?
- 悪魔の実の影響
- ノミノミの能力が特殊
- パンクレコーズのハッキング
- 既にしている
悪魔の実が影響していてサイボーグ化できないのはありえないだろう。クイーンやくまができているので、能力者であろうと無関係にできるはずだ。そうなると、ノミノミが特殊だからできないのだろうか?
もし能力によって肥大する脳が原因で改造できないなら、そもそも切り離すこと自体できないだろう。切り離した後に脳が肥大し続けたら切り離した意味がないので、今ベガパンクの頭にある最低限の脳は肥大しないと言えるだろう。あるいはスッカラカンでりんごのアンテナによって脳と常時アクセスする事で、脳がなくてもパンクレコーズと毎秒アクセスしているので問題なくベガパンクとして存在できる可能性もある。この場合はここまでできているならサイボーグ化できるはずだ。つまり、ノミノミや悪魔の実が原因でサイボーグ化できないのは筋が通らない。
パンクレコーズがハッキングされる事で、それと同期しているものは全て影響を受けてしまう。そこでオフラインだ。ハッキングのリスクをケアするなら、パンクレコーズの同期ではなく、オフラインの状態でもベガパンクとして振る舞える必要が出てくる。つまり本体のまま存在している必要がある。だが、それがサイボーグ化しない理由にはならない。スリラーバーグで会ったくまのように部分的にサイボーグ化していればいいはずだ。
となると既にしているのではないか?
しない理由もできない理由も見当たらない。サイボーグ化していれば死ぬ心配はなくなる。仮に身体が木っ端微塵にされてもパンクレコーズがあれば次の体も作れるだろう。もはや、サイボーグ化しない事に理由が必要な状況になっている。
③ 既にサイボーグなのか?
これも考えにくい。ボニーのビームサーベルにビビっていたし、シャカももうすぐ死ぬと言っていた事と整合性が取れない。サイボーグではないのだろう。
サテライトにもセラフィムのような兵器を搭載すればより盤石だろう。現状しているような描写はないが、搭載されているかもしれない。まだ未知数だが、既に登場しているサテライトを使っているので十分としているのかもしれない。まぁ、元々そんな立ち位置の存在ではあるが。
しかし、6人で1人分という事なので、1人でもかけたらベガパンクとして成り立たないだろう。なので、これをベガパンクのサイボーグ化としていいのかは微妙な所である。
④ 価値観
死ぬと言っている事から、サイボーグ化していないと考えられる。そしてできるのにしていないという事は何か事情があるはず。それを論理立てて考えると、やらない理由が見つからないので、論理立てたものが理由ではないかもしれない。
自身の身体をいじってまで生きながらえるのはポリシーに反するので、改造していないのではないか?
ベガパンクはウオウオの実に表されるように完璧主義者であり、その発明も自身のためではなく誰のためにもなるような汎用性のある発明が多い。この事から、自身の発明を自身の為に使う事はやっていないといえる。
サテライトすら、人々の生活を良くするために時間がたくさん必要なので、自身を分けて分業化しただけで、自分が死んだ時のために作った訳ではない。パンクレコーズにしてもやがて世界中の人々のために作ったものに自分がアクセスしているだけで、永遠に生きるために作った訳ではない。
つまり、ベガパンクは不老不死になるために研究しているわけでも、自身の科学力を不老不死になるために使っているわけではない。それはベガパンクの人物像に反している。天才であるがゆえに、生あるものはやがて死ぬべきという価値観を持っているのではないだろうか?
サイボーグ化をしない理由は私欲のために研究したり、不老不死のために研究するというのはポリシーに反しているからしていない。
それが科学者としての線引きなのではないだろうか。科学者は容易に一線を超えた研究をできるし、世界を変える発明をしてしまう。それが故に自身の中に明確な線引きをしなければならない。
だからサテライトのシャカを最初に作り、最も強い権限を持たせているのだろう。放置すればエジソンは発明>世界の平和という思想のためにどんどん世界を作り変える発明ばかりしてしまう。ベガパンク自身も危険を恐れていたら科学は前には進まないと言いつつも、オハラの時のように世界を愛する心も持ち合わせている。その線引きが研究を自身のために使わないというものではないだろうか。
どんどん明かされているONE PIECE世界の秘密。更新頻度を上げなければ作者に先を越されてしまう。
#ONE PIECE#ワンピース#考察#ベガパンク