近頃、ワンピースがおかしい
ワノ国編からおかしかったが、エッグヘッド編は特に酷い
そこからのエルバフも既に酷い
それが筆者がワンピース考察を休止している理由であり、ワンピースを惰性で読んでいる原因でもある
今日はワンピースにおける問題点を論じていく
- ① 日本語がおかしい
- ② 伏線じみた単語が多すぎ
- ③ 伏線にできる様に設定をあやふやにしている
- ④ 伏線に拘りすぎている
- ⑤ 構想の変更
- ⑥ 使い回しが多い
- ⑦ 尾田栄一郎、他界説
- ⑧ 設定や時系列の矛盾と崩壊
- ⑨ ニカ不要説
- ⑩ 展開が複雑すぎる
- ⑪ まとめ
① 日本語がおかしい
これはずっと以前から当ブログ及びYouTubeで筆者が語ってきた事だ。
明らかに日本語がおかしい。主語述語がはっきりしておらず、主旨も文脈に沿っていない。
誰が何のために、いつのことを、どんな立場で、どういう風に喋っているのかが分からないのだ。いわゆる5W1Hが崩壊しているのだ。
例えばベガパンクがヨークに対して喋った言葉
「昔いったじゃろう、マリージョアへ」
これは天竜人になりたいと言ったヨークに対してベガパンクが放った言葉だ。
これを訳すと「天竜人になりたいじゃと?昔マリージョアへ行った時の事を忘れたのか?そこで天竜人の酷い行為を見ただろう?あんなに酷い人間になりたいのか?」
こういう事である。
だが、「昔いったじゃろう」の「いった」も「行った」ではないし、「昔行ったよ、マリージョアへ」と文法が倒置法となっている。その為に理解しにくく、マリージョアに行った時の天竜人に対する感想がない為「昔行ったからなんなんだ?」となってしまう。
この様な文法の乱れは序の口で、他にも様々な所で散見される。
文章として整頓されてないから、何の状況の事を話しているのか直感的に分かりにくいのだ。
② 伏線じみた単語が多すぎ
最近で言うと幻覚を見る酒「アブサン」や虹を描く「太陽石」など、いかにも怪しい単語がチョロチョロ出てくる。
尾田先生が考察勢に向けて用意した単語にしか思えない。本人は考察動画など見てないと言っているが、ワノ国からエッグヘッドにかけて目に見えて増えた。
特にエッグヘッドからは酷い。各所にそれっぽい言葉が配置されている。以前までは必要な情報が多かったり、後に描かれる事件に関わるものが多かったが最近は明らかに蛇足である。
尾田先生が考察好きの読者に向けて、用意しているとしか思えない。
特にこの「アブサン」などは何の意味もない単語であった。コレを飲んだナミは寝てしまい、幻覚の世界かと思ったら本当によく分からないブロックの世界にいたわけだ。つまり、幻覚など見てなかったのだ。もしかしたら後々アブサンを使った事件や戦いや敵の攻略に繋がるかもしれないが、現時点では不明であり、麦わらの一味が誘拐されたのはエルバフの周りにある眠霧地帯のせいらしい。もはやアブサンが1ミリも関係ない話になっている。
コレらはキャラの名前にもよく見られ、ヒルムンガンドなど、北欧神話からとられた様な名前が散見される。一方でグルトバニーなどあまり神話とは関わらない名称も散見される。種族名なのかもしれないが、「イスカット」と呼称させているならわざわざグルトバニーなんていう単語を出さずとも良かった。
③ 伏線にできる様に設定をあやふやにしている
コレも凄く多い。先程のグルトバニーも作中では「イスカット」という固有名詞で呼ばさているならわざわざグルトバニーなんていう種族名を出さなくても良かった。
これは後々にビブルカードやSBSなどに「この種族は〇〇が好物」などの情報を付け足し、その情報をロードの好物と共通させる事で、情報に連帯感を持たせて連想ゲームを成立しやすくするための布石だろう。
それでなくても後々グルトバニーという肉食の耳ウサギが何らかの形で別の情報と連帯する可能性を作る為にあえて喋らせた様にしか見えない。
これらは単語だけではない。
ベガパンクの配信内容も肝心の所は明かされてないし、リリィ王女の手紙の内容も読者には伝わらない形になっている。この様に「根幹の情報を明かしますよー」と言っておきながら既出情報の整理だけする事が最近多い。
加えて作者のSBSなどの文章もはぐらかす様な文章が極めて多い。内容がはぐらかされてるのではなく、確定的な断定的な単語を使わないのだ。「いえ、それは違いますよ、本当はこうです」などではなく「〇〇は〇〇なのかもしれませんね」など、質問に対して正面から答えるのではなく、差し障りのない漫画内のシーンを取り上げて代替にして解答するのだ。そのせいで読者は「こう答えるって事は、この質問の答えはこれで合ってるってことかな?」と中途半端な気持ちになる。
後に整合性が取れなくなる事を恐れて、曖昧な言い方でしか回答できなくなっているのだ。
④ 伏線に拘りすぎている
物語の整合性を取る為に、断定的な単語や文章を作らないのは、作中においても頻繁に見られる。その為、曖昧な表現が多い上に、意味不明な単語も頻出している。
後々の展開と整合性を取る為に文章は曖昧になり、これまで伏線回収を後回しにしてきた結果、様々な単語を出さなければ過去の伏線が連帯できず、かと言って現在でしっかり回収してしまうと、後々の展開と齟齬が生まれかねないので単語だけ出して未回収のものが増え続けている。そういう曖昧なものを回収せずに後回しにした結果、本来回収すべきものを本編で回収する尺がなくなり、ゾロの血筋やロッキーポート事件、エッグヘッドでのルフィの給食などがSBSで回収されることになった。
もっと早い段階、新世界に入った直後で本腰入れて伏線を回収していく動きをしていれば、今頃ゾロの血筋や刀の位列、海桜石の謎なとが回収され、エッグヘッドではパイロブロインや悪魔の実の設定、ルナーリア族の設定、バッカニア族の設定などが明らかになっていただろう。
というより、そんな意味不明な種族は登場すらしていなかったと思われる。これら種族も恐らくワンピース構想段階では存在していなかったはずだ。恐らく途中で大幅にワンピースのオチ、つまりひと繋ぎの大秘宝やラフテルの場所、ルフィの夢の果てなどが変更されている可能性が高い。その変更されたオチに整合性を取る為に必要なのが、ルナーリア族だったり、ワーテルという忌み名だったり、エメトだったりするのだろう。
⑤ 構想の変更
これは間違いない。明言はされてないが筆者は確信している。流石にひと繋ぎの大秘宝は変更されてないと信じたいが、そこにジョイボーイを噛ませてるので、もしかしたらひと繋ぎの大秘宝すらも初期構想から変更されたものが描かれるかもしれない。
もし、本当にひと繋ぎの大秘宝が変更されてないなら、5年で終わる予定だったワンピースの序盤も序盤に、ポーネグリフや空白の100年について一言くらい言及があってもいいはずだ。まさか世界に散らばるポーネグリフが東の海だけ存在しないなんて事はないだろう。
5年で終わる予定だったワンピースだが、途中で七武海の構想を取り入れ、彼らのせいで物語が長引いたと作者は語っている。
つまり、七武海の構想が出た時点で初期構想から若干ズレた構想に移り変わっていると言える。そのタイミングは案外早いのだが、そこから更に最悪の世代の登場に、ルナーリア族やバッカニア族などのとってつけた様な種族も作られているので、恐らく2度ないし3度の構想変更があったのではないかと筆者は推察している。
1度目は七武海によって、2度目は最悪の世代によって、3度目は太陽の神ニカによって、ワンピースのオチは大幅に変更されているのではないかと考えている。
もし本当に全てが計算されていたなら、コレら全ては東の海で仄めかされていいはずだ。何故ならあの時期はまだワンピースも打ち切りの可能性があったわけであり、チンタラ伏線回収なんてできる余裕があるはずない。つまり、あの時点で明示されてないものは後付けの可能性が高いのだ。
⑥ 使い回しが多い
ワンピースはキャラの使い回しが非常に多い。考察好きは、レイリーが既にバギーの過去回想で出ていたというが、あんなのは後々に「シャンクスとバギーを同じ船に乗せとこ!」から「シャンクスもバギーも同じ船に乗ってたけど、海賊の王船に乗せてたら面白いな」と変更し、「海賊王の右腕をそろそろ出したいな、あ!あの時に描いたキャラがいたな!アレを使おう!」と使い回しただけである。
こういうキャラの使い回しが非常に多い。もし、本当に伏線なら北極南極と言い合いしている時に「レイリーさん!」とか一言でもあれば伏線となりうるだろう。あるいは「冥王さん」とか「閻魔さん」とかね。
そういったものが一切なく、後から情報を付け足す事で伏線かの様に見せるのが、尾田先生は非常に上手い。
そして尾田先生は考察勢を認知しているので、その使い回しをドンドンしている。最近だとフランキーの父親がクイーンっぽい事がほぼ確定しているが、あんなのも海賊に捨てられたフランキーという情報だけ先に出ているので、後から適当な海賊をフランキーと共通点を持たせれば父親の完成である。
こういった使い回しが非常に多い作品である。
⑦ 尾田栄一郎、他界説
以前にブログの記事でも書いたと思うが、前述の日本語の下手さ、質問に対するあやふやな解答などから筆者は尾田先生は既に他界しており、AIが文章を使っているのではないかと思っている。先程のベガパンクのセリフなどモロにAIが作ったかの様な文章だろう。ああいうものが近年、非常に多くなっているのだ。
加えて解答をはぐらかして、作中でも伏線じみた単語が狙ったかの様に頻出し、それらが未補完のまま、あやふやなストーリーだけが一人歩きしている。
明らかに新世界以前のワンピースと違う。以前から日本語が下手くそな作者だと思っていたが、新世界以降、特にワノ国以降は読んでられないほどに酷い。
加えて伏線回収に気を取られ、考察勢を意識しているせいで、エルバフ編への導入は目を当てられない酷さだった。
とても同じ作者が描いてるとは思えない凋落ぶりである。
話が面白くないとかそういう事ではなく、物語を構成する文章や時系列、設定などが崩壊しつつある。こんなことは以前までのワンピースでは考えられないことだ。
確かに以前から日本語が変な作者だとは思っていたが、それでも普通に読む分には受け流せるレベルのものだった。だが、エッグヘッドからは本当にひどい。筆者は神話やディズニーではなく、セリフやナレーション、描写の文脈から考察をするスタイルなので尚更違和感に感じるのだろう。同じ日本人が書いたとは思えない文章が増え続けている。筆者は大まじめに作者が他界したか、AIを使って文章を作成していると思っている。
⑧ 設定や時系列の矛盾と崩壊
時系列の乱れ(ベガパンクのスピーチや黒ひげの女ヶ島襲撃、ドリブロの救援など)や常識的に無理のある描写(世界会議での二度にわたる革命軍の襲撃)が非常に多い。これもワノ国あたりから酷いことになっている。筆者は以前にワノ国からエッグヘッドまでの時系列を整理した記事をだした。その際にも本来知り得ない情報を所持しているキャラがいたり、目測で同じ距離と思われる場所を片方は2日、片方は半日で到達していたり、地震が起きる前に収録した映像の中に「先日起きた地震が」などと語られていたり、世界会議4日目に革命軍が襲撃したのに、一度マリージョアに潜伏しもう一度襲撃を行なったり、世界会議後に「現在から数週間前アマゾンリリーにて」と、到底無理のある日程で事件過去回想が挟まれたりしている。
分かりづらい文章で申し訳ないが、常識的に考えても、ワンピースの世界観的に考えても、あり得ない時系列が多くなっているのだ。グランドラインでは次の島にたどり着くのは難しいという設定があるが、新世界ではあり得ないほど早くたどり着いている。もしかすると説明がないだけで特殊な海流を使ってるのかもしれないが、ご都合的に敵や味方が現れる。元々、時系列的にあり得ない日程で物語が進んでいる作品ではあるのだが、最近は特にご都合主義が目立つ。
世界会議4日目でのコブラ王暗殺がモルガンズにも出席者にもバレずに7日目までバレなかったり、革命軍が二度にわたり襲撃したり、どう考えても黒ひげの「世界会議4日目にして革命軍と大将がぶつかったそうだ」という発言を忘れてしまってサボやコブラの話を出してしまったとしか思えない。
このように過去の発言や描写と食い違う描写が増え続けている。
加えてキャラクター性も崩壊しつつある。その象徴がルフィだろう。ベガパンクがやられても怒るどころかニカのテンションで面白おかしくなってしまっている。ギア5だからしょうがないというのはあるにしても、さすがに以前までのルフィとの温度差は埋まらないだろう。というか読者はこんなルフィを見たいと思うのだろうか?
⑨ ニカ不要説
そもそもニカは必要なのだろうか?あのニカの戦闘を見て「あっひゃっひゃ!ニカルフィ面白い」という人がどれだけいるのだろうか?
筆者は全く面白くなかった。いや面白い以前に困惑してしまった。困惑の方が優ってしまい、面白いと自己暗示をかけないと面白いと思えなかった。面白いと言っている考察者も筆者より年上のオジさん信者が多かった。これはニカの初見でも思ったことだ。「うわぁ、おじさんしかウケなさそう。おじさんのギャグやん」という感想を持ってしまった。
そう、とにかくカートゥーンなのだ。急にワンピースがカートゥーンになってしまったのだ。しかもベガパンクがやられた時もそうだが、戦闘中に起こるシリアスな展開に致命的に合わない。しかも面白いと思える人はおじさんが多く、若い人は正直面白さよりも困惑の方が優ってしまうだろう。
⑩ 展開が複雑すぎる
麦わらの一味が10人いるのに、その取り巻き達の戦闘も増えているせいで頻繁に場面が変わるし、1ページの背景やセリフの量も多すぎて目が痛くなる。情報量は多いのに物語はたいして進んでないし、頻繁に場面転換するので誰の戦闘がどこまで終わったのかなどまるで分らない。
ライトな読者で全ての現状を把握しながら読んでいる人はいないんじゃないかと思うほどに複雑化している。こでは読者は付いてこれないだろう。
加えて展開もワンパターンである。一味がはぐれてそれぞれ何人かと合流し、その小グループで戦いが進んでいくのだ。これは一味の数や冒険ものということで仕方ないのかもしれないが、このワンパターンが物語を複雑にしている。
現状を把握しようにも。背景がごちゃごちゃしているせいで読みづらく、セリフも多いため疲れてくるし、その日本語も文脈が乱れているため分かりづらい。
これで理解しろというのは無理があるだろう。
⑪ まとめ
まとめると、日本語としておかしい文章が増え、時系列の矛盾や世界観設定の崩壊が起きており、辻褄が合わなくなることを恐れてあやふやな言い回しばかりしてしまい、色んなキャラや設定と整合性を取るために意味深な単語が不必要なほど登場するせいで、本来回収すべき伏線や設定や描写がSBSで済まされるようになっている。
これで読者が面白いと思えるとは思えない。正直、今までの貯金と異常はなほどの執着を燃やすワンピース考察勢によって、まだ凋落していないがいずれ辻褄合わせできない綻びが出てくるだろう。
今、ワンピースを面白いと思って読んでいる読者は少ないのではないだろうか?
内容が複雑で、絵が乱雑で、日本語はおかしいし、時系列や設定にも無視できない矛盾や綻びが生じており、意味深な単語がたくさん出るのでそれも覚えないといけないし、物語の核心に触れる部分はあやふやな回答ではぐらかされるし、面白いと思える要素が減りつつある。
もはやワンピースは空白の100年やひと繋ぎの大秘宝がなんなのか知りたいがために読んでいる読者が多いと思う。純粋にワンピースのバトルで興奮したり、新しいキャラや島にワクワクすることも減ってきてしまった。よくわからないままに話が進み、よくわからないままにバトルが進み、よくわからないままに悲しき過去が描かれ、よくわからないままに新たな謎が登場し、よくわからないままに宴をしている。
そんな漫画になってしまった。
筆者は以前から呪術廻戦や推しの子のヘイトに対する動画を上げており、そこでは「自分の気にいる展開でないと、過剰に作品や作者を糾弾しているのがヘイトの正体である。作品が論理的な理由により凋落したというより、自分の好きなキャラの死や自分の嫌いな展開になったから作品を叩く、というのがヘイトの本質だ」と何度か伝えている。
これに関しては今だに間違いないと思っているし、普通の人が作品ヘイトの意見を見たら上記の様に受け取るだろう。少なくともそうとしか受け取りようがないレベルの拙い語彙で構成されているヘイトが99%である。
しかし、ワンピースは違う。これは明確に理由がある。それは上記の様な日本語の崩壊と、物語の展開の矛盾や強引な導入、意味深な単語のオンパレードと、既存キャラの性格では考えられない言動が看過できないほど増えている。
作風が変わったとか、面白くない話が多いとか、そういったことではない。物語を構成する文章やセリフ、設定などに読み進めるうえで看過できない齟齬や矛盾が生じており、もはや読むに耐えないレベルに落ちつつあるのだ。
話自体は多少強引なところはあるものの面白いものであると思う。エッグヘッドのベガパンクのスピーチや五老星の襲来など、見せ場も多く興奮する話も多かった。今のエルバフも樹の上に国があるなどワクワクする後世に仕上がっている。(まぁ、それも今までの伏線やキャラの貯金、大量にいるキャラの集団戦争の勢い故の面白さではあるが)
話自体は依然として面白い。深堀るだけの世界観は広大に残されているし、回収すべき伏線も大量に残っているし、倒すべき敵キャラもまだまだ健在だ。しかし、それを構成する文章やキャラ設定、時間軸の矛盾などが増えすぎてしまい物語として成立しなくなるつつあるのだ。
筆者はワノ国で五老星とCP0の通信にジャックしたものが、イム様の側近か少なくとも世界政府上層部にいるスパイだと考察している。それは、イム様か五老星の側近にいなければ鎖国国家のワノ国で百獣海賊団と麦わらの一味の戦争が起きているなんて嗅ぎつけようがないからだ。だが、あれもただ作者がその辺の矛盾をあまり考えずに描いた可能性が高まってきた。
一体ワンピースはどうしたのだろうか?
せめて日本語と時系列や設定の矛盾がなければまだ読めて考察もできるのだが、現状ワンピースはその状態にない。そのクオリティにいないのだ。これでは考察のしようがない。文章に矛盾がないからこそ、描写的に矛盾があればそれが伏線だと捉えられるのだが、文章が成立していないため作者のミスと考えるしかなくなってくるのだ。
せめて日本語と時系列や設定の矛盾は直してほしい。