水槽を11個立ち上げて管理してきた結果、小型水槽ノーフィルターが一番楽な事に気づいた
外部式フィルターや底面フィルター、外掛け式フィルターなど色んなフィルターを使い、飼育水を使わずに0から11個の水槽を立ち上げてきた
水草もエキノドルスやロタラ、ミリオフィラムなどの成長の早いものからアヌビアスなどの遅いものまでやってきたが一番管理が楽なのは小型水槽であると気づいた
アクアリウムの面倒くさい要素
- フィルターのメンテナンス
- 水草のトリミングと苔対策
- 水換え
およそこの三要素だろう
①フィルターのメンテナンス
大体、ストレーナー周りが先に目詰まりする
ミナミヌマエビを飼っているとストレーナースポンジを付けなければならないが、そこが先に目詰まりする
しかし、レイアウトの関係次第ではスポンジを取り外すのが大変だったりするせいでメンテナンスが非常に面倒になる
その次にメンテナンスが必要になるのはインペラー周りだろう
結局のところ、外部式フィルターだろうが外掛け式フィルターだろうが何らかの形でメンテナンスが必要になる
しかし、それがレイアウトの関係で難しいのだ
②水草のトリミングと苔対策
これも非常に面倒だ
特に成長の早い有茎草を植栽していると尚更である
トリミングしなければ下に光が届かず、成長の早い水草たちが我先にと光を取り合う
水面から飛び出し、ミリオフィラムなど葉がプラスチックになる
レイアウトが崩れるだけでなく、最終的に水草自体が枯れてしまう
苔も対策が煩わしい
ちゃんと立ち上がれば生えなくなるのに、立ち上げ初期には必ず生える
黒髭苔など、排水溝の髪の毛と見紛うほどに繁茂する
放置すれば水草は枯れるし、対策しても水草を含めた水槽が完成するまでは無限に湧き続ける
③水換え
小型水槽ならいざ知らず、60センチ以上になると水換え自体が重労働になる
所要時間はせいぜい5分から10分程度だが10リットルのバケツを2回ほど水換えするとなると重労働だ
戸建てなら簡単かもしれないが賃貸だと尚更大変だろう
結論
結局、小型水槽に大磯砂を敷き、ノーフィルターで陰性水草に行き着くのだ
どれだけメンテナンス頻度を下げる工夫をしても、飼育している生体によってはストレーナースポンジなどを付けざるを得なくなり、結果スポンジの目詰まりやインペラーの掃除などが必要となる
水草も美しさを追及して有茎草ばかり植えるとトリミングに追われてしまう
苔も有茎草を植栽し、固形肥料やソイルを使うとすぐに繁茂する
水換えも「水量の多い水槽の方が管理が楽ですよ」「安定しますよ」と言われて60センチ水槽を買うと重労働になる
要は大型、小型を問わずアクアリウムで、水換え、トリミング、フィルターメンテナンスから逃げられないのだ
だからこそ小型水槽ノーフィルターをお勧めしたい
大型水槽でどれだけ優れたフィルターを導入しようが水換えは必要なのだ
従って水量の少ない小型水槽の方が水換えの負担が少ない
15センチキューブや20センチキューブくらいなら適当なプリンカップ3杯分で水換えが終わる
そしてフィルターを使っていても水換えが必要なら、そもそもフィルター自体の意味が薄れる
どうせ水換えが必要なら、フィルター自体の値段、フィルターのメンテナンスなどの手間と費用を考えたらむしろ導入しない方が得である
更に水草も肥料を必要としない陰性水草にすれば苔対策も低下するし、トリミングもほぼしなくていい
底床も大磯砂なら永遠に使用できる
結局、
- フィルターの有無に関わらず水換えは必要
- 水槽が大きくなるほど水換えが重労働になる
- フィルターを導入するとフィルターのメンテナンスも必要となる
- 美しい有茎草ほどトリミングが必要となる
- 大磯砂は永遠に使える
コレらから行き着く結論は、
- 小型水槽で
- 底床は大磯砂で
- 水草はアヌビアスと僅かな有茎草かポタモゲドンで
- フィルターを使用せず
- プリンカップ3杯ほどの水換えで済ませる
のが最も楽な水槽管理と言える
その水換えすら水槽が立ち上がれば必要なくなる
ちなみに完全に水換えゼロにするのは60センチ水槽より、15センチキューブや20センチキューブなどの小型水槽の方が簡単である
最初の2ヶ月ほどはほぼ毎日に近い頻度でプリンカップ3杯ほどの水換えが必要だが、それをやり続ければ後は週に一度、二週に一度と水換えの頻度を落とし、3ヶ月頃から一切の水換えをやめる
例え中の生体が死のうが関係なく水換えを辞める、水換えを辞めると死ぬ生体が出てくる時期が発生するが無視していけば最終的に水換えが不要になる水槽が完成する
少々、荒っぽいがコレが簡単かつ長期維持できる水槽となる
ちなみにこの水槽をする場合は、メダカ、ミナミヌマエビ、貝類、大磯砂、アヌビアス、ミクロソリウム、ポタモゲドンか有茎草を少々
これを揃えておくことを薦める
陰性水草だけだと水槽内のアンモニアや窒素、亜硝酸や硝酸を吸収しきれない
その為、成長の早い有茎草かエビモなどのポタモゲドン系、エキノドルスやバリスネリアなどのロゼット系を1種類、1株ほど植えておく
そうする事で水換えの頻度を減らしていける
陰性水草+アマゾンフロッグピッドなどの浮き草でも代替可能だろう
成長の早い有茎草を入れるなと言ったが、全くないと水槽内の硝酸やアンモニアなどが減らないので1株ほどは必要である
最終的には有茎草やポタモゲドンも繁茂していくのでトリミングが必要になるが、肥料を添加していない分、水槽が立ち上がる3ヶ月〜半年後には成長も鈍化していく
何なら殆ど枯れていく
そうして残った僅かな有茎草は大変強靭であり、彼らが水槽内の養分を吸収して環境を整えていく
そうしていけば水換えのいらない水槽ができる
筆者の20センチキューブ水槽は、室内でメダカを飼っているのだが、かれこれ一年は水換えをしていない
当然ノーフィルターだ
生体はメダカ6匹、ミナミヌマエビ数匹、イシマキガイ匹、ヒラマキカイ100匹ほど
底床は大磯砂で、水草はブセファランドラ、アヌビアス、ミクロソリウム、ロタラインディカである
ヒラマキカイは駆除するのが面倒になり放置した結果とんでもない数にまで増殖してしまった
恐らく親メダカとプラナリアとヒラマキカイによって針子は絶滅していると考えられる
正直、見栄えは良くないが一切のメンテナンスが不要な小型水槽は管理が楽だ

