spriteの考察日誌 ONE PIECE考察

ONE PIECE / 格闘技 / ポケモンの考察ブログ

236話

 

呪術廻戦の最新話の内容です

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① 適応

摩虎羅の適応は、適応しても完結することなく、更なる適応を続ける。

この力により、宿儺にもできる無下限バリアの突破法を摩虎羅が見せるまで宿儺は待っていた事が明らかになった。

 

筆者は以前の記事で、宿儺の斬撃は術式や呪力などを対象として、切断出来るのではないか?だから五条の不可侵も破れるのではないか?と考察したが、実際は筆者の想像の上をいくものだった。

 

まさか、空間や世界ごと存在を分断する斬撃とは…

術式対象の拡張という方向性こそ合っていたものの、その拡張性が筆者の乏しい想像力では辿り着けなかった。

まさに天晴れである。

 

 

ここで気になるのは、摩虎羅の適応は不可侵を破るために摩虎羅が自身の呪力を変質させていたという点である。

五条の腕を切断した後に、摩虎羅は斬撃ではなく打撃で五条にダメージを与え、宿儺も影から登場し、そして顎吐は順転青で潰されてしまった。

 

この事から

  1. 世界を斬る斬撃は、摩虎羅と言えどホイホイ出せるものではない
  2. 呪力の変質と斬撃2つの適応を併用できている

 

と言う事がわかる。

つまり、摩虎羅の適応が呪力の変質から世界を斬る斬撃に変化したわけではなく、依然として呪力は不可侵を中和無効化するように変質しているし、それに加えて世界を斬る斬撃まで手に入れたという事だ。

 

摩虎羅の呪力は青と止める力の呪力に対応するように変質しているなら、紫のダメージも破壊される程ではないのではないか?

何故なら五条自身も、無制限紫を喰らった時に、自身の呪力だからダメージは大きく無かったと語っている。

 

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(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)

 

つまり、無下限呪術を構成する呪力に近しい成分の呪力であるならばダメージは抑えられると言う事だ。

実際、摩虎羅の法陣が消滅する際、摩虎羅自身は描かれてない。

つまり、法陣の消滅前に解除されたか、影の中に隠れているかしている可能性もある。

 

そして上記の呪力の伏線からまだ摩虎羅が生きている可能性は十分あるだろう。

 

問題は宿儺にそれを使役できるだけの呪力があるかどうかだが。

 

 

② 天使と髙羽

ここから宿儺が負けるところは想像つきにくい。

だが、高専側にも宿儺にメタを張れる人物がいる。天使と髙羽だろう。

 

正直、

  • 不死身の秤は瞬殺。
  • 頭が弱い真希は相手にならない
  • 乙骨も呪言無効、ドルゥブの式神は切断、鳥鷺の術式は世界斬、と手札が全て攻略される

 

などなど、高専の主力はほぼ宿儺の相手にならない。それほど手札の相性が悪い。

 

しかし、天使と髙羽は違う。

もし、乙骨が天使の術式をコピーしてるなら勝ち目はあるだろう。

そしてここまで登場してない髙羽。

彼がここまで出てきてないのは術式がバランスブレイカーだからだ。

無いとは思うが、髙羽が全部ギャグにするとかいうオチするあり得る。

 

宿儺を倒せるかどうかはともかく、髙羽の術式による漫才オチか、天使をコピーした乙骨に苦戦して虎杖にトドメを刺される。

最後の一本を虎杖が取り込んで自殺エンド、なんてこともあるかもしれない。

 

 

 

 

 

1093話

 

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武装

黄猿を実体として捉えられていない。

ピカピカの応用性は思ったより高く、光分身を使っていたようだ。

ルフィの攻撃は文字通りあたりさえすれば倒せるだろうが、飄々とルフィをいなして目標であるベガパンクの抹殺をしている黄猿はやはり実力者である。

 

とは言え、前回考察したようにカイドウやマムを止めれる程とは思えない。

もちろんまだ全力を出してないのもあるが、前回のルッチの全滅発言は自信過剰から来るものだったのかもしれない。

 

②ボニーの実年齢

あれだけベガパンクが幼いあの子と言うくらいなので、実年齢はかなり幼いのかもしれない。

断水数の中から出てきたのがやはり実年齢の姿なのだろう。海水に入ることで能力が解除され、本来の年齢の姿になっていた。

そうなると、エッグヘッドにいた時間と年齢が合わなくなるので、ボニーの悪魔の実は食べた瞬間に歳を取らなくなると考えるしかあるまい。

 

だから、実年齢は24歳でも、体自体は6歳とかそのくらいの年齢サイズなのだ。

それを、ボニーは能力で誤魔化しているのだろう。

中身は20代見た目は10歳以下、しかし、見た目は能力で好きなように変えれる。

これがボニーの秘密だ。

 

③ゾロvsルッチ

ゾロと張り合うとは中々やるが、どちらも本気の本気ではないだろう。

隙があればゾロなら両断するはずだ。

 

ルッチの覚醒フォルムは時間制限などないのだろうか?

ルフィのニカだけが例外と見てもいいが、ルッチもかなりのスピードを出してるようだし、疲れたりしても良さそうだが。

 

 

④サテライトの拡声器機能

パシフェスタへの命令が電電虫無効なら直接下すしかないわけだが、これだけ広いエッグヘッドで叫んだとしても、全パシフェスタに命令が届くとは思えない。

従ってサテライトには拡声器の機能があるのだろう。作中で声が拡散している描写はないが、そうでもしない限り自身の周り、声が直接届く範囲のパシフェスタしか命令を下さないので、何らかの拡声器機能はあるだろう。

 

問題はサターン聖がどうやって命令を塗り替えるかだ。

サテライトの意識がある以上、パシフェスタの命令を塗り替えるには、命令したアトラスの意識を断ち、直接命令を下すしかない。

従ってサターン聖も戦場に登場するだろう。

 

サボ達にあれだけ深手を負わせる事ができるなら、アトラス一体処理する事など容易いだろう。サターン聖の戦闘が早くも見れるかもしれない。

 

しかし、アトラスはどうやって命令を塗り替えたのだろうか?

上の者の命令を下す時でも、命令を下した下の者の意識を絶たなければならなくなかったか?

同列の者が塗り替える時なら命令した者の意識を断つ必要があり、上の者が塗り替える時はその必要はないのかもしれない。

 

 

 

 

太陽の神ニカ=人の子供

 

 

 

 

太陽の神ニカとはなんなのか?

筆者は子供だと思っている。

 

①太陽の神ニカ

ニカの特徴として

  1. 白い
  2. ゴムの体を持つ
  3. 腕力が凄い
  4. 周りのものをギャグ漫画化させる
  5. 思いつく事は何でもできる
  6. 無邪気
  7. 人々を笑顔にする

 

これらが主なニカの特徴だろう。

白い事やゴムの力、腕力あたりは、神話上の神の要素が入っているのかもしれないが、他のものは別の要素から成り立っていると思っている。

それが子供だ。

 

②子供

子供は、

  1. 自由
  2. 無邪気
  3. 笑顔にする
  4. 何でもできる

 

という特徴をもつ。

つまり、ニカと共通点が多い。

これは子供持つ人にしか分からないかもしれないが、ニカのやってる事、ニカルフィの口調やテンション、ニカを見た者の反応、全てが子供、子供を見ている者の反応と一緒なのだ。

 

無論、筆者の価値観、主観でしかないが、子供とは無限の可能性があり、大人が思いつかないような行動する。そして純粋な心で世界を見ている。その子供の行動を見れば見るほど、ニカにしか思えない。

ニカの行動を見れば見るほど子供にしか思えない。

 

筆者の中でニカのモデルは様々な神話上の神が含まれているのだろうが、最も明確かつ比重が多いモデルは子供だと思う。

ゴムの体や腕力も重要だろうが、それはストーリーの進行において必要なものであり、作者がニカを通じて何を描きたいのか?その部分は子供的なニカで表現しようとしているに思えるのだ。

 

③ニカ=英雄

奴隷を解放したという事から、子供の天真爛漫さ以外にもヒーロー的な側面があるのは間違いない。

 

作中で、神仏系としてセンゴクのヒトヒトの実モデル大仏がいる。

この事から神の実はヒトヒトの実であることが共通している。

そして大仏は仏つまり仏陀である。仏陀とはゴータマシッダールタ、つまり、実在した人間である。

つまり、あの世界では人間が神格化したものが何故か悪魔の実になっているのだ

 

つまり、ニカもONE PIECE世界に実在した人間が神格化したものなのではないだろうか?

 

現実世界でも三国志関羽が神格化し、商売繁盛の神となった。

このようにONE PIECE世界でもかつて奴隷を解放した英雄がいた

それが長い時の流れを経て神格化し奴隷達の子供に会いたいという想い一体化することで、子供の天真爛漫さと、奴隷解放の英雄としての一面を持った神として神格化し、悪魔の実となった。

筆者はこのように考察している。

 

つまり、太陽の神ニカとは

  1. 子供の要素がある
  2. 奴隷解放の英雄である

 

子供の要素があるのは、奴隷達が自分の子供を思い出す事でニカ=子供のような人格という発想ができあがった。

同時に、大昔に奴隷を解放したニカという名前の英雄が伝説として伝わっていた。

これらが組み合わさり、子供のような無邪気さと天真爛漫さを持ち、奴隷解放の英雄ニカのように自分達を解放してくれると信じたことで、悪魔の実が生まれたのだ。

 

逆を言うとあの世界では信じたものが悪魔の実として具現化してしまう。

ベガパンクの口ぶり的に人工的なものではないので、やはり人々の想いが悪魔の実という形で具現化するのだろう。

 

 

 

1092話

 

 

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① 用済みのボニー

確定ではないが、恐らくくまの改造が終わるまでの間、人質にされていたのだろう。

てっきり能力に秘密が関わっていたと思っていたが、むしろ人質として価値があったように思える。

 

② 早い成長

どちらで認識すればいいのだ?

  1. 単に生物として成長を早く感じたのか
  2. 能力の事を指しているのか

 

シャンクスも若者の成長速度を舐めるなと言っていたがどちらの意味でもオジさんである黄猿からすると眩しく、感慨深く感じるのだろう。

 

③古代エネルギー

まさか古代エネルギーがニカと関わりがあったとは。

筆者は全く関係ないと思っていたが、どうやら関係があるようだ。

問題は200年前にもニカの覚醒者がいた事になる点だろう。

 

しかし、ニカは数百年覚醒していなかった。五老星も800年前から今に至るまで未確認だった事から、200年前も覚醒者がいなかった認識は間違いではないだろう。

 

そうなると200年前の巨大ロボによるマリージョア襲撃はニカの覚醒とは無関係であり、そうなると

  1. 魚人差別に動きがあったから活動を再開した
  2. 700年前から動き続けていた

の2択だろう。

 

しかし、魚人差別などの政治的な動きで活動を始めるとは考えにくい

何故ならマリージョアでエネルギー不足で力尽きたからだ。

いくら魚人差別で動くようにプログラムされててもエネルギーがなければ動きようがない。そして現在までニカの覚醒者は存在しない。従って魚人差別がトリガーになりマリージョアを襲撃したとは考えにくいのだ。

 

むしろ空白の100年の頃からゆったり動き続けてマリージョアで力尽きた方が可能性が高い。これは以前も考察したことではあるが。

 

④ニカとエネルギー

今活動を再開したなら、エネルギー不足だったが、ニカが生み出したエネルギーで活動を再開した事に他ならないだろう。

 

つまり、ニカは存在しているだけで何らかのエネルギーを生み出しており、それによりマリージョアエネルギー不足になった巨大ロボが今目覚めたということだろう。

 

しかし、古代文明がニカのエネルギーに頼るだろうか?

私はこれには否定的だ。

何故ならニカの覚醒者はいつか死ぬ

死んだらもう古代エネルギーは使えない。再び覚醒者が現れるまで

つまり、恒常的なエネルギー源になり得ないのだ。

 

もしかすると、ニカの覚醒者が死亡した事によりエネルギー不足に陥り、その結果ニカの悪魔の実を巡って巨大な王国と20の国の連合軍による戦争が始まったのではないか?

 

そしてベガパンクが目指している世界中に散らばるエネルギーは、実現してないだけで古代文明古代エネルギーの発展系なのではないだろうか。

 

融合炉とはまさしく核融合であり、これを超えるエネルギーなんて現状存在しない。

例え古代エネルギーがこれを上回るとしても、それは完全に想像の産物であり、ONE PIECEでそんなものを持ち出すとはあまり考えられない。

 

何らかの形でニカがエネルギーを生み出しても、悪魔の実頼りのエネルギーではいつか終わりがくる。結果世界を巻き込む戦争が起きた。

 

それを終わらせた世界政府は2度とこんな戦争が起きないようにニカの名前を消し去り、消滅させられない悪魔の実を探しだし、封印しようとしていのではないだろうか?

 

⑤くまの行方

真っ先に思い浮かぶのはエッグヘッドだ。

カマバッカ王国がグランドライン前半であり、エッグヘッドは新世界。

カマバッカからエッグヘッドへ向かうにはレッドラインを越える必要がある。

だから一度レッドポートに向かい、ニキュニキュで乗り越えられなかったレッドラインをよじ登り、エッグヘッドへ飛んだのではないだろうか。

 

つまり、くまは最初からエッグヘッドを目指していたのではないだろうか?

 

 

次号は休載ではないので今後が楽しみである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黄猿は四皇より強い

 

 

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① ルフィvs黄猿

四皇カイドウをタイマンで倒したルフィが今更大将に負けるとは思えない。それほどカイドウの敵としての格と圧力は凄まじいものがあった。

 

筆者も含めてルフィが黄猿に負けるとは思ってない。敵としての格も圧力も遥かにカイドウの方が上であり、緑牛もカイドウが抑止力となっていたから海軍はワノ国を攻めれなかったと語っていた。

頂上戦争でもシャンクスの右腕であるベックマンに黄猿は動きを抑えられていた。

つまり、四皇>大将が成立している事になる。

本当にそうだろうか?

 

② ルッチの行動

大人しくしていたルッチが手のひらを返し、ルフィ達に牙を向いた。

 

黄猿とルッチ自身が揃う事で戦力がひっくり返ると言っている

ルッチ自身が自信家なので自己評価を過信しすぎているようにしか見えないが、彼はCP9からCP0でも恐らくトップクラスの実力者である。こと戦闘という一点においては信頼できる

 

つまり、ルッチの戦力を測る力が正確だと仮定するなら黄猿の実力がルフィより上と判断している事になる。

 

黄猿はカイドウやマムより強い

実はそう仮定して読むと伏線と思われる描写がある。それがこれだ。

 

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(引用:ONE PIECE/著者尾田栄一郎)

 

これはワノ国でビッグマムとカイドウが接触する情報が入った時のシーンだ。

モブカイドウとビッグマムが接写する模様

黄猿わっしが行こうかサカズキ?

赤犬待て、ワノ国には未知の兵力がある

 

この時はワノ国の侍の実力がとんでもなく高い事の匂わせであり、それはパンクハザードでブルックから語られた事でもある。

我々、読者も「おお!やっぱりブルックが言うようにワノ国の侍はめちゃくちゃ強いんや!」と思っただろう。確かにワノ国の侍は強かったが、海軍を跳ね除けられる程ではなかった。

 

そして緑牛の話から正確にはカイドウが抑止力として機能していた事が明らかになった。

つまり、ワノ国が鎖国国家として成立していたのは侍の強さもあるがカイドウの存在が大きかった事が分かる。

 

緑牛ですらカイドウとの戦闘を避けていたのに、黄猿は臆すことなく介入しようとしていた。しかもビッグマムとカイドウの2人の四皇を相手にしてもだ。

つまり、黄猿にはカイドウとマムを相手にしても何とかできるほどの実力があるのではないか?

だからワノ国で2人が接触する際にも介入を辞さなかったし、ルッチも黄猿の到着により麦わらの一味を全滅させられると言ったのではないだろうか?

 

むしろ、そうでなければルッチはあまりにも自分が見えてない。

麦わらの一味を全滅させられると言う事は百獣海賊団を全滅させられる事に他ならないからだ。

 

④ 三大均衡

今まで海軍がワノ国に介入できなかったのは、

  1. 侍の力
  2. ワノ国の地形
  3. カイドウの存在
  4. 四皇としての戦力規模

 

これはビッグマムも同じ事が言えるだろう。

要は個人としての実力は四皇をも倒しうる実力が大将にはあるものの、四皇の海賊団としての規模や縄張りの地形などの問題から滅ぼすとなると多大な犠牲が出るから、四皇を滅ぼすのではなく均衡を保つ方に舵を切った方が被害が少なくなるからであろう。

 

お互い多大な犠牲を出しつつ自身も敗れるかもしれない。とは言え負ける気はさらさらない。だから盗聴など意に介さず自由気ままに海賊をしているのだろう。

 

⑤ まとめ

話はそれだがまとめると

  1. カイドウとマムの接触に介入しようとした黄猿
  2. 黄猿の到着により麦わらの一味を全滅させられると判断したルッチ

 

ルッチ自身の実力は置いといて、黄猿が到着した事で全滅させられると思う何かが黄猿にはあるはず。

このエッグヘッドでこれだけの戦力を集中させているのだから率いる大将も出し惜しみはしないだろう。大将の中でもそれだけの実力者を選んでいるはずだ。

 

これらのことから、実は黄猿は四皇すらタイマンで倒しうる実力者であり、こと戦闘という一点において海軍大将随一なのではないか?そんな仮説が浮かび上がってくるわけだ。

 

 

 

 

 

 

宿儺は過去2度死んでいる

 

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① 羂索はなぜ知っているのか

少年院編で虎杖が死亡し、復活するまでの間が描かれたこのシーン。

 

漏瑚「死んだのだろう。虎杖とかいうガキは」

羂索「さぁ、どうかな」

意味深なこのやり取りを考察していく。

 

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(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)

 

 

②宿儺は過去に殺された事がある

このやり取り。

大前提として、宿儺が死後数時間経っても反転術式で復活できる事を知っているからこそ出るセリフだ。

そうでなければ、死んだのに死んでないかもよ?と自信満々、それどころか死んでない事を前提に話を進めている事に説明がつかない。

 

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(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)

 

この事から、宿儺は過去にも死んだ事があり、数時間後、勝利した者達が祝勝してる所に復活した宿儺が急襲した

このような出来事があったのではないか?

 

上記のような事があったのかは分からないが、死んだ後に復活した事があったから、羂索も「宿儺(虎杖)は死んだのだろう?」という問いかけに、「さぁ、どうかな」と返したはずだ。

そうじゃなければむしろ説明つかない。

 

ハニトラを仕掛ける宿儺ならやりかねない。

死んだふりをするくらい躊躇なくやるだろう。

同時に宿儺を倒せる人間としたら、呪いに対する絶大な攻撃力を誇る天使だろう。

天使はヤコブの梯子により一度宿儺を殺す事に成功するものの、数時間後に復活。

不意を突かれた天使はそのまま惨殺され、死の間際に羂索に呪物にしてもらった。

このような経緯があったのかもしれない。

 

③ 人外魔境新宿決戦

では最強対決はどうなるのか?

恐らく宿儺の勝利だろう。

五条敗北のフラグが立ちまくっている以上

勝つ事はありえない。しかし、五条が死ぬかと言うとそれは考えにくくなった

なぜならこのセリフ。

五条さんは、自分が秤や乙骨レベルに弱ったら介入していい

要は状況次第では高専の介入も十分考えられるわけだ。しかし、五条が弱る=五条の敗北と等しいので、介入する意味は宿儺を殺す事ももちろんあるが、それより五条救出のために介入する形になるだろう。

 

つまり、タイマンには負けてしまうもののトドメを刺される直前に乙骨が登場し五条を救出するのではないか?

それをするためにこのセリフを差し込んだと言っていい。

 

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(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)

 

④ 天使の実力

相当なものだろう。術式が。

術式を消滅させるのだから五条の無限すら攻略可能。

しかし、そんな天使ですら殺せなかったのが宿儺である。

天使の術式を正攻法で切り抜けるにしても使えるのは、

  1. 領域による術式の中和
  2. 反転術式による術式の中和
  3. 展延による術式の中和

 

この程度だろう。

仮に中和したとしても、術式を消滅させると言う事は、脳に何らかの作用を引き起こす事に他ならない。

つまり、無為転変と似た系統の術式である可能性がある。

もし、脳に直接作用するなら死滅回遊のペナルティとして術式の剥奪によるプレイヤーの死と、本質的には同じ事をしていると考えられるだろう。

中和しきれなかった分だけ、脳にダメージを負う可能性がある。

 

そして乙骨のコピーにより、実質天使2人分状態になりかねない今は千年前よりかなり厳しい戦いなのではないだろうか?

整羂索の介入もリアリティを帯びてくる。

 

そして羂索自身もかなりの反転術式の使い手である。従って宿儺のように死後復活できる可能性もあるだろう。千年の間にそんな技術を確立していてもおかしくない。

 

かつてこの天使を含む千年前の術師を返り討ちした宿儺。

死後復活する以外にも何か秘密がありそうだ。

 

 

 

 

宿儺の最後の指

 

 

呪術廻戦の最新234話の内容となってます。

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① 宿儺の指

少年院編で宿儺は「断るお前の中の俺が終わろうと、切り分けた魂はまだ18もある」と語り、虎杖の要望を断り、一度死亡した。

その後、宿儺の超人的な反転術式の精度で復活したが、宿儺としてはあそこで死んでも問題なかった事がこのセリフから分かる

 

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(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)

 

 

そして現在、最後の一本は五条が持っている。

何が言いたいかと言うと、最強対決の決着後、高専側の介入と同時に羂索が最後の指を届けにくるのではないか?と言う事だ。

 

そもそもの話、最強対決で五条が宿儺の指を肌身離さず持っているとは考えにくい

何故なら

  1. 宿儺の斬撃により、指をしまってある巾着袋かポケットを切られ、盗まれる可能性がある
  2. もし、万が一自分が負けたら最後の指を奪われ、パワーアップさせてしまう

 

これらの理由から五条がこの最強対決に、いや宿儺と戦う可能性のある者に、宿儺の指を預ける事は考えにくいのだ。

 

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(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)

 

では、どこに保管しているのか?

五条家の宝物庫だろう。

羂索の襲来により、天元の結界が破られた事から、高専の忌庫にあった呪物は全て奪われていてもおかしくない。それに宿儺の指が保管されていたなら、真人に全て盗ませるはず。

従って高専忌庫にある可能性は低い。

 

つまり、

五条が所有し

最強対決に持ち込まず

宿儺と戦う可能性のある者にも預けないなら

五条家の宝物庫に保管されている可能性が極めて高いのだ。

決戦までの1ヶ月間、羂索が宿儺から離れられなかった事もこの説を後押しする。

 

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(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)

 

宿儺と五条が戦うまで、羂索は宿儺の指が五条家にある事を推察していても侵入したら殺されてしまうため、盗めなかったのだ。

だから今になって動きだしたと考えられる。

 

そして五条家は悟のワンマンチーム

歴戦の術師である羂索からすれば、五条悟のいない五条家など侵入壊滅は容易いだろう。

この最強対決の間、プレイヤー狩りと並行しながら五条家の宝物庫から宿儺の指を盗み出し、届けようとしてもおかしくはない。

 

そこで重要になるのが冒頭のシーンだ。

受肉体が死亡し、取り込まれた宿儺が完全に死んだとしても、指は18本あるから大丈夫と言っているわけだが、これは言い返すと、伏黒に受肉している宿儺を殺しても最後の一本がある限り復活できる事に他ならない。

 

もし、受肉体が死ぬ事で受肉していない他の指に宿る宿儺の魂を死ぬなら虎杖の自殺で済むはずだ。それをしていない時点で、宿儺をこの世から完全に消し去るためには宿儺の指を全て取り込ませて受肉体が死ななければならない。

そのために五条も全ての指を取り込ませてから殺せばいいと言っていたわけだ。

 

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(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)

 

 

つまり、最後の指を受肉していない現時点で宿儺を殺しても、いずれ復活する可能性がある、逆を言うと誰かに受肉させてもう一度殺さなければならない

伏黒に受肉した宿儺を殺して19本分の宿儺が消えて、伏黒も死んでいるなら受肉できるのは1人しかいない

 

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(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)

 

これまでの仮説が正しいなら羂索が呪霊に預けて渡すなり、裏梅に渡してもらうなりして宿儺がパワーアップ。

身体以外、完全体宿儺になり、領域は展開できず、摩虎羅も使えないが呪力消費は補った状態で、史上最強呪いの王と術師の総力戦が起こるだろう。

 

最強対決だけでなく、残る宿儺の指は必ず出てくるだろう。出てこなければ、再び呪いの王が復活するのだなら。

もし、登場しないならそれはそれで呪いが廻っていると言える。

筆者はこの因果を断ち切る戦いを指して

「呪術廻戦」と思っている。