spriteの考察日誌

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ポケモン考察 ⑤ ドンファン

現在、試運転しているパーティの先鋒であるドンファンついて見ていこう。

 

ドンファン

種族値

HP90、A120、B120、C60、D60、S50

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特性頑丈を持ち、物理に弱点がなく、高い物理耐久を持ち、強制交代技を覚えられて、鳴くこともできる物理受けをするために生まれたようなポケモンだ。

他にも地割れやカウンター、じたばたを覚えることができるため、耐久しながら地割れを連発したり、カウンターや堪える+じたばたで攻めたりと攻めに関しても弱くはない性能を持っている。攻撃種族値も120あるため素の火力も高いため、そのまま愚直に攻める構成でも悪くない。タイプ一致の地震は強烈だし、高い物理耐久からのカウンターも、半減タイプが少ない分強烈なダメージを狙えるだろう。

 

物理受けとして見ても、半減タイプは少ないが、高い物理耐久と鳴き声によってかなりの物理技を受ける事ができる。急所は無理なのでクロスチョップを撃たれたら耐えられることを祈ろう。とはいえ大体の物理技は急所に当たっても耐えられる程度の物理耐久はあるため運用はしやすいと思う。

特に特性が頑丈であるため相手の一撃技を恐れずに耐久する事ができるのが頑丈持ちの長所。相手の爪ドリルも恐れることなく鳴き声なり積み技なりを使う事ができる。

 

無効タイプとして電気を持つ。電気タイプはサブウェポンが貧弱なため、特殊耐久が低いドンファンでも無理矢理起点を作れる個体があるだろう。特にエレブーはクロスチョップや瓦割りを所持している個体がいるためハピナスでも受けにくい。タイプ一致で弱点をつかれなければ一撃で沈むことはないため死にながら後続へ繋げるための役割を全うするくらいの特殊耐久はある。

 

ここまでは他のポケモンでもできるが、冒頭でも書いてあるように、特性頑丈を持ち、物理に弱点がなく、高い物理耐久を持ち、強制交代技を覚えられて、鳴くこともできるポケモンは第3世代ではドンファンのみ。そもそも物理に弱点がなく特性頑丈持ちがエアームドドンファンくらいで鳴き声まで習得できるのはドンファンしかいない。逆にいちゃもん+守るで相手をケッキングにできるのはエアームドのみだ。

どちらの方がいいかは他のメンツにもよるだろうが、筆者は物理半減が少ないドンファンは、エアームドより基本的に劣っているが、ある一点でエアームドより優れていると考えている。それは特殊弱点だ。ドンファンの方がエアームドより特殊弱点が多いが、物理アタッカーのサブウェポンで同時に採用されるのが殆どないタイプというのが強みだ。カイリキーなどの物理アタッカーが大文字や雷パンチを覚えていることが多いのに対して、草タイプや水タイプのサブウェポンを所持している物理アタッカーは殆どいない。

これに対してエアームドは多くの物理アタッカーが持っている大文字や雷パンチを弱点としているため、物理受けをしたいのにサブウェポンが邪魔で物理受けができない物理アタッカーが相当数いるのだ。特に格闘技と両立している個体が非常に多いので特殊受けのハピナスにも交代しづらくプレイミスをしやすくなってしまう。

物理受けとしては基本的にエアームドの方が優れており、毒・地面無効かついちゃもん+守るで完璧に受け切る事も可能だが、サブウェポンとの兼ね合いや鳴き声の存在でドンファンも引けを取らない。

 

筆者は補助技のみで固めたドンファンを使用しているが非常に使い心地がいい。高火力のノーマル技もしっかり物理に振っていれば耐えられるし、一度鳴き声を入れてしまえば笑ってしまうくらい耐久できる。筆者が思うにドンファンは補助技で全て固めてアタッカーに繋げるためのサポーターとして使う事に最も向いていると思っている。