ネタバレ注意!
最新話の内容を含みます!!
非常にややこしいので、ここからはオリジナルステューシーをバッキン、クローンステューシーをステューシーとして呼称して進めていく。
① バッキンとステューシーの整理
ミス・バッキン
- 本名ミス・バッキンガム・ステューシー
- 年齢76歳
- ウィーブルの母親
- 自称白ひげの愛人
- MADSのメンバー
- 白ひげの遺産を狙っている
- ロックス海賊団所属
ステューシー
- CP0所属
- 歓楽街の女王
- ミス・バッキンのクローン
- MADS初の成功体クローン
- エッグヘッドに詳しい
② 争点
現在問題になっているのは
- 元ロックス海賊団の表記じゃない
- ベガパンクの味方なのか
- いつ作られたのか
- いつからCP0なのか
- ウィーブルとの関係性は?
- いつから歓楽街の女王なのか
- 他にもクローンがいるのか
- なぜルフェルドを殺したのか
- なぜクローン技術が平和につながるのか
順番に整理していこう
- 元ロックス海賊団の表記じゃない
- 味方なのか?
元がついていないのは、恐らく現在もロックスとして活動しているからだろう。当然、オリジナルであるバッキンも無関係ではあるまい。しかし、バッキンは白ひげの遺産を狙っており直接ベガパンクやロックス、ワンピースを狙っている描写はないので、ここではステューシーに的を絞ることにする。
ここで考察すべきは
- ロックス海賊団としてステューシーがベガパンクの味方をしているパターン。
- ロックスにとってベガパンクが必要だからCP0を妨害しベガパンクを拉致するパターン。
それぞれのパターンを比較してみる。
ロックス海賊団であるステューシーがベガパンクの味方であるパターン | ||||||
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① | ベガパンクとロックスが関わりがなければならない | |||||
② | なぜ、事前にベガパンクに伝えて逃がさなかったのか? | |||||
③ | どうやって電伝虫を使わずにルッチ達に気づかれずに会話したのか |
ロックスにとってベガパンクが必要だからCP0を妨害したパターン。 | ||||||
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① | ベガパンクとロックスの関わりがなくても成り立つ | |||||
② | 事前にベガパンクを逃がす必要がない | |||||
③ | 味方じゃないから電伝虫の通信をしなくても成り立つ | |||||
④ | フロンティアドームの解除は無関係だから「?」の反応も筋が通る | |||||
⑤ | ベガパンクの科学力が必要だからロックスのために拉致する | |||||
⑥ | ロックスが生存またはロックスの意志を継ぐ者か | |||||
ステューシーが継いでいる必要がある | ||||||
⑦ | ドームが閉じてセラフィムも来ればベガパンクが指揮権を取り返しに来る | |||||
と読めるからこのタイミングで反旗を翻した |
この事から、ステューシーがベガパンクの味方である場合は矛盾が多く、逆に味方ではない場合は矛盾が少ない。
そしてどちらにせよ、フロンティアドームを解除した人物とステューシーは別人であり、サテライトが裏切っていない限り
- 島内の味方
- フロンティアドームを解除した人物
- ステューシー
とCP0以外でベガパンクを目的に動いている人物は3人いる事になる。
恐らくステューシーはロックス海賊団としてベガパンクを狙っており、フロンティアドーム解除という好機にカクとルッチを裏切ったのではないだろうか。
しかし、物語の進行上、味方としか考えられないのが難点だ。味方である場合はベガパンク側が味方と認識しておらず、別に存在している島内の味方と結託している可能性の方が高い気がする。生みの親であるベガパンクの味方をする方がきれいに収まるのだが、説明しにくいことが多い。
ステューシーがベガパンクと直接やり取りをしていた島内の味方である可能性は低く独自の目的で動いている可能性が高い。その目的はベガパンクの拉致だろう。結果としてCP0の妨害をしているから味方になっているのだが。
3と4の、いつ作られて、いつからCP0なのか
これは非常に難しい問題である。
ステューシーがジェルマ型のクローンなら、MADS加入時のバッキンと同年齢として、恐らくMADSの解散はジェルマのレイジュが24歳で妊娠中や試行錯誤の年数を考えれば、解散したのは最低でも26年程前ではないだろうか。
と言う事はバッキンはあの時点で50歳という計算になる。美しすぎる(笑)
実際は扉絵の姿はMADS加入時なので、これよりも数十年前の話だろう。ロックス海賊団としての時間を考えると37年前から26年前の間に活動していたのがMADSではなかろうか。
1年で4歳年をとるジェルマ型の場合は、仮にステューシーが26年前に生まれた場合、100歳を越える事になるので、ジェルマ型ではないだろう。クローンではあるがちゃんと1年ずつ歳をとると考えられる。それなら現在はウィーブルとあまり変わらない年齢だと言える。
というかクローンではあるが、むしろ人工授精と同じ仕組みで生まれたのではないだろうか。
冒頭のベガパンクのセリフもクローンのような生まれ方ではなく、望まれて生まれたような、これからの人生は彼女本人が決めれるかのような、ちゃんと1人の人間として生を受けたという印象を与える言い回しである。
ステューシーがCP0に入隊できるパターンを考えていこう。
- 人工授精で生まれたクローンで幼少期に政府に潜入した。
- オリジナルのバッキンがCP0だった。
CPは幼少期から政府に鍛え上げられていることを考えると、1年で4歳年を取っていたらバレるし、かといって成人してからでは入隊は難しいだろう。
やはり、普通の人間と同じように成長するクローンであり、幼少期からロックスのスパイとして入隊したパターンが濃厚だろう。その後、CP0として歓楽街の女王として闇の世界にも顔が利くようになった。
この場合、ロックス海賊団であるバッキンと同じ容姿になってしまうのでそれを解決しなければならない。そうなるともはやバッキンが何らかの悪魔の実の能力者で見た目を偽っていた以外に考えられない。もし、悪魔の実を死なずに能力を変更できるならマネマネの前任者だったら面白いが。
そのためこの矛盾を解決するにはオリジナルのバッキンが最初からCP0の所属と考えるしかない。
この場合は
- CP0としてロックス海賊団に潜入していた
- CP0からロックス海賊団に寝返りロックスのスパイとしてCP0にそのまま所属した
大きく分ければこの2つではないだろうか。
最初からCP0としてロックス海賊団に潜入していたなら何故ロックス海賊団のままなのだろうか。そう考えるとこの可能性は低いだろう。
であるならば、途中でロックス海賊団に寝返った可能性の方が高いと思われる。その理由は例えばロックス海賊団の白ひげに一目ぼれしたとか。
意外と色恋沙汰の多いワンピースではあり得ない話ではない。実際ハンコックはルフィの手助けをしていたし、プリンも最終的にはサンジと手を組んだ。そしてあれだけ白ひげの愛人を自称するくらいなのでこのようなシンプルな理由の方が面白い。なにせ恋はいつでもハリケーンなのだから(笑)
5のウィーブルとの関係性だが、面白い考察がある。筆者のものではなくYouTubeで公開されている考察だが、ウィーブルが実は良い奴説というものである。
コヤッキーチャンネル「ワンピース」白ひげ海賊団の"現在"がヤバい!ウィーブルの正体!https://youtu.be/zh6l0yFQ9NU
この説の内容は、白ひげは家族を宝と言っており、その白ひげの遺産を狙うのがバッキンとウィーブル。このウィーブルはイケメンとして描かれると作者がコメントしている。このことから、バッキンとウィーブルは残党狩りを装うことで白ひげの遺産=白ひげの家族である元白ひげ海賊団を守っているのではないだろうか?このような内容になっている。
この考察は筆者の好きな考察でこのストーリーだったら感動するしこういうストーリーであって欲しいので、これを軸として筆者の妄想を進めていく。(笑)
筆者が思い描く妄想は以下のとおりである。
CP0として活動していたバッキンはある日ロックス海賊団の白ひげに一目ぼれしてしまう。白ひげの生い立ちが天上金を払えずに人権が奪われた国で育ったという話を聞いたバッキンは、政府を潰すロックスと、それに協力している白ひげのためにロックス海賊団のスパイとしてCP0の活動をしていくが、38年前に海賊団が壊滅。
白ひげとの間に子供ができなかったバッキンは、3年後にMADSに加入し、血統因子の研究をしていたベガパンクに協力することで、白ひげの血統因子からウィーブルを作る。ウィーブルの年齢が35歳なのはこのため。頭が悪かったり継ぎ接ぎだらけなのは、白ひげのパーツしか作れなかったためパーツを縫い合わせてつくった初期型だから。
しかし、倫理観の問題から白ひげの船には乗船させてもらえなかったが、CP0で子育てがマメにできないバッキンの代わりに乳母役を他たてるなどの援助を密かにしていた。その後に完成形であるステューシーが生まれ、小さいステューシーをCP0に入隊させ、自分はウィーブルと共に暮らしていた。
しかし、白ひげの死後に起きた落とし前戦争で白ひげの宝である白ひげ海賊団を守るため残党狩りの振りをして匿っている。
今ベガパンクの味方につながる行為をしているのも、生みの親であるベガパンクを守るため、あるいはバッキンの意志を継いでいるのでロックスの目的のためにベガパンクを拉致するためにステューシーは謀反を起こした。
以上が筆者の妄想である。だいぶ無理がある妄想である。(笑)
これは筆者の経歴と願望を基軸に妄想したものなのだ。
実は筆者は中々子供を授からず、不妊治療を行なっていた。「自然妊娠は99%無理だから体外受精の方向で検討しましょう」と医者に言われたが、費用が高く(60万円ほど)確実に子供が産まれてくれる訳ではないので半ば諦めていた。
しかし幸運な事に自然妊娠で子供を授かり、今では2児の父をしている。そのため白ひげとの間に子供ができなかったバッキンという設定は、半分筆者の実体験が入っているのだ。
それ故にもしそういう状況だったなら人造人間の開発に踏み出すバッキンの気持ちも痛いほど分かる。
この妄想では、
- 最初からCP0なので、ロックス海賊団なのにCP0に入隊している矛盾が解決する。
- なぜ政府を裏切ったのか説明できる。
- ロックス海賊団なのに白ひげとの関わりのも納得できる。
- ウィーブルの年齢や関係性も矛盾がない。
- 白ひげに子供がいない事に関してもストーリーを用意できる。
- ウィーブルのイケメンエピソードも出来上がっている。
- ベガパンクの味方になる行為をしているのも説明できる。
- 政府に年齢と見た目が合わないのが怪しまれる。
この妄想だと、最初からバッキンがCP0なので、今のステューシーと見た目が変わらないことで確実に政府に怪しまれてしまう。
そう考えるとバッキンはロックス海賊団として活動していた頃は、モルガンズのところに潜入していたCPのように顔だけ変える変装シートのようなものを張っていたのかもしれない。その後にMADSに加入し、政府の転覆を試みてステューシーを作りCP0として潜入させた。
つまり指名手配を防ぐため、科学力の長けたバッキンはスパイ映画のような変装シート常に張ってロックス海賊団に所属していた。
あるいは、ゴッドバレーで死んだとされているから、ステューシーもそっくりさんくらいにしか思われていないかもしれない。
ちょうどフランキーやサボが死人として扱われていたことで、政府に素性がバレていなかったように。そのスケールアップと考えれば可能性はあるか。
悪魔の実か科学力で変装していたか、社会的に死んでいたか。これ以外では整合性が取れないように思える。
まぁ、これは筆者の妄想の話なので、現実的に考えればMADSが買収されたタイミングでCP0にスカウトされたと考えていいだろう。
ルフェルドを殺したのも厳重な警備の闇金王を口封じのために暗殺する機会がなかっただけで、HCIで好機が訪れただけかもしれない。
クローンに関しても恐らく他にもいるだろう。
しかし、重要なのは明確に自分の意志をクローンに乗り移さなければ意味がないということだ。単にクローンを作っても全く自分自身じゃなければ自分という別人が生まれるだけである。なのでクローンの場合は手駒として作られなければならない。
つまり、今後ロックスやキャプテンジョンなどのクローンが登場した場合、クローンだけではなく本体も生きている可能性が高い。本体の指示の元クローンが活動しているというわけだ。
クローン技術が平和に繋がるという理由。
- 医療への応用性
- 平和をもたらす人物の手助けになる
この辺だろうか。
ベガパンクが政府の支配が平和と捉えて無限のエネルギーがあれば戦争が無くなると思っているなら、政府の目指す平和の事を指しているのかもしれない。
逆に政府の平和は真実の平和ではないと思うなら革命軍やルフィの為にクローン技術を使う気でいるのかもしれない。
どちらのパターンでも、ベガパンクの思う方向によってルフィの敵になるだろう。
これに関しては情報が少なすぎるしベガパンクの立場によって先行きが変わってくるのでもう少し様子を見るべきだ。
しかし、ベガパンク、バッキン、ステューシー、ロックスはどういう関係なのだろうか?
冒頭のベガパンクのナレーションを読む感じでは、自分の子供が生まれたかのような喜びようであるし、これから先、彼女の人生は彼女が決めれるかのような言い回しである。
世界に認められなくても私だけは彼女を愛している、そういった印象を筆者は受けるのだ。
そんな彼女をCP0にロックス海賊団の手先として送り込んだりするのだろうか?
謎は深まるばかりである。
引用:コヤッキーチャンネル 「ワンピース」白ひげ海賊団の"現在"がヤバい!ウィーブルの正体!
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