spriteの考察日誌 ONE PIECE考察

ONE PIECE / 呪術廻戦 / 格闘技 / ポケモンの考察ブログ

1072話

 

 

ネタバレ注意!

最新話の内容を含みます!

 

 

① 扉絵

全員悪そうな顔してる(笑)

シーザーが持っているのはSMILEの初期型のものだろうか?

殺戮兵器と言っているがミサイルなどはないので、シーザーとクイーンが得意な毒や疫病系なのだろう。

やはりどう考えても平和が目的ではない。ずっと前から言っているようにここで開発した殺戮兵器を闇で売買してルフェルドは儲けていたのだろう。

 

しかし、この頃から人工悪魔の実の研究をしていたとは恐れ入る。シーザーがSMILEらしきモノに指を刺しているのはその薬品をこれに使おうとかそういつ会話をしているシーンなのだろうか?いずれにせよ悪魔の実をつくるか果実を使った毒兵器だろう。

 

② クローン人間

MADS時代になんとクローン人間を完成させていた。衝撃である。血統因子の発見は言及されていたがその先の研究もMADSで行われていたとは。

 

そしてその第一号がステューシーだった。

しかもロックス海賊団のミス・バッキンガム・ステューシーと

とんでもない衝撃である。これはどういうことだろうか?整理して考えていこう。

 

  1. クローンステューシーはロックス海賊団のミスバッキンがオリジナルである
  2. ベガパンクは、このバッキンのクローンが世界にとっての平和に繋がると確信している
  3. ベガパンクは平和を最終目的にMADSで研究をしており、その第一歩としてクローンステューシーが生まれた
  4. 世界が認めないとはどういう事なのか?
  5. ベガパンクは平和を目的に研究しているが、同僚のシーザーやクイーン、ジャッジは殺戮兵器を作っている矛盾
  6. 扉絵の背中を見せていたステューシーはオリジンステューシー、つまりバッキンと考えられる
  7. ウィーブルのあの継ぎ接ぎの身体はオリジンステューシーであるバッキンが作った人造人間だから?
  8. バッキンがMADS所属だった場合、歓楽街の女王に君臨していたのはクローンステューシーではなくバッキンの方だったのか?
  9. ステューシーの羽はルナーリアでも空島のものでもない
  10. 噛み付いて眠らせるのは、オリジンステューシーであるバッキンの能力なのか、それとも種族的なものなのか
  11. モデルは吸血鬼か悪魔、ドラゴンっぽい
  12. ロックス海賊団の他のメンツもクローンがいる可能性がある
  13. 化学に秀でたバッキンだけクローンを作った可能性もある
  14. ベガパンクに造られたからクローンステューシーが味方の可能性がある
  15. ベガパンクとのやり取りが難しい状態であったクローンステューシーが味方なのはおかしい。その場合、島内の味方は別に存在している可能性がある

 

一気に情報量が増えた。頭がパンクしそうだ。

この中でもステューシーが能力者なのかウィーブルの継ぎ接ぎがなんなのか、など沢山の考察ポイントがあるが的を絞りたい。

 

  1. MADS内の目的の相違
  2. ベガパンクはクローンステューシーが平和に繋がるのを何故確信しているのか
  3. MADS解散後、バッキンとクローンステューシーは何をしていたのか?
  4. 島内の味方がクローンステューシーであるかどうか

 

ベガパンクがクローンの成功が平和の第一歩になると確信しているのに、同僚のクイーン達が殺戮兵器を作っているのはどういうことだろうか?

 

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単にクイーン達が好き勝手やってるだけなのかもしれないが、あまりに目的が正反対すぎて違和感を感じてしまう。

加えてクローンなど、独裁者が知れば悲劇が永劫続きかねないのに、これを平和に繋がると何故確信しているのだろうか。

単に医療の応用ということでいいような気もするが、少し穿った見方をすれば、世界の平和を本当に目指す人間のために無尽蔵の軍隊を作れるというのも十分理由になりえる。

 

ここまでくると自身のクローンは生み出さないのかという疑問もわくがその理由として、クローンとはいえ何らかの操作や洗脳を施さない限り自我があるのでオリジナルにとって不利益を被ることは起こりうる。またクローンが拉致されれば自分がもう一人いることになるので天才科学者という価値が薄まる。そのため彼らは自身のクローンは作らないのだろう。その点ベガパンクは問題をうまく解決している。

 

MADS内の目的の違いは

  • ルフェルドやクイーン達は殺戮兵器を作りたい売って儲けたいと考えている。
  • 一方で平和のためにと言わなければ優秀な科学者が集まらないから大義名分を掲げているだけ。
  • 医療などの応用性、軍隊の補充など
  • クローン技術に平和要素は考えにくいので、ロックス海賊団が実は独自の世界平和を目的としていた可能性がある。

1〜2はこのように考えたい。

 

3のバッキンはMADS解散後何をしていたのか。

  • クローンステューシーを自分と偽らせて政府に所属させオリジンである自分は闇に潜んで歓楽街の女王となり、歳を取った今はクローンステューシーに女王を演じさせている
  • クローンステューシーと共に歓楽街の女王となり、オリジンは歳を取ったのでクローンステューシーに女王及びCP0へ入隊させた
  • ロックスの野望を果たすためバッキンは自分のクローンを作った

 

冷静に考えれば、政府がロックス海賊団バッキンのクローンの存在を知らないのは考えにくい。ならばクローンステューシーなどCP0には入れないはずである。

しかし、現実にCP0に入っている事を考えると政府はCP0のステューシーがロックス海賊団バッキンのクローンという事を知らない事になる。

 

扉絵で背中を見せていたステューシーがオリジンステューシーつまりバッキンであると考えて良い。しかし、HCIでのルフェルドとの会話の内容はまるでオリジンステューシーと会話相手がオリジンステューシーと分かっているルフェルドというような会話の流れだった。という事はオリジンの記憶も共有されているのではないか?

加えてルフェルドがクローンステューシーに殺されたのも不可解である。辻褄が合わない事が多いのだ。

一旦、ルフェルドとの会話は置いておくとしても政府がCP0として入隊させるからにはそれなりの実績が必要であろう。

カクやルッチ達はCPを養成する島で育っていたので、外部からのスパイを防ぐために幼少期から政府の目の届く所で育った人物がCPにいるのが自然と考えていい。そこに割って入るという事は相当な信頼と有用性がなければ加入できないはずだ。歓楽街の女王という立場は有用性を満たすが、政府の駒として考えると信頼性に足りない。

バッキンは政府にロックス海賊団としての顔が割れていないのだろうか?そうでなければ説明がつかない。政府もロックス海賊団のバッキンと瓜二つの人間をCP0に加入させるのはあり得ないので、バッキンが無名の人物でなければ不可能だろう。

つまり、MADSが解散する見た目が成人したクローンステューシーを政府に預ける歓楽街の女王としてCP0として活動を始める

このパターンではないだろうか?

 

ここでロックス海賊団のバッキンのクローンが政府の中枢にいるのが偶然というのは考えにくい。つまり、ガープとロジャーによって壊滅したロックス海賊団はクローンという形を使って今なお世界の王の座を狙っているのではないだろうか。

そしてそれをベガパンクはどこまで知っているのだろうか。このクローンが平和に繋がると確信しているという事は、ロックス海賊団の野望は独自の世界平和である可能性すら出てくる。

 

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4の島内の味方だが、クローンステューシーが生みの親であるベガパンクを助けるのは当たり前と言える。

しかし、それならルッチとカクの隣でどうやって通信していたのかわからない。前回の記事で、イヤホン型の電電虫を開発していれば可能ではないかと考察したが、今回この場面でクローンステューシーが裏切った事から順当に考えればやはり島内の味方はクローンステューシーだったと言える

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しかし、どうにも違和感がある。やはり通信したシーンであそこまでハッキリとしたやり取りができるのが違和感なのだ。まだ味方は味方として別にいるのではないか?その味方とステューシーが結託しているのではないか?

味方がフロンティアドームを解除した事により、全てを察したステューシーがこの場面で機転を効かして裏切ったように見える。

 

③ ロックス海賊団の野望

まだ野望は生きていそうだ。ハチノスに王直がいたように、まだ生きている伝説は存在しているし、クローンステューシーのように誰かのクローンがいるかもしれない。

 

ロックス海賊団は今なお政府中枢に潜り込み暗躍を続けている可能性がある。

その人物、勢力がどこに潜入しているか、誰なのかを考察する。

 

  1. クローンステューシー
  2. バッキン
  3. 緑牛
  4. ワノ国決着の日にCP0と五老星の通信を妨害した男性キャラ

 

バッキンとクローンのステューシーは確定でいいだろう。

緑牛はやはりクイーンとキングに対する発言がおかしい。何をどう考えても海軍大将が百獣海賊団の大看板と会話をしているとしか考えられない脈絡である。

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(引用:ONE PIECE著者尾田栄一郎)

この時は全く意味のわからない会話だったが今読み返すと、この「俺の読み通りお前らは、、、」という発言はひょっとして海軍にクローンとして取り込まれるとかその可能性を示唆していたりするのか?

 

そしてこの後始末というのも今にして思うと別のことを指しているように見える。最初は敗北した百獣海賊団の拿捕、あるいは緑牛が百獣海賊団の味方なら解放する解放できなくなるなどの意味かと思ったが、緑牛は大看板が敗北することと、敗北後にワノ国に対して送り込む兵力がないことを前提にして「俺の読み通りお前らは、、、」と発言している。

これは、ワノ国の侍から大看板を守れない、または黒ひげがHCIを襲ったように侵略者から守れない、それが緑牛にとって都合が悪い方向に行くと言いかけたのではないか?そう考えるとこの発言をする緑牛の立場は益々おかしいものとなる。

大看板に「よせ」と言える関係性であり、海軍が介入できない状態で大看板が負けることで都合が悪くなる。こいつは本当に海軍側なのか?

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どちらにせよ海軍大将としての発言とは思えない。この直後にサカズキに褒められたいと言っていたが、それは海軍大将として褒められたいだけで、緑牛自身は別の目的を持って海軍に所属しているのではないだろうか。それがロックス海賊団の一員としては飛躍しすぎだろうか。

緑牛は世界徴兵で加入していることからスパイとして入り込むには打ってつけである。

筆者は以前、政府内部に空白の100年を知る人物がいて、それが内部から工作をしていると考察し、その一員として緑牛とステューシーを挙げた。1072話を読むと政府内部に裏切り者がいるというより、ロックス海賊団が忍び込んでいる可能性が浮上したと思う。

 

散々このブログで言っているように、ワノ国決着の夜にCP0の通信を妨害した人物、五老星のニカ覚醒の情報操作をした人物など、明らかに世界をひっくり返すために動く勢力が政府内部に存在する。

 

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そしてニカの出現が世界をひっくり返す事に繋がる事を知っているという事は、空白の100年を知っていなければならない

そうなると候補は

  • イム様
  • 神の騎士団
  • アラバスタ以外の裏切り者

このくらいしか考えられず、その駒として緑牛とステューシーがいると考察した。

そしてワノ国決着の日にCP0と五老星の通信を妨害した人物が「俺が行くから」と言っていた事から男性であると確定している。

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(引用ONE PIECE著者尾田栄一郎)

この候補にロックス海賊団が急浮上してきた。

黒ひげがクローンではないだろう。白ひげが反応していなかったし、子供の年齢から成長していたし。ロックスの子供というのはあるかも知れないが。

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④ 魂の存在

ここに来て筆者が以前考察した悪魔の実の正体ウイルス説で取り上げた魂データ説が浮上してくるとは!外れたと思っていたが満更ハズレでもないらしい。

 

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勿論1072話で紹介された21gの質量が魂であるという話は知っていた。これは有名な話で筆者が小学校の頃に読んだオカルトや世界の不思議な話を集めた本にこの事が書いてあったのをよく覚えている。

そのため、GANTZで出てきた魂はデータであるという考え方はすんなりと入ってきた

 

GANTZという作品では、人は死んだ瞬間に身体から21gのデータが放出される。

作中で登場するGANTZと呼ばれる球体は死んだ人を生き返らせる事ができ、その方法はこの身体から放射された魂をデータとして保存しているため、その人物を3Dプリンターのように無から作り出す事で生き返らせるのだ。実際作中では、主人公がオリジナルとコピーと2人生まれる事になる。

そして作中、最終盤で魂はあるのか?という問いにこの21gのデータが地球人のいう魂であるという説明がある。興味深いのはGANTZの世界では一度人間関係を持った者同士は生まれ変わった後もその関係が永遠に続くようになっているという。

 

このような考え方があるのでONE PIECE世界の現象にも説明が付くし取り上げられているのではないか考えていた。

まさにその通りの事が今回登場して嬉しかった。もう一度GANTZを読み直そうと思う。(笑)

 

⑤まとめ

  1. バッキンがロックス海賊団だったこと
  2. ステューシーがバッキンのクローンであるということ
  3. 扉絵のMADS時代のステューシーはバッキンだということ
  4. 魂はデータというGANTZと同様の現象があること
  5. ロックス海賊団の他のクローンの存在
  6. 島内の味方はステューシーが濃厚だが、ミスリード臭いので他にも存在している

 

これら以外にも様々な事が分かった濃厚な回だった。

 

 

 

 

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