ネタバレ注意！！
最新話の内容を含みます。
今回は、ロードポーネグリフの所持関係と、エッグヘッド編後の行方について考察する。
① ロードポーネグリフの所持関係
筆者は前回の記事で、黒ひげはHCIからプリンとビッグマムのロードポーネグリフを手に入れており、火ノ傷の男に関してもその正体はサウロであり、サウロから研究を受け継いだベガパンクも火ノ傷はないが、役割としては火ノ傷の男になりえると考察した。
そのためこの記事も上記の記事を前提として話を進める。
まとめると
- 黒ひげはHCIのロードポーネグリフとプリンを入手している
- 火ノ傷の男はサウロであり、サウロから全てを引き継いだベガパンクも火の傷はないが、火ノ傷の男と言える。つまり火ノ傷の男は2人いるのと同義である。
そして、エッグヘッドでルフィVS黒ひげが行われる可能性がある以上、所持関係をまとめる必要がある。
| 所得済みのロードポーネグリフ | 解読者 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ルフィ | HCI / ゾウ / ワノ国 | ロビン | ||||||
| シャンクス | HCI / ワノ国 / 火ノ傷の男 | なし | ||||||
| 黒ひげ | HCI / ゾウ / ワノ国 | プリン | ||||||
このようになっていると仮定する。
② 黒ひげの狙い
そして今回、ルフィVS黒ひげが起こる場合、黒ひげの目的は何なのか？
まず、狙いとしてはベガパンクとセラフィムの可能性は高いだろう。
アマゾンリリーでセラフィムの強さを体験した黒ひげが狙いに来るのも分かる。そして黒ひげは運がいいキャラクターだ。それこそルフィやバギー並みに運に救われてる。インペルダウンのマゼランの毒攻撃などが最たる例だろう。
黒ひげはセラフィムとベガパンクを狙いに来たが、ベガパンクは火ノ傷の男であるサウロから研究を受け継いだ火ノ傷の男の代わりとなれる存在である。つまり、ベガパンクを奪えばセラフィムだけでなく、最後のロードポーネグリフにも王手をかけることになる。つまり、運がいい。
セラフィムの強さを知った黒ひげはコビーを拉致してラフィットの催眠術をかけるか、力づくで奪うなりして彼から威権チップを獲得したのだろう。それを使ってセラフィムを奪いに来た。
しかし、アマゾンリリーでの戦いは現在より数週間前の出来事である。コビーたちがアマゾンリリーに向かいドレークに報告したのは鬼ヶ島の討ち入り前。ドレークに報告した日にアマゾンリリーで黒ひげと交戦したとして、数日後に鬼ヶ島の決戦があり１週間後にゾロとルフィが目覚めて宴と緑牛襲来。
その数日後にワノ国出航。出航後数日後にエッグヘッドにルフィ到着。ほぼ同時刻に勝者島でローVS黒ひげとアマゾンリリーの過去回想という時系列のはずだ。
つまり、コビーを拉致してからエッグヘッドに向かうまでに数週間あり、その間にローとも戦闘をしていることを考えると間隔が少々おかしい。
そのため、彼の狙いはローに勝利するか逃げられたため、次の獲物を狙ってエッグヘッドに向かったのではないだろうか？恐らくワノ国の先の進路は、エルバフか勝者島かエッグヘッドしかないのではないだろうか。
ルフィがいると知った上での行動ではないだろう。例えば勝者島でルフィがエッグヘッドにいることを盗聴で知ったとしても到着が早すぎる。という事は、ルフィがいるのは偶然で、もともとエッグヘッドにあるものを狙って来たと考える方が自然だろう。そうなるとセラフィムしかいない。
戦力を考えても偏っているように見えなくもない。勝者島に黒ひげ、バージェス、ドクQ、オーガーがいる。海賊島にアバロピサロやサンファンウルフ、バスコショット、デボンを残し、仮にエッグヘッドにシリュウとラフィット、青雉が向かったとしてどうだろうか？セラフィムやパシフェスタが何体いるかわからない場所にそれだけの戦力で向かうだろうか？
まあ、青雉とシリュウがいれば十分な気がするが。逆にサンファンウルフなどを向かわせていたとしたら海賊島に向かったガープたちの生還率が上がる。
黒ひげがセラフィム狙いだとしたら
- 黒ひげがコビーを拉致してから数週間が経過しておりその間にエッグヘッドへ向かわず勝者島で待ち伏せしていたのがおかしい。
- 部下を向かわせるにしても戦力が勝者島、海賊島、エッグヘッドと分散しすぎている。
セラフィム狙いだとしたら矛盾点が多い気がする。なのでやはりロードポーネグリフ狙いだろうか？
しかし、ローを倒してからでは早すぎる。一体何が起こっているのか？
- 部下を向かわせてた
- 特殊な海流があり迅速にたどり着ける。
深海のホワイトストロームの海上バージョンのようなものがあり、想像以上に早く目的地にたどり着いたとしたらどうだろうか。さすがに荒唐無稽すぎるか
しかし一応、ルフィたちもホワイトストロームに遭遇したし、頂上戦争の時のシャンクスの説明もできるが、いったんこの可能性は置いておこう。
問題は部下を向かわせた場合だ。この場合、誰を向かわせたかよりも、どこに向かわせたかの方が重要である。つまり、エルバフにも向かっているのではないかということだ。
もしワノ国から先の行先は、エルバフ、勝者島、エッグヘッドの3択だとしたら、それぞれに部下を送った可能性がある。
キッドの後方から黒ひげ海賊団の誰かが来ているかもしれない。そうなるとシャンクスと衝突しそうだが、さすがに黒ひげ本人と戦わなければ因縁を回収できないだろう。シャンクスも出航しようとしていたところだったし、部下が向かってきてもシャンクスとは戦わずすれ違いそうだ。そして、手薄になったエルバフで略奪する可能性があり、これはワノ国から戻ったマルコともリンクしそうだ。ワンピースはこういうすれ違いから生まれる悲劇が多いので、ありえそうだ。シャンクスが戻ると荒らされたエルバフと虫の息のドリーとブロギーがいるところは想像に難なくない。
③ ロードポーネグリフ争奪戦
黒ひげの狙いがセラフィムなのかベガパンクなのかは置いといて、どちらにせよ麦わらの一味とぶつかるのは間違いないだろう。そして海軍とも。
黒ひげが勝利した場合、
| 所持済のロードポーネグリフ | 解読者 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ルフィ | なし | なし | |||||||
| 黒ひげ | HCI /ゾウ / ワノ国 / ベガパンク | プリン / ロビン | |||||||
となるだろう。そうなると最後のロードポーネグリフがエルバフにあってそこでシャンクスと戦う可能性が上がる。
ルフィが勝利した場合
| 所持済のロードポーネグリフ | 解読者 | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ルフィ | HCI / ゾウ / ワノ国 / ベガパンク | ロビン / プリン | ||||||||
| 黒ひげ | なし | なし | ||||||||
となる。
この場合、ルフィはベガパンクを守る以外で黒ひげと戦う理由がない。
問題はここで勝とうが海軍から脱出しようがルフィの所持関係は変わらないことだ。恐らく無事脱出できればエルバフへ向かうだろう。
④ ２度目の脱獄
しかし、ここで黒ひげが退場するのは考えにくい。
やはり黒ひげが勝つか決着がつかないまま海軍が到着し戦争になるかだろう。正直、麦わらの一味がインペルダウンに入っても、ボンクレーやドフラミンゴと協力しながら革命軍や麦わら大船団によって解放されるのが想像できる。
黒ひげはいくらシリュウがインペルダウンを知り尽くしてても２度は脱獄できないだろう。
そして、麦わらの一味が全員インペルダウンに行くのは想像できない。
もし行くとしたらこのような形にならないだろうか？
| 戦争後 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| ルフィ | インペルダウン | |||||
| ゾロ | インペルダウン | |||||
| ナミ | 脱出 | |||||
| ウソップ | インペルダウン | |||||
| サンジ | 脱出 | |||||
| チョッパー | 脱出 | |||||
| ロビン | 黒ひげ | |||||
| フランキー | 脱出 | |||||
| ブルック | インペルダウン | |||||
| ジンベエ | 脱出 | |||||
ここにCP0のメンツも入るのではないか？
ルフィ1人で入るか、上記のような形で入るか、黒ひげも一緒に入るか。
この3択な気がする。
ウソップは石にされたからそのまま連行されそうだし、海桜石に捕まってても魂で動けるならブルックも活躍しそうだからインペルダウンに入れておこう。(笑)
ルフィとルッチがインペルダウンにに行くならNo.2のゾロとカクも仲良く入った方が絵になるからインペルダウンへ。(笑)
特に根拠はない。
⑤ まとめ
黒ひげ本人が来て、セラフィムとベガパンクが狙いだった場合。
- 負けはしないものの、何らかの策謀やトラブルによってルフィ1人かまたはルフィとCP0、一味数名がインペルダウンへ。ベガパンクは黒ひげに捕まり、エルバフに最後のロードポーネグリフを狙ってシャンクスと衝突。
- 本人が来たならローとのバトルはいつやっていつ終わったのか、を説明する必要がある
部下が来た場合
- シリュウ、ラフィット、青雉が強さ的に濃厚か。
- 結果は敗退するか、ロビンかベガパンクだけ奪われる。
- ローとのバトルとの時系列に矛盾が生じない。
黒ひげの狙いがロードポーネグリフで本人が来た場合。
- いつローを倒して、どうやって来たのか？
- ワノ国からの行き先が3択だったことになる
黒ひげ本人が来たにしては、時系列が合わない。しかし、今回のヨークやステューシーの通信もそうだが、尾田先生は無理矢理こじつける所があるからこの辺は考えても無駄かもしれない。
ステューシーの時も、いつどうやって電伝虫で会話してたんやい！ってなったし、ヨークもいつやったんやい！ってなったように、描写を端折って実はこうやってましたというのを無理矢理持ってくる癖があるので非常に読みにくい。
そこまで考慮するなら、黒ひげ本人がきたのか濃厚だろうか。
- 黒ひげ本人が来た
- すでにローに勝利し、勝者島、エルバフ、エッグヘッドのうち、シャンクスが縄張りにしているエルバフ以外に狙いを定めて行動している
- つまり、ルフィがエッグヘッドにいると知ったからきたわけじゃない
- ローのロードポーネグリフを手に入れたし、シャンクスとの衝突に備えてエッグヘッドでセラフィムを手に入れるために動いている
- 海軍も加わっての戦争によりルフィがインペルダウンに投獄されるのではないか？
- そうしなければボンクレーもドフラミンゴもウィーブルも二度と登場しないことになってしまう
- 特にボンクレーとウィーブルはここから先の話に必要だろうから再登場は間違いない、となるともう一度インペルダウンで脱獄展開をする必要がある、そうなるとルフィがここで負ければ最も自然だろう
うーん、今回は難しい。
かなり尾田先生の匙加減に振り回されそうな展開だ。
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