spriteの考察日誌 ONE PIECE考察

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226話 呪力切れはない

 

ネタバレ注意!

最新話の内容を含みます!

 

最新話の内容と、それ以前から思っていたことを簡単に書きます

 

① 呪力切れ

五条に呪力切れはないと以前から言われていた。これは六眼による呪力効率が高いからである。消費量を常に自己補完できる範囲内で術式を使えるからだ。そのため五条は常に無下限呪術を出しっぱなしにできる。

 

② 反転術式と同時併用

これは常に五条がやっている事だ。

五条は常に無下限呪術の止める力を全開にしている。そのため脳が焼き切れてしまうが、同時に反転術式で脳を回復しているので死なずに済んでいる。

これは反転術式と術式の同時併用に他ならない。

そして重要なのは常に反転術式を回している事だ。これは反転術式の呪力消費も自己補完の範疇である事になる。

これは筆者も以前からそう考えていたのだが、ブログにする時間がなかった。

伏黒や乙骨の話から、反転術式の長時間使用1度の領域展開の呪力消費は自己補完できる範囲であると考えられる。

 

つまり、最新話で描かれていた内容はすでに作中で描かれていたのだ。

 

③ 術式の性能

やはり五条の無下限呪術の方が上だった。

げに恐ろしきはチート術式でないにも関わらず、基本性能を高める事で五条を追い込む技量を持ち合わせている宿儺である。

これは以前からこのブログで言っている事である。五条の無下限呪術は防御力、支配力、汎用性、どれをとっても規格外だが、宿儺の術式は言ってしまえば切断しているだけ。

攻撃力は高いがそれだけしかできない。そのため、冥冥のように基礎戦闘力を高めたのだろう。

 

④ 状況整理

宿儺

  1. 領域展開による呪力消費
  2. 不意打ち紫後の反転術式による呪力消費
  3. 領域展開でも仕留めきれない

 

五条

  1. 領域展開による呪力消費
  2. 反転術式による呪力消費
  3. 2つとも自己補完範囲内

 

現状、五条の方が若干有利と言えるだろう。

五条は上述のとおり、宿儺の領域内で反転術式を全開にしていたが、これは普段やっている反転術式とあまり変わらないので、自己補完できる範囲内だろう。

 

伏黒のセリフから五条は1日何度も領域展開できる。そのため1度くらいの領域展開の呪力消費も自己補完内である可能性がある。少なくても他の術師より燃費はいいはずだ。

従って現時点での五条はあまり呪力が減ってないと考えられる。恐らく80%ほど呪力が残っている状態ではないだろうか?

 

一方、宿儺は不意打ち紫後の反転術式と領域展開の呪力消費があるので60%ほどしか呪力は残ってないのではないだろうか?

このままいくと五条の物量作戦に負けてしまう可能性かまある。

 

⑤ なぜ塵にならなかったのか

明らかに火力不足である。

渋谷を更地にした火力が降り注いでいるのに体が傷だらけになったくらいで済んでいる。いくら呪力で体を強化しているとは言え、この程度で済むとは思えない

 

術式の性能に差があると言ってもそれは汎用性や防御力などに差があるだけで、威力に関わるわけではない。術式の性能の差が威力に関わるなら今までも大番狂わせは数多く起こっていて然るべきだ。

そのため、術式の性能に差があるからダメージが減ったとは考えにくい。領域内はバフ効果もあるので、普段の解や捌より高火力のはず。塵になるのが普通だろう。

 

そうなると相当な呪力を使って体を強化していたのだろうか?

 

⑤ 展開考察

まとめると

宿儺は

  1. 不意打ち紫後の反転術式による呪力消費
  2. 領域展開による呪力消費
  3. 赤を顔面に喰らった後の反転術式による呪力消費
  4. 全て合わせて30%から40%は呪力を消費していると仮定する
  5. 残りの呪力は70%から60%

 

五条は

  1. 領域展開による呪力消費
  2. 領域内での反転術式による呪力消費
  3. 領域内での呪力を使った耐久力強化による呪力消費
  4. 術式回復後の赤による呪力消費
  5. 1と2と4は自己補完範囲内と考えられるが、それでも呪力消費をチャラにできるとは思えないので10%ほど呪力消費していると仮定する
  6. 3の呪力を使った耐久力強化の呪力消費はかなり大きいだろう
  7. 残りの呪力量は80%から70%ほど

 

このままこの戦闘が続けば、無下限呪術を使った防御と反転術式の回復によって物量作戦で呪力切れで勝てるだろう。

そうでなくても五条は閉じない領域を見た事から、ぶっつけ本番で閉じない領域をしてくる可能性もある。その場合、必中効果の押し合いは互角なので呪力消費の少ない五条がいずれ押し勝つだろう。

 

違和感としては最後に五条が反転術式で治癒していた事だ。いくら術式が回復したとは言え、宿儺の領域内なら中和されて御厨子の攻撃が当たるはずである。漏瑚の領域に飲まれた時もそう言うふうに言っていた。より濃い領域で中和してしまえば攻撃は当たると。

なのに簡易領域を使っている素振りもなく反転術式での回復が完全に追いついていると言うことは、次号は御厨子が閉じるところから始まるのかもしれない。

 

こうなると宿儺の引き出しを開けていくしかない。宿儺が■開を使ったところで無下限がある以上、攻撃は届かない。そうなると魔虚羅を使って攻略するしかない。

 

その場合は、伏黒に受肉できていなかったら宿儺は五条に勝てない事になる。それは少し興醒めなので、宿儺には是非とも魔虚羅を使わずに五条を攻略して欲しい

 

 

*『追加』

ふと思ったのだが、宿儺の領域は必中に重きを置いた領域なのではないか?

天元が言うには昔の術師にとって領域はスタンダードな技術だったと。

 

今回、てっきり五条が塵になったと思ったが、反転術式の回復が間に合う程のダメージで済んでいる。

領域内ではバフがかかるため火力も上がるのに、まして宿儺の領域なのに反転術式が間に合うほどの出力しかないのか?

五条めっちゃ呪力で耐久力強化してね?

と思っていたが、宿儺の領域が必中必殺の必殺を省いた領域なら納得である。

 

そう言う意味では五条の術式性能の方が上と言うのも、宿儺の領域は必殺ではないという意味なのかもしれない。五条の領域は必殺に値するが宿儺の領域は凌ぐ術があるレベル。

領域展開して、凌げるのと凌げないのでは大きな隔たりがある。宿儺は絶対に領域の押し合いで負けるわけにはいかないが、五条は負けてもなんとかなってしまう。その点では五条の方が有利と言えるだろう。

 

宿儺の術式は斬撃であるため、それそのものがすでに必殺の威力を持っていると言える。それが必中になるため、必殺まで威力を上げなくてな必殺と同様の効果を得られていたのだ。

しかし、回復が間に合うほどの反転術式を使える人間が現れた事によって必殺を省いた弊害で起きている。

ひょっとすると閉じない領域とは必中必殺の必殺を省く事で成立する領域なのではないだろうか?