ネタバレ注意!
最新話の内容を含みます!
① 領域展開
領域展開とは結界を構築し生得領域と任意の術式を付与する必殺技である。
どれほど強力な領域だろうと結界術を応用して展開されている事に変わりはない。そのため卓越した結界術の使い手なら領域を解体できる。
(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)
② 結界術の使い手
作中最強レベルの結界術の使い手は
- 天元
- 羂索
の2人である。
しかし、羂索と同じく閉じない領域ができる宿儺も天元レベルの結界術の使い手と考えていいだろう。
ならば結界術を使った領域の解体も出来るだろう。
③ 極小の領域
最新227話で五条が2度に渡り領域勝負に負けてしまった。その敗因はいずれも結界外からの攻撃により結界が壊された事によるものだ。
(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)
つまり、結界の外から攻撃されなければ五条は必殺、無量空処を当てる事ができるはず
そのため五条は特大の領域を展開。その範囲は逃げ道を与える縛りのもと効果範囲を広げた宿儺の領域と同等かそれ以上である。
つまり、普通に領域を展開すると外から壊されるから、宿儺の効果範囲を丸ごと結界に納めてしまおうというわけである。
その後は徐々に小さくしていけば領域の精度を落とさずに勝負できる。
実際、領域の中と外では体積がまるで違う。陀艮の領域内は広大な海であるが、領域外から見るとせいぜい十数メートルから数十メートルほどだろう。
それは現実世界の直径はそれくらいだが、内部は変わらず無限の広さを持っている状態だと考えられる。
いわゆる四次元ポケットである。実際のサイズは数十メートルだが、内部はとてつもない広さの空間が広がっている。そのため内部に人も存在できるのだ。
④ 領域勝負
現在、宿儺の効果範囲は五条の領域内に収まり、領域の精度を上げるため、広げた領域を小さくしている。
そうなると今まで宿儺がやってきた外からの領域の解体はできない。しかも、宿儺の領域を閉じ込めているので外からの攻撃に強くする必要はない。
つまり2度目の領域勝負とは違い、通常の閉じ込める領域だと思われるので、領域内からの脱出は難しいだろう。
次は宿儺の領域対策が見られるわけだ。
- 簡易領域や彌虚葛籠
- 結界術による解体
- 展延による術式の中和
これらが考えられる。
羂索が使う簡易領域や彌虚葛籠は並の術師の比ではない。莫大な呪力量と出力を持つ宿儺なら尚更だろう。簡易領域を維持する事で五条の呪力切れによる領域の終焉を狙う。
しかし、これは消極的すぎる。
結界術による領域の解体。
あるとしたらこれではないだろうか。しかも都合の良い事に今、宿儺の領域が中にあり五条の領域が外殻となっている状態である。
つまり、九十九vs羂索戦で天元が説明していた時と同じ状況である。
(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)
領域を解体する時は外から壊していく必要がある。羂索戦の時は先に領域を展開した者の領域内で領域を展開するので、外殻は先に展開した者の領域になると説明があった。
しかし、今回は宿儺の領域を無理やり五条の領域内に閉じ込めているので外殻は五条の領域となっているはずである。しかも五条の領域内にいるなら五条の領域のベクトパラメータも分かるだろう。
つまり、五条の領域内で領域の押し合いをしながら結界術で五条の領域を解体するのだ。
あるいは展延や反転術式を使った術式の中和もあり得るだろう。その場合、五条の呪力切れか、反転術式による結界術の中和などによって領域対策をすることになるだろう。
反転術式で結界術を中和できるかは分からないが、万戦で術式を中和しているのが描かれたので、マイナスのエネルギーである結界術をプラスのエネルギーで打ち消す事は可能な気がする。ただ、クライマックスの現時点でそれをするのは微妙だが。
⑤ まとめ
現状、宿儺の領域を五条は無理やり閉じ込めたので、領域の外殻は五条の物になっている。
ならば領域展開で領域の押し合いをしつつ結界術で解体くらい宿儺ならできるだろう。