ネタバレ注意!
最新話の内容になってます
(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)
① 術式は治癒できない?!
できんのかい!(笑)
いや、できているのかもしれないが、天才乙骨がとんでもない無茶と言っているくらいなので、五条は反転術式とは別の方法で術式を治癒している可能性があるかもしない。
単に簡易領域による時間稼ぎで間に合ってる可能性も十分あるだろう。何故なら術式の回復までの時間差は個人差があるからだ。
真人や乙骨はかなり回復する速度が早かった。羂索ですら時間にすれば数分だろう。
五条の異次元の呪力強化と反転術式による肉体の治癒、簡易領域による時間稼ぎでも回復時間は稼げるかもしれない。
あるいは反転術式で肉体を治癒しないという縛りによって術式の冷却を早めたという可能性もあるだろう。
(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)
② 領域中に反転術式
やはり宿儺もできていた。
羂索にできるのだから宿儺にも出来て当然と思っていたが、ここまで当たっているとめちゃくちゃ嬉しい。
過去記事↓
術式反転は領域に付与できる - spriteの考察日誌 ONE PIECE考察
225話 ヤバすぎます - spriteの考察日誌 ONE PIECE考察
以前に羂索が領域に術式反転を付与していたから、領域展開しながら反転術式はできると考察し、領域を閉じて反転術式を使おうとすると五条が瞬間移動してきてボコってくるから、領域を開いたまま反転術式をすると考察したがこれも的中!
いやぁ、嬉しいですね(笑)
(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)
③ 領域の条件
沢山情報が出たので軽くまとめていく
- 宿儺は領域範囲を絞る事で威力を上げて1度目の五条の領域を外から破壊した
- 2度目の領域展開で五条は宿儺の領域の性能に合わせて、閉じ込めるではなく、入られない事に重きを置いた領域を展開、つまり外からの攻撃に強くなる
- 2度目の領域展開勝負では五条は外からの攻撃に強い結界を構成し、宿儺は必中術式を消すという縛りで外からの攻撃を強くした
- 宿儺が必中効果を消しているので、結界内では必中効果の押し合いが発生しなくなるが、無量空処を展延と五条に触れる事で中和して、外から壊す時間を稼いだ
このように整理される。
もう一度まとめると
1度目の領域勝負では
- 宿儺は領域範囲を絞る事で外からの攻撃を強くして、五条の領域を外から破壊した
2度目の領域勝負では
- 五条は閉じ込める結界ではなく、侵入されない結界に変更
- これによって外からの攻撃に強い領域が完成
- これに対して宿儺は領域の必中効果を消すという縛りで、外からの攻撃力を上げた
- 五条の結界内では、宿儺は必中効果を消すという縛りのため、必中効果の押し合いはなくなる
- つまり五条の無量空処が必中となる
- これを防ぐために宿儺は領域を展開しながら展延をまとい、無量空処を展延に流し込む事で術式を中和した
- 加えて五条に触れている間は無量空処の対象外となるので、展延で無量空処を中和しながら、五条に触れる隙を伺い、触れてる間は展延を解く
- 外からの攻撃で五条の領域を破壊する時間を展延と五条に触れる事で稼いで再び五条の領域が破壊される
いやはや恐ろしい。
五条があれだけ呪力強化で硬度を爆上げして簡易領域や全開の反転術式で凌いだ領域を、宿儺は無傷かつ最小の労力で凌ぐどころか再び五条を窮地に追いやっている。
やはり宿儺の強みはこの基本技術の圧倒的な練度だ。
④ 領域に術式を付与
恐らく宿儺は領域に斬撃の術式を付与しているが、必中効果にはしていない。エイムで斬撃を放っているはずだ。
そのため、五条との体術勝負中に五条に斬撃が飛んできて無下限バリアに当たったのでこのような描写になったのだろう。
(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)
つまり、
- 宿儺は領域に斬撃を付与する
- しかし、五条の外からの攻撃に強い結界を見て、必中効果にしない縛りを結んだ
- 領域に斬撃の術式を付与しているので展延中でも問題なく術式を使える
- しかし、外からの攻撃に強くなった五条の結界を破壊するため、必中効果を消す縛りを結んだため、領域に付与した斬撃は宿儺のエイミング頼みとなる
(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)
それをこのシーンで教えてくれたのだろう。
最初から必中術式をオフにしたのではなく、途中で必中術式をオフにする縛りを結んだのだろう。そのため五条がこんなリアクションになったのだ。
(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)
あるいは五条の無下限バリアに宿儺の攻撃が衝突した描写は、宿儺が体術と斬撃により五条にダメージを与えて必中効果の主導権を握るための攻撃だったのかもしれない。
そう考えれば225話と227話のこのシーンもよりスムーズに辻褄があってくる。
(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)
225話の感想記事でも述べたが、この説明はいらない。「領域を展開した状態での戦闘」これは明らかにおかしい。何故なら「領域を展開した状態での押し合い」というのが本来の領域展開勝負だからだ。
なのにここでは「押し合い」とは別に「戦闘」の文字が入っている。
この事から押し合いをしながら体術などの戦闘が発生し、相手にダメージを与えれば相手は押し合いに対する集中力が途切れるので必中効果の主導権を握れる事がわかる。
225話の感想記事でもこの事は考察したがまさかの外から領域を破壊する事によって決着がついたので、無駄な考察をしたと思ったが、まさかここで回収してくるとは。
つまり、2度目の領域展開勝負は
- 閉じ込める結界から入られない結界に変更
- 外からの攻撃に強くなる領域が完成
- 五条の領域内で必中効果の押し合いをしながら、必中効果の主導権を握るため体術勝負が発生
- 展延を纏いながら五条の無下限バリアの突破を狙い、領域に術式を付与する事で展延と術式の併用を可能にし、必中効果の主導権を宿儺は握ろうとした
- そこで無下限バリアを削る攻撃と斬撃が飛んで来たことで、五条は領域展開と領域展延と領域に付与された術式の3つの同時使用に気づいた
- それでも無下限呪術を使った五条の体術には及ばなかった
- だが五条に触れる隙が生まれた瞬間に、展延を纏っている状態なら無下限バリアを突破しできるので宿儺は五条の足を掴み、即座に必中術式をオフにした
- 五条に触れる事で無量空処の対象から外れるので、ノーリスクで必中術式をオフにできる
- 必中術式をオフにする縛りで外からの攻撃の威力をあげて再び五条の領域を破壊した
これが一連の流れだろう。
⑤ 3度目の正直
3度目の領域展開。
五条は、200%の渾身の紫を凌がれ、至近距離での術式反転赤も致命傷には至らなかった。そうなると五条の勝ち筋は無量空処を当てる以外にはないのだ。そのため再三領域展開をしているのだろう。
こうなると問題は呪力切れだろう。
3度の領域展開と、斬撃を凌ぐための異次元の呪力強化に全開の反転術式、2度の高出力の簡易領域と術式反転赤、そして落花の情。
さすがに五条悟でも残りの呪力量は半分を切っているだろう。もはやこの3度目の領域展開で使い切っているかもしれない。
(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)
真人がこれだけ消耗する領域展開なので、3度目の領域を凌がれたら五条は敗北してしまうかもしれない。
この勝負、初めからずっと宿儺が優勢である。
渾身の必殺技は凌がれ、領域勝負は負け、泥臭く凌いで、再び対策した領域勝負も簡単に攻略されてしまった。
しかも五条は宿儺の領域を凌ぐため、反転術式のフル稼働をしたが、宿儺は反転術式すら2回しか使っていない。宿儺が使った大技と言えば領域展開くらいでそれも一度だけだ。
こんなに長時間領域を展開しているのも呪力を消費するだろうが、家電や車と同じで動き始めが一番エネルギーを食うだろう。一度動き始めれば後はそこまで呪力を食わないんじゃないかと思っている。
ここまでの戦闘で宿儺は2度の反転術式、一度の長時間の領域展開、2度の展延くらいで、殆ど呪力を消費していないだろう。恐らく残量は70%くらいはあるのではないだろうか?
勝負そのものは紙一重だが、終わってみれば宿儺は大してダメージも呪力消費もない状態で五条に圧勝しているかもしれない。