呪術廻戦最新234話の内容を含みます
未読の方はご注意ください
① 羂索はなぜ知っているのか
少年院編で虎杖が死亡し、復活するまでの間が描かれたこのシーン。
漏瑚「死んだのだろう。虎杖とかいうガキは」
羂索「さぁ、どうかな」
意味深なこのやり取りを考察していく。
(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)
②宿儺は過去に殺された事がある
このやり取り。
大前提として、宿儺が死後数時間経っても反転術式で復活できる事を知っているからこそ出るセリフだ。
そうでなければ、死んだのに死んでないかもよ?と自信満々、それどころか死んでない事を前提に話を進めている事に説明がつかない。
(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)
この事から、宿儺は過去にも死んだ事があり、数時間後、勝利した者達が祝勝してる所に復活した宿儺が急襲した。
このような出来事があったのではないか?
上記のような事があったのかは分からないが、死んだ後に復活した事があったから、羂索も「宿儺(虎杖)は死んだのだろう?」という問いかけに、「さぁ、どうかな」と返したはずだ。
そうじゃなければむしろ説明つかない。
ハニトラを仕掛ける宿儺ならやりかねない。
死んだふりをするくらい躊躇なくやるだろう。
同時に宿儺を倒せる人間としたら、呪いに対する絶大な攻撃力を誇る天使だろう。
天使はヤコブの梯子により一度宿儺を殺す事に成功するものの、数時間後に復活。
不意を突かれた天使はそのまま惨殺され、死の間際に羂索に呪物にしてもらった。
このような経緯があったのかもしれない。
③ 人外魔境新宿決戦
では最強対決はどうなるのか?
恐らく宿儺の勝利だろう。
五条敗北のフラグが立ちまくっている以上
勝つ事はありえない。しかし、五条が死ぬかと言うとそれは考えにくくなった。
なぜならこのセリフ。
「五条さんは、自分が秤や乙骨レベルに弱ったら介入していい」
要は状況次第では高専の介入も十分考えられるわけだ。しかし、五条が弱る=五条の敗北と等しいので、介入する意味は宿儺を殺す事ももちろんあるが、それより五条救出のために介入する形になるだろう。
つまり、タイマンには負けてしまうものの、トドメを刺される直前に乙骨が登場し、五条を救出するのではないか?
それをするためにこのセリフを差し込んだと言っていい。
(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)
④ 天使の実力
相当なものだろう。術式が。
術式を消滅させるのだから五条の無限すら攻略可能。
しかし、そんな天使ですら殺せなかったのが宿儺である。
天使の術式を正攻法で切り抜けるにしても使えるのは、
- 領域による術式の中和
- 反転術式による術式の中和
- 展延による術式の中和
この程度だろう。
仮に中和したとしても、術式を消滅させると言う事は、脳に何らかの作用を引き起こす事に他ならない。
つまり、無為転変と似た系統の術式である可能性がある。
もし、脳に直接作用するなら死滅回遊のペナルティとして術式の剥奪によるプレイヤーの死と、本質的には同じ事をしていると考えられるだろう。
中和しきれなかった分だけ、脳にダメージを負う可能性がある。
そして乙骨のコピーにより、実質天使2人分状態になりかねない今は千年前よりかなり厳しい戦いなのではないだろうか?
整羂索の介入もリアリティを帯びてくる。
そして羂索自身もかなりの反転術式の使い手である。従って宿儺のように死後復活できる可能性もあるだろう。千年の間にそんな技術を確立していてもおかしくない。
かつてこの天使を含む千年前の術師を返り討ちした宿儺。
死後復活する以外にも何か秘密がありそうだ。