spriteの考察日誌 ONE PIECE考察

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225話 ヤバすぎます

 

 

ネタバレ注意!

最新話の内容になってます!

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(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)

 

 

 

 

① はじめに

はじめに、225話の内容は凄まじい情報量です!

そのため、気になる部分だけサラッと記事にします。

 

  1. 領域展開中の戦闘
  2. 御三家の秘伝
  3. 六眼の性能
  4. 領域範囲の縛り

 

この4つに絞って話をする

 

② 領域展開中の戦闘

結界を閉じない領域vs結界を閉じる領域

軍配が上がったのは閉じない領域だった。

ここで気になるのはこのナレーション。

 

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(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)

 

「お互いが領域を展開した状態の"戦闘"」という部分。

「領域の押し合い」という表現や「必中効果の押し合い」という表現で十分なのに、なぜ戦闘という言葉が入るのか?

これはひょっとすると領域を展開しながらでも術式を使った戦闘ができるのではないか?

だから次にこのようなナレーションが入るのだろう。「どちらかが大きなダメージを負い、どちらかの領域が崩壊すれば」と。

 

領域の必中効果を打ち消しあってるのだから、領域に付与された術式はお互い当たらない事になる。つまり、互角の勝負をしている状態ではノーダメージになるということだ。

にも関わらず「大きなダメージを負い」という言葉があるのは、領域に付与された術式以外でダメージを負う可能性があるからだ。

それを頭に入れた上で五条の領域の掌印を結んだ手とは反対の手を見て欲しい。順転蒼のような掌印を結んでいるように見えないだろうか?

 

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(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)

 

領域内での必中効果の打ち消しあいは互角というナレーションがあったが、もし両者共に閉じる領域だったなら、必中効果を打ち消しあいながら、術式を発動させて戦闘をする事で必中効果のアドバンテージを得る戦いになったのではないだろうか?

 

もちろん、五条の領域展開の掌印が両手をこのように使う可能性もあるが、この時に何らかの術式を発動していた可能性もある。

領域を破られた五条に挽回の可能性があるならその一つがこの描写ではないだろうか。

 

③ 御三家の秘伝

禅院家当主が領域対策として「落花の情」を発動していた。相手の必中術式が当たる寸前に呪力を放出してカウンターするというもの。

御三家秘伝と言われていたので当然五条も持っているだろう。いくらジリ貧の対策とは言え、五条レベルの「落花の情」ならそれなりの威力を発揮するはずだ。

しかし、これはカウンターで迎撃して身を守る技なので、五条の首が刎ねられた今、これが発動したとは思えない

 

そうなると、他にも御三家には領域対策がある可能性を考えたい。

 

  1. 縛りによる底上げ
  2. 他の御三家秘伝の可能性

 

陀艮に追い詰められた時、「落花の情」だけしか使ってなかったが、当主の直毘人は腕を一本失ってでも耐えて生きていた。アレは腕を失うという縛りで効果を底上げしていたのではないだろうか?そう考えれば色々と辻褄が合ってくる。五条も何らかの縛りで御三家秘伝を強化してくるかもしれない。

 

とは言え、実際に首を切断されたので「落花の情」を発動していたとは思えない。そうなるの他の御三家秘伝があるかもしれない。

例えば貰ってしまった術式を中和する秘伝技があるかもしれない。一度領域の押し合いで負けてしまうと領域対策ではジリ貧でありいつかは術式を貰ってしまうため、術式を貰ったあとの対策が生まれていても不思議ではない。

 

④ 六眼の性能

五条の性格の悪さと相まって相手の考えがある程度分かるような発言があった。

もっというなら心情さえも分かるかのような。便利すぎる。(笑)

どこまで万能なんだ、六眼は。

 

⑤ 領域範囲の縛り

宿儺の領域は逃げ道を与えるという縛りにより必中効果範囲が半径200メートルにも及ぶ。しかも渋谷でやったように範囲も任意で変えることができる。

 

この五条との領域勝負だが明らかに領域の範囲が狭い。

もちろん、五条の領域の結界が半径100メートル程の規模である可能性もあるが、五条からしたら宿儺が逃げる訳ないので、そんなに広大な範囲を領域で閉じる必要がない。要は逃げる心配のない目の前の相手を閉じ込めるだけの規模の領域でいいのだ。

これは宿儺についても同じ事が言えるが、かと言って閉じない領域の宿儺は領域範囲を小さくする意味もない。なのに、宿儺の領域の範囲は明らかに狭い。

これは、本来200メートルの範囲を得られる縛りによるメリットを半分の範囲にするという縛りで威力を底上げしているのではないだろうか?

 

つまり

  1. 逃げ道を与えるという縛りで200メートルに範囲を広げられる
  2. このメリットを半分に放棄する事で、威力の上昇を得られる
  3. 200メートルを半分の100メートルにする代わりに、この100メートルの中では削った100メートル分のメリットを威力の上昇という形で得られる

 

このような縛りを宿儺はやっているように見える。そう思えるほど明らかに宿儺の領域の描写が狭い。

 

⑤ 基本が強いやつは強い

それにしても鹿紫雲と乙骨の発言から

  1. 呪力量
  2. 術式なしで五条と戦える体術
  3. 神懸かった呪力効率
  4. 閉じない領域

基本スペックでは五条を含めて誰も勝てない事が明らかになった。

 

そして宿儺の領域は、閉じない事で相手の領域を結界ごと自身の領域に包む事で外側から領域を破壊するという、一瞬の領域の押し合い対策を実現している事が分かった。

 

宿儺の領域は

  1. 逃げ道を与える事で一方的に領域を展開できる
  2. 閉じない事で相手の領域を結界の外側から破壊できるので領域の押し合い対策になっている
  3. 逃げ道を与えるという縛りで領域範囲を広げ、相手の領域を自身の領域範囲に入れやすくしている
  4. 呪力の無いものには「解」を与える事で、呪力0の天与呪縛の対策になっている

 

完璧な領域である。

領域範囲の広さから一方的に術式を当てる事ができるし、必中効果命令が互角でも外側から結界を破壊するので領域勝負でも勝てる。

相手が呪力0で必中効果が適用されなかったとしても、呪力のないものを狙った「解」で対策している。

 

強すぎる。仮に五条が領域中に発動した何らかの術式や、御三家の秘伝があったとしても、宿儺には■開と十種影法術、そして恐らく簡易領域などの領域対策もあるだろう。

 

この勝負はひとまず五条が死んでそこから残った者たちが挑む形になりそうだ。

 

 

 

#呪術廻戦#呪術本誌#225話#領域展開#伏魔御厨子#無量空処