spriteの考察日誌 ONE PIECE考察

ONE PIECE / 呪術廻戦 / 格闘技 / ポケモンの考察ブログ

230話

 

 

ネタバレ注意!

最新話の内容となってます!

 

 

①無量空処の解除

摩虎羅によって無量空処が破壊されたが、同時に宿儺も行動できていた。

何故、スタン状態から回復できたのか?

 

  1. 摩虎羅の適応が本人に及ぶ
  2. 呪力ガードによる軽減
  3. 脳を破壊して治癒
  4. 破壊が気つけになる
  5. 天の逆鉾

 

 

摩虎羅の適応が本人に及ぶのは考えにくい。五条が「適応の過程を肩代わりしただけで、結果ではない、お前が無量空処に適応したわけではない」と語っていた事から、摩虎羅の適応は術者には及ばない。

 

呪力ガードによる軽減。これはあるだろう。

家入も「数秒浴びせれば行動不能にできる」と語っていた。これは裏を返せば行動不能にするには数秒間浴びせなければならない事になる。

10秒にも満たない無量空処しか受けてない宿儺は自身の呪力量により、最小限の影響しかなかったのだろう。それでも甚大なダメージを受けていたわけだが。

 

術式を修復させる際に1度脳を壊して再生していた事が明らかになった。当然、脳へのダメージは甚大なわけだが、この際にスタンした脳を1度壊しているのでスタン状態が解除されても不思議ではない。

問題はスタン状態で脳の破壊そのものを行なえるかどうかだ。恐らく難しいだろう。

しかし、宿儺は伏魔御厨子を破壊されたのではなく、伏魔御厨子を維持できなくなっただけなので、自分自身で限界は分かっている。

つまり、自分の領域が維持できないと感じた瞬間に、摩虎羅を召喚し同時に脳も破壊、仮死状態に近い形になるが、摩虎羅が無量空処を破壊すると同時に脳を一気に治癒した

宿儺は死後数時間経っても反転術式で蘇生できる化け物なので、こんな無茶もできるかもしれない。

 

しかし、脳を再生させたなら無量空処のダメージも回復しているはず。そのため無量空処の破壊は気つけになると考えるしかない。

五条の意志で無量空処を閉じたなら、無量空処の効果は続くが、破壊されたならその瞬間にスタンが解けるのかもしれない。

 

術式の再生のために一度脳を壊したなら、領域展開できないダメージを負ってる事の説明がつかない。

しかし、これに関しては脳の違う部分に無量空処が作用している可能性が高いため、スタンの解除に必要な脳と、情報が流し込まれた脳は別部分だから脳を再生してもダメージが残っており、領域展開できなかったと考えられる。

 

あるいは摩虎羅の退魔の剣に天の逆鉾のような効果が付与されてるのかもしれない。

万戦も五条戦も領域を破壊した時はいずれも退魔の剣を使っていた。つまり、あの退魔の剣には適応によって天の逆鉾のような「発動中の領域内の術式効果強制解除」の力が宿っているのかもしれない。

あくまで「領域内の術式効果が対象なので、普段の無下限呪術の無限に適応してないのも説明つく。

 

そして恐らく無量空処のような複雑な効果は適応するまで時間がかかる。だから228話で1度回り、229話でもう一度回ったのだろう。

あるいは描かれてなかっただけで最初から何度も回っていたのかもしれない。

 

② 生得領域

これは筆者の考察が当たっていた。

生得領域内に魂は存在していると。

伏黒の魂が沈んでいるのは明らかに水中であり、宿儺の生得領域は水の中に骸骨で組み上げられた御厨子である。

そのため、伏黒の魂は宿儺の生得領域内に沈んでいるのだろう。

 

筆者ははじめ、恵にだけ無量空処が当たったのは、領域展開とは生得領域の具現化であり、言わば体内から生得領域が飛び出してる状態。そこに魂が存在するので、無量空処が当たった。と考察したがYouTubeこコメントで、真人が宿儺の魂に触れたように、領域展開の効果は魂にまで及ぶのでは?と教えていただいた。

最初はそれでも腑に落ちなかったが、落ち着いて考えるとそれで十分腑に落ちる。恐らくそれが正解だろう。

 

③ 六眼

相変わらずザルっぷりが凄い。以前から領域展延を見破れなかったり、なかなか中途半端な性能をしていたが、今回も目を凝らさないと魂が見えない事が分かった。

恐らく五条も魂を観測はできるのだろうが、宿儺や大道ほどの精度で知覚できないのだろう。

 

④ 術式の併用

領域に付与した術式は術者の手を離れ、言わば外付けのようになる事が今回で確定した。

 

領域展開中なら領域に付与した斬撃は、領域が発動しているから、自分自身は展延や術式を使える。宿儺は領域を結界で閉じて斬撃を付与。同時に十種影法術を使う事で無限に適応すると言っていた。

この事から分かるのは

  1. 領域展開中なら術式を2つまで併用できる
  2. 摩虎羅が無限に適応していないこと
  3. 宿儺が領域を閉じれること

 

どれも当たり前と言えば当たり前。呪いの王ならできて当然。

 

⑤ 展開

両者術式は回復していると考えられる。

五条は無量空処しようとしていたので単純に考えれば術式が回復している事になる。

加えて最後に順転青で宿儺を引き寄せてぶん殴ってたので、五条の術式回復は確定。しかし、脳へのダメージで領域は展開できない。

 

だが、こんな分かりやすいフラグがあるだろうか。これは右腕を骨折して本当は動くけど動かないフリをする事で相手の警戒心を解き、隙が生まれたところを骨折した右腕でぶん殴る、漫画の王道ではないだろうか?

 

一方、宿儺も領域展開の前に法陣を付与していたのでこちらも術式は回復している。ただ、こちらも無量空処のダメージにより領域を展開できない。

 

つまり、両者領域を封じられた状態で術式と体術によるバトルが行われると言うことだ。

それなら無下限ガードと順天を使える五条が有利だろう。しかし、相手は宿儺。

今までは摩虎羅の適応をバレないようにするために戦っていたが、もうそのような事をする必要ない。次は自身に付与したまま適当に肉弾戦をすればいずれは五条の全てに適応した摩虎羅を作れる

そのため、五条は術式を使えば戦闘を有利に進められるが、それを軸に戦闘を進めると摩虎羅に適応されてしまうわけだ。実質、術式を縛られて戦わなければならない

 

五条にとってはかなり厳しい戦いである。しかもこれでラウンド2。ボクシングなら12ラウンド、MMAなら5ラウンド、キックやムエタイなら3ラウンドとまだまだラウンドが重なるだろつ。

果たしてどんな終結を迎えるのか。楽しみである。