spriteの考察日誌 ONE PIECE考察

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黒刀の秘密

 

世界最強の刀と言われる黒刀。

黒刀に成る条件について考察していく。

 

① 結論

結論から言うと黒刀に成る条件とは

  1. 妖刀を服従させる
  2. 世界最強の生物、または世界最強の技量を持つ者を倒す

この2つを満たさなければならないと考えている。

 

② 黒刀に成るとは?

作中で黒刀は2振りしか登場していない。

  1. 秋水

 

どちらも所有者は当代一の剣豪である、ミホークとリューマ。

明言されてないが、ミホークは世界最強の剣士であるため、恐らく無敗だろう。

リューマは生涯無敗と言われており、明言されてないがこちらも当時世界最強と言われていただろう。

 

つまり、黒刀になるには最低でも

  1. 歴戦が必要である
  2. 世界最強の技量が必要である

と考えられる。

 

しかし、歴戦が必要なら白ひげやロジャーも黒刀化していていいし、技量が必要ならミホークと同等の技量を持つシャンクスも黒刀になっていていいはず。

 

 

③ 根拠の深堀

そこで重要となるのが、

  1. リューマが竜を切った事
  2. ミホークが世界最強の剣士と言われている事

である。

 

ONE PIECEで竜と言えば西洋風のドラゴンを指すようだ。

カイドウが龍になった時は」で表記され、パンクハザードでドラゴンが初登場した時は」の表記だった。

明確に使い分けられている以上、「はドラゴンを指し、「は東洋風の龍を指しているのは明白である。

そして「」は世界最強の生物と言われていた。ならば同じカテゴリの「」も世界最強の生物であってもおかしくはないだろう。

 

世界最強の生物が2種類もいるの?という疑問もあるが、ミホークとシャンクスが同等の技量を持ち互角にも関わらず、シャンクスは世界最強の剣士とは言われていないように、既に作中で世界最強が並んで描かれているため最低限の矛盾は解消している。

 

つまり、世界最強の生物が「龍」と「竜」で2種いてもおかしくないし、大局的に見れば「龍」「竜」も同じカテゴリと考えていいだろう。

人間という種族の中に「黒人」「白人」「黄色人種」がいるように、世界最強と言うのは、「龍族(または竜族)」という種族が最強なのであり、そこに含まれる」も「」も世界最強の生物になるわけだ。

そもそもあの世界では「龍」「竜」も空想上の生き物と言われている。だから世界最強の生物として両立が成立するのだ。

 

そしてこの「竜」を切ったのがリューマ。

つまり世界最強の生物を倒した事になる。

 

 

ミホークも同様に世界最強の剣士と呼ばれている事から、世界最強の生物または、世界最強の剣士を倒した事でその称号を手にしたのだろう。

 

そうでないと同等の技量を持つシャンクスが世界最強の剣士、あるいは世界最強の海賊と言われていないのがおかしくなる

もし、ミホークではなくシャンクスが世界最強の剣士を倒したならシャンクスが世界最強の剣士と呼ばれていただろうし、白ひげを倒していたなら世界最強の海賊と言われていただろう。

 

この事から2人とも

  1. 歴戦である
  2. 世界最強の何かを倒している

事がわかる。

 

服従

刀には性格がありそれを服従させるのが剣士だと言われている。

技量があったり、覇気が強かったりしても刀が服従していなければ本領を発揮できない。

そして刀には意志がある。

三代鬼徹がゾロを選んだように、閻魔がゾロを試しに来たように。

つまり、どんな刀でも服従させなければ十二分に力を発揮できないのだ。

 

そして適当な刀でも服従させれば良いわけではなく、刀に選ばれた剣士が自分を選んだ刀を服従させる事に意味があるのだろう。

 

⑤ まとめ

このように作中で登場している情報をまとめると、

  1. 刀の服従が必要である
  2. 覇気が必要である
  3. 世界最強の何かを斬る必要がある

 

このように考えている。

世界最強と呼ばれるものを斬る事で、本当の意味で刀が持ち主を認め、持ち主の覇気を溜め込み黒刀化すると考察できる。

 

 

 

 

1094話

 

 

ONE PIECEの最新話の内容になってます。

未読の方はご注意ください。

 

 

① 扉絵

ゾロに所縁のある人物が描かれている。

  1. コウシロウ
  2. くいな
  3. コウサブロウ
  4. リューマ
  5. 牛丸
  6. ヤスイエ
  7. リューマ生前バージョン
  8. リューマが斬った龍

 

こんなところだろうか?

何となく、くいなが死亡時より大人っぽく見えるのは気のせいだろうか?

 

恐らくリューマが斬った龍らしきものが描かれているし、左上の口元が見えない人物はリューマの生前の姿と考えて差し支えあるまい。

 

② サターン聖

なんと魔法陣から登場した異形のサターン聖。

ルフィや黄猿、ゾロがゾクっとしているあたり、相当な強者のようだ。

そして突然現れる謎の魔法陣。

まるでONE PIECEとは思えない魔法陣が現れ、爆発と共に下半身が蜘蛛のように変化し、黒い羽衣を纏った姿に変身している。

筆者はこれを見た時に真っ先にアラクネーを思い出した。

下半身が蜘蛛上半身は人間の姿にされた女性だが、まさにサターン聖のような姿をしている。十中八九クモクモの実幻獣種モデルアラクネーで間違いなかろう。

 

問題はこの魔法陣だ。

唐突に現れたONE PIECE世界の概念とは異なる魔法陣。こんなものが登場するとは夢にも思わなかった。

初登場した際は、バリバリと覇王色の覇気が飛んでいるように見えるが、周りの海兵が失神していないので、覇王色ではないのだろうか?

だが、描写は明らかに覇王色だし、五老星が覇王色じゃないとは思えないので、やはり覇王色と考えるのが妥当ではある。

 

そしてサターン聖がパシフェスタに命令を下す前に、ルフィや黄猿達が気配を察知している事から、相当強い覇王色を出していると考えられる。

よく見るとウソップも逃げろ逃げろと明らかに逼迫しているのでこれも黄猿達同様、サターン聖の気配を感じ取っているのだろう。

このバリバリは、アラクネーの力なのか、どちらか分からないが、魔法陣自体はアラクネーもしくは五老星としての力だろう。

 

筆者の初見では、五老星として受け継がれる力として魔法陣があると思った。

しかし、能力で出現したようにも見える。

 

どちらか分からないが、論理立てて読むと五老星にこの力があるように思える。

何故なら魔法陣に5の文字が刻まれてるからだ。アラクネーでも他の神話上の怪物だとしても魔法陣を出現させて爆発させながら登場する怪物なんて存在しないだろう。

 

しかも5という数字は五老星を表しているし、客観的に見ればあの魔法陣は五老星やイム様、神の騎士団特有の力であり、爆発やひと睨みしただけで人が爆発するのはアラクネーの力だろう。

 

そして、久しぶりに地上に来たというセリフだが、マリージョアという天界から来たより地獄から上がってきたかのように筆者には見えた。

魔法陣からも爆発と爆炎が噴き上がっているので、テレポートしてるというより地獄を通って移動してきたように思える。

 

もし、この力が天竜人の一部に受け継がれる力なら、シャンクスも持っているかもしれない。

もしこの魔法陣による空間の短縮移動を船単位でできるなら、シャンクスにも魔法陣を展開する力があり、それを持ってして頂上戦争に現れたのかもしれない。

 

そして意味深に「ニカ」と独白するシーン。

何となくかつて友達や味方だった相手を対象に呟いているように見える

ニカの色が白で、サターン聖の色が黒い事を考えると、ニカ達のような神の力を持つ悪魔の実は覚醒すると白くなり、対極に位置するサターン聖達悪魔の実は黒くなる。このように考えられる。

 

もしくは、元々ニカもサターン聖達と同じ仲間だったが、裏切って白くなり解放の戦士となった。このようなパターンがあるかもしれない。

 

まとめると

  1. クモクモの実幻獣種モデルアラクネー
  2. 能力は爆発や爆炎にまつわる
  3. 覇王色持ち
  4. 魔法陣は能力ではなく五老星に受け継がれる特有の力
  5. 魔法陣は地獄を通って空間をショートカットしている
  6. ニカと対極にいる存在
  7. ニカ側は白い羽衣を纏う
  8. イム側は黒い羽衣を纏う

 

筆者はこのように考察している。

 

③ くまの自我

このボニーの回想を見る限り、ベガパンクとくまの間で自我をなくす約束をしたのではなく、五老星かまたは上の方の人物とのやり取りの結果、自我を無くしたと考えられる。

 

つまり、ベガパンクが自らの意思でくまの自我を消したわけではなく、くまから自我をなくすように依頼したわけでもない。

五老星やイム様、神の騎士団などの上の方の権力者とのやり取りによってベガパンクも仕方なく自我をなくしただけであり、代わりに最後のプログラムと記憶が消えないようにニキュニキュで取り出したのだろう。

 

まぁ、大体そんな感じじゃないかと言われていた通りだったわけだ。

 

 

次号、これでサターン聖が死ぬとは思えないのでボニーの身が心配である。

というかこんなの5体とイム様もいるなか、よくサボは脱出できたな。

ワポルがビビるわけだ。

 

准将以下は見るなというだけあって、神である天竜人が姿を見られてはまずいのは、この能力により神ではなく悪魔と思われるからだろう。

 

 

 

*追加 人獣型と空白の100年

サターン聖は人獣型だろうか?

半分蜘蛛、半分人間なら人獣型で良さそうだ。そうなると筆者が考えているアラクネーという下半身が蜘蛛で上半身が人間という考察は破綻してしまう。

これは人獣型か獣型かでだいぶ変わってくるだろう。

 

人獣型の場合、アラクネーである可能性はなくなるし、サターン聖と分かるフォルムで登場する行動の意味を考えなければならない

そもそも五老星が准将以下は見てはならないなら、見られるリスクを犯してまで人獣型で登場する意味がない。

従ってあのフォルムが獣型の可能性も高いわけだ。

 

もちろんパフォーマンスのために、作画的な意味でサターン聖と分かるように人獣型として描いたのが最も濃厚だろうが、もし深掘るとしたらアレは

  1. 人獣型ではなく獣型である
  2. 獣型が切り札なので人獣型である

などが考えられる。

 

獣型の場合は、最終形態が1つ明かされた事になるので、今後五老星の戦いが描かれる際にインパクトが1つ減ってしまう。そこがこの説の弱点となる。

一方、強みとしては人と蜘蛛が合わさったあの姿が獣型ならサターン聖が化け物という事が知れ渡るのを、能力的に避けようがなかったという考察ができることだ。

そして悪魔の実のモデルを考察する場合に、人も蜘蛛が合わさった怪物を探せば当てはまる事になるので、モデル探しが簡単になるのがメリットだ。

 

人獣型の場合は、准将以下がまみえてはならないのに、自ら半分人間の姿で現れるのは矛盾しているのが弱点となり、この場合半分蜘蛛で半分人の怪物がモデルとは限らなくなるのがポイントだ。

言い換えると普通の蜘蛛がモデルであり、魔法陣や睨んだだけで人を殺せるのはサターン聖自身の強さという捉え方もできる。

 

 

というか、サターン聖を見た海兵が「なんだアレ!怪物じゃねえか」と呼んだ海兵が殺された事を見ると、姿を見られたから殺したというのに加えて、怪物と呼んだから殺したという風に論理立てる事もできる

准将以下がまみえてはならないのも、天竜人という神でありながら怪物的な一面がある事を知られるのを防ぐ為ではなかろうか。

もっというと悪魔という事をバレたくない

それがイム様や天竜人などの真意ではないだろうか。

 

大体、世界政府を作ったくらいで自らを神と自称するのは少々驕りが過ぎる。

もし、これが実は悪魔だが悪魔とバレると人々は従わないので、神として振る舞っている、神を隠れ蓑にして悪魔という正体を隠しているように見える。

 

 

 

筆者はずっと疑問だった。

かつて栄えた巨大な王国が滅んでその記憶だけが世界中から綺麗さっぱり消えているのが不可解だったのだ。

 

こんな事を実現するには悪魔の実しか考えられなかったが、メモメモの実という記憶を操作する悪魔の実が登場した際に、空白の100年やかつて栄えた巨大な王国の記憶だけを世界中から消すほどの規模ではなかった。覚醒しても不可能だろう。

 

つまり、悪魔の実で人々の記憶からピンポイントの記憶を一斉に消し去るというのは不可能というのが筆者の結論なのだ。

そのため筆者は、世界中が自ら空白の100年の記憶を捨て去ったと考察した。

世界中から記憶がなくなりそれが悪魔の実の力でないなら、もはや自ら捨て去るしかない。

そのため、かつて栄えた巨大な王国は世界中から滅ぼされるのを肯定されるほど悪政の国だったのではないか?

その思想が残ればまた悪政と戦争の時代が来るから世界自らが記憶を捨てたと考察していた。

 

 

しかし、今回の魔法陣で考えが変わった。

あんなものがあるなら黒魔術で世界中の人々から記憶消すような魔法があってもおかしくはない。

シャンクスが意味不明な距離を短時間で移動しているのもこの魔法陣による黒魔術の力と考えれば筋が通る。

今までは悪魔の実しか超常現象はなかったが、魔法なんていうものがあるなら、世界中から空白の100年の歴史が、巨大な王国側も含めて消えているのも納得できるのだ。

 

 

 

 

 

ルフィは黒ひげと戦うのか?

 

 

 

 

ONE PIECEにおいてルフィ達の最大のライバル、または最大の壁として立ちはだかると予想されているのが黒ひげだ。

果たして本当に戦うのか?

 

① 対比

ルフィと黒ひげはしばしば比較して描かれている。

  1. チェリーパイが不味いと美味い、ジュースが美味いと不味い。
  2. 同時期にインペルダウンへ侵入
  3. 頂上戦争で漁夫の利を得た黒ひげ
  4. 最悪の世代同士
  5. ロード・トゥ・ララテルで明示された明らかな対比説明

 

などなど、沢山の対比や共通点が意図的に対立しているかの様に描かれている。

 

② 因縁

彼らには因縁がある。

そもそもルフィを最初に狙っていたのは黒ひげだった。もし、ジャヤで空島に行く事ができなかったらあのまま2人は衝突していただろう。

 

最も大きな因縁はエースに関するものだろう。

エースの部下だった黒ひげが掟を破り、それに伴い追跡したエースと衝突。結果的に黒ひげが勝利し、七武海へと加入した。

これが引き金となり赤犬にエースは処刑された。

 

この様に黒ひげの一方的な因縁(七武海加入のために億超えの海賊を倒す)と、エースに関する因縁が存在し、読者的にもエースの半分敵討ちという気持ちも入るだろう。

 

③ 巷の説

黒ひげについては様々な考察がある。

 

  1. シャンクスとの因縁
  2. ロードポーネグリフ争奪戦
  3. ONE PIECE争奪戦
  4. 古代兵器争奪戦

 

これらを補完、または使った考察が沢山ある。

例えば、ロードポーネグリフを集めるシャンクスと衝突し、黒ひげが勝利しルフィと衝突する。

あるいは、ロードポーネグリフを巡ってルフィと衝突する。

プラトンを巡ってルフィと衝突するなど沢山存在する。

どれも信憑性のある説であり、ロード・トゥ・ラフテルで対比されてる事から黒ひげvsルフィが起こる可能性は極めて高いと言える。

 

④ 本当に衝突するのか?

黒ひげvsルフィの根拠は

  1. 黒ひげとルフィが明らかに対比として描かれている
  2. エースが絡む因縁
  3. シャンクスを含めた3人の因縁
  4. 共にラフテルを目指している

 

これらの根拠はいくつかの考察パターンを産んでおり、そのどれもが信憑性が高い。

 

しかし、疑問もある

そもそもエースはエースが負けたから悪いのであって、正々堂々と戦った黒ひげには何ら非はない。

 

実際、ルフィがドレスローザでメラメラの能力を手に入れようとした時に、「渡したくない奴もいるけど仕方ない」と言って仲間の命を優先していたように、ルフィは必ずしも黒ひげを敵視していない。

 

何なら赤犬に関してもそうだろう。

ジンベエから新元帥は赤犬と聞かされた時に、胸の痛みは感じていたが、それ以降「エースの仇だぁ!」のような動きや発言は見られない。つまり、ルフィは黒ひげや赤犬を恨んではないのだ。

 

ルフィが「エースにはエースの冒険がある」「信念のためなら死んだっていい」という発言がしばしば見られるように、ルフィはエースの死はエース自身の弱さ自分の非力さ故に起こった事であり、敵は敵として自分の任務や目的に忠実に行動した結果であるときちんと理解しているのだ。

 

むしろシャンクスとの因縁の方が強い。

シャンクスは明確に黒ひげに手数を負わされている。その事を考えるとシャンクスvs黒ひげの方が可能性として高い様に思える。

 

⑤ ルフィvs黒ひげ

加えて、ルフィと衝突するとしたら

  1. ロードポーネグリフ争奪戦
  2. ONE PIECE争奪戦
  3. 古代兵器争奪戦
  4. 世界の王を廻る戦い

などだろうか。

 

しかし、古代兵器争奪戦は可能性は低いだろう。ワノ国の面々が口を滑らすとは思えないし、黒ひげにそんなつてはないだろう。

動き出したプルトンを狙って襲来する事はあってもワノ国にプルトンがある事を知る事自体が不可能と言っていい。それこそポーネグリフを読める人物をアラバスタにまで持っていくかしない限り、ワノ国にある事は知り得ないだろう。従ってプルトンが動きだす前に取りに行くというのは難しいのだ。

 

世界の王、つまりイム様との戦闘後に乱入してくる可能性もまぁ低いだろう。

イム様との戦闘という事は、まずイム様を知っていなければならないのでそれが難しい。

それこそラフテルに辿り着くか、ドラゴン、サボ、イワンコフから聞くしかない

 

加えて黒ひげの夢はハチノスの王になり政府に加盟することなので、目的がまるきし違う。

世界を巻き込む巨大な戦いに参入するだろうし、漁夫の利も狙うだろうが、ルフィ達も海軍や五老星や神の騎士団との戦いが起こりうるなか、さらに黒ひげと戦うとは考えにくい。

 

ONE PIECE争奪戦。

これはルフィと衝突しそうだ。

ロードポーネグリフ争奪戦も衝突するだろう。

ルフィと黒ひげが戦うとしたらこの2つの争奪戦になると考察する。

 

エースやシャンクスの敵討ちという理由で衝突することは考えにくい。何故なら敗れたものが悪いからだ。だからエースに関しても敵討ちのように動かないのだ。

 

結論を言うと、ロードポーネグリフ、ONE PIECE、このどちらかを巡ってルフィと黒ひげが衝突することは考えられるだろう。

 

⑥ ルフィと黒ひげの海賊同盟

筆者は以前から2人は同盟を組むのではないかと考察している

正反対の2人が実は息がピッタリ合うというのは、ゾロとサンジで証明済みである。

ゾロとシリュウ、サンジとラフィットはお互い敵としても味方としても相性良さそうなので、味方として共闘するのはアツい展開だ。

 

強い根拠ではないのだが、

  1. 現時点でルフィと黒ひげが衝突する理由がない
  2. エースやシャンクスの敵討ちは、ルフィの信念とは異なる思考である
  3. 黒ひげのイメージ国はソマリア

 

この3つが根拠となる。

1と2はこれまで論じてきたが、3は何かというと実在の海賊オマージュだ。

ソマリアにはグアダルフィ岬という場所があり、そこでロードアイランドの海賊と名を馳せたトマス・テューと海賊王と呼ばれる大海賊ヘンリー・エイヴリー海賊同盟を結んだ場所である。

そしてこの同盟発足からすぐにテューとエイヴリーはインドのムガール帝国の船を襲い、海賊史上最大の財宝を手にしたと言われている。つまり、ONE PIECEだ。

 

現時点でもソマリアには海賊が多いが、それだけでイメージ国とはなるとは思えない。何故ならカリブの海賊黒髭をオマージュしているなら、ジャマイカとかバハマとか他にもカリブ海に存在する最適な国があるからだ。

名前のモチーフはカリブの海賊だが、キャラ性やストーリー性はインド洋の海賊エイヴリーやテューをモチーフにしているのではないだろうか?

 

もし、イメージ国にソマリアを採用した理由があるなら、黒ひげとルフィも手を組むかもしれない。

グアダルフィ岬に相当するものとしては双子岬しか思いつかないが、もし双子の由来がリヴァースマウンテンの運河の対岸を双子と捉えてないなら、双子岬が兄、その裏の水先星島側の岬を弟として捉えるなら、双子岬か裏側の岬かラフテルで海賊同盟を組むかもしれない

 

 

 

 

 

 

世界政府は倒れない

 

ONE PIECEにおいて麦わらの一味に立ち塞がる世界政府。彼らは打倒されるのだろうか?

筆者は打倒されないと考えている。

 

 

① 敵は天竜

そもそもルフィ達は世界政府と敵対していない。

もちろん、戦う事は多いが明確に倒すべき敵とは認識していない。それというのも自分達が海賊で悪者という自覚があるからだ。

 

では革命軍はどうだろうか?

彼らが倒すべき敵として認識しているのは天竜である。倒すべきは世界政府ではなく天竜人と明言しているので彼らも世界政府は敵視していない。

 

唯一、ロビンを助ける時にだけ世界政府の旗を撃ち抜き明確に敵対したが、その後は世界政府を倒す素振りなど一切見せていない。

ロビンを捉えて、ロビンをがんじがらめにしていたのが世界政府だったから敵対しただけで、同じような事が起こらない限り敵に回す事はないだろう。

 

つまり、今後起こるであろう麦わらの一味vs世界政府という構造は成り立たない事になる。

 

② 誰と戦うのか

イム様や五老星をはじめとする天竜だろう。

ルフィは本質を見抜く力に秀でている。

友達が奴隷になっても、腹一杯飯が食えなくても、目先の敵ではなく黒幕に必ず辿り着く。

そしてそのルフィの父親が敵と見定めているのが、天竜人である。

 

つまり、ルフィが世界政府と戦う事になったとしても、麦わらの一味の真の標的は天竜人だと必ず見抜くだろう。

 

天竜人の戦力に、CP0や神の騎士団、海軍などがいるから必然的に世界政府が所有する戦力と戦うわけだが、標的はあくまで天竜人。

そう考えると、海軍やSSG、CP0と戦うのは麦わら大船団やキッドやローなどの最悪の世代かもしれない。

 

③ 世界政府なき世界

仮にここまでの仮説が間違っていて、ルフィが世界政府を倒したとしよう

その場合、赤犬黄猿やコビーはどうなる?

海賊になるのか?自警団になるのか?

いずれも想像つかない。

 

というかあの世界観に海賊を取り締まる存在がいなくなるというのが全く想像できない。

ルフィ自身も海軍から逃げる事を鬼ごっこのように楽しんでいる節がある。

そのため、海軍や世界政府がなくなるというのは、ルフィ本人の望みではないだろう。

 

あくまで今の世界制度はそのままに、諸悪の根源である天竜人だけ倒そうとするはずだ。

 

それにルフィが世界政府を倒してしまったらコビーはどうなる?一生大将になれないままだ。

 

④ 革命軍が作る世界

もちろん、世界政府が倒れそのまま革命軍が新しい世界政府のようなものを作る可能性は十分ある。新しい世界政府にも当然海軍は必要だなので、コビーが大将になる事もできる。

 

しかし、その場合世界政府を倒したいわけじゃなく、天竜人を倒したいとする革命軍の目的と合わない。

それに革命軍が天竜人の位置に着くというともあり得ないだろう。

支配者が天竜人から革命軍になっただけで、今は清廉潔白な革命軍でも時が経てば腐っていく。それが分からないドラゴンではないはずだ。

 

従って革命軍は天竜人を倒しても政権は握らずに、新しい世界制度を確立し、権力の座につかないと筆者は考察する。

 

⑤ 世界政府は存続する

天竜人を倒し、諸悪の根源を断ち切った新たな世界政府はドラゴンやサボ、ロビンやベガパンク、ジンベエやリク王などが協議して新たな世界制度を定めて新生世界政府を樹立するだろう。そこには当然海軍も存在し、変わらず元帥や大将もいるだろう。ルフィも鬼ごっこもずっと楽しめるわけだ。

何となくONE PIECEの最後は次のロマンを追いかける船出と共に追いかけるコビーや赤犬が描写されるシーンを想像してしまう。

 

話はそれだが、世界政府の斜め上に位置する天竜人は滅び、本当の意味で横並びの組織となると考察している。

敵はあくまで天竜人であり、物事の本質を見抜くルフィなら、天竜人、イム様や五老星などを敵と認識し、戦いを挑むだろう。

 

この物語は世界政府と戦う物語ではなく天竜人と戦う物語になっていくのだ。

 

 

 

 

 

 

 

237話

呪術廻戦の最新話の内容となってます。

未読の方はご注意下さい。

 

関連動画↓

https://youtu.be/CorrHeb4fTo?si=T6Ed6uWd9-tKqswH

 

https://youtu.be/DfODJAEGkVU?si=5Pkcn6oPACgsZTjs

 

https://youtu.be/avTd9FAUEMU?si=-QPkRq7zrTG80cW6

 

https://youtu.be/DJZ7PYDNjSE?si=I4WZJFFL11GgRO4Q

 

 

 

① 秤vs裏梅

さっそく秤は領域展開を仕掛ける。

しかし、裏梅は千年前の術師である。簡易領域や彌虚葛籠などの領域対策は持ち合わせているだろうし、自身も領域展開できるだろう。

裏梅は今まで反転術式や洗練度の高い氷擬呪法を持ち合わせてる術師である。これで領域対策や領域展開を持ち合わせていない方が不自然である。

 

秤が裏梅を領域に閉じ込めた後に、宿儺と鹿紫雲が会話始めるがその最中も上空には秤の領域が描かれている。この事から裏梅は領域展開はしておらず、秤の領域内でバトルを繰り広げているものと思われる。

 

しかし、考えるべきは

  1. 領域の上書き
  2. 領域対策

である。

 

秤の領域は大当たりを引いての不死身モードがなければ領域対策を持ち合わせていない雑魚なので、十中八九大当たりを引くだろう。

つまり、大当たりを引かせなければいい。

そのためにできる事は領域の上書きが考えられる。

 

漏瑚が五条を領域に閉じ込めた後に、五条が領域を展開する事で塗り替えが起こったように、この状態からでも領域展開は可能であり、洗練度に差があれば上書きもできるはず。

 

しかし、宿儺と鹿紫雲が会話している中、秤の領域がそのままなので、裏梅は領域展開していないと思われる。

 

  1. 裏梅は領域展開できない
  2. 必中効果が無害な領域は上書きできない

 

先程も述べたが、裏梅が領域展開出来ないとは考えにくい。

裏梅自身の実力を考慮しても、そして千年前は必殺を省く事で領域展開習得の難易度が下がっていた事から、まぁまず領域展開できると考えていい。

メタ的にも裏梅が領域展開できないのは盛り下がる。

 

領域展開できるのに、領域展開していないと言う事は、領域展開をする意味がない事に他ならない。

つまり、必中効果が無害な領域は押し合いに強く術式発動も早く、加えて上書きされない仕様もあるのではないだろうか?

 

だから裏梅は領域展開していないのだろう。

では、秤が裏梅を倒せるのかどうかだが、相性は悪いが主人公側補正でいい勝負を演じて、ヤバいところを高専側が救援するという形になるのではないだろうか。

 

秤の術式は領域展開の大当たりによる不死身の体術と、フルオートの反転術式、電車の車両ドアによる攻撃など、主に体術をメインとし、そこに領域のギミックを使った物理攻撃が加わる。

 

しかし、裏梅の氷擬呪法は相手を凍らせる事ができる。真希が身動き取れなくなっていた事を考えても、呪力の制限解除された秤のフィジカルを持ってしても凍らされたら動けなくなるかもしれない。

そもそも不意打ちとは言え真希を凍らせると言う事は術式発動のスピードやキレ、範囲も桁違いと言う事に他ならない。秤も間違いなく凍らされるだろう。

もしここで氷をすんなり破って出てくるなら大当たり秤>真希というフィジカルの力関係が明確になる。

 

鹿紫雲は秤の体術に付き合ってくれたが、そもそも裏梅はそんなものに付き合う性格ではないだろう。今の所、裏梅がフィジカルに優れている描写はないので尚更である。

従って4分11秒間のらりくらりと捌けばいいわけだが、その点氷擬呪法はうってつけの術式である。

相手を凍らせるもよし、自分を凍らせて氷のシェルターに引き篭もるもよし、上空から氷柱を落としまくって妨害するもよし、時間を稼ぐと言う事に関してかなり長けた術式なので、秤と言えど一筋縄ではいかないだろう。

 

なので、ここで決着はせず日下部あたりが救援に来て2vs1の構図になるのではないだろうか?

 

というか、裏梅は素手で西宮の鎌鼬を払ったりしてるわけだから体術、呪力強化の洗練度もかなり高いと思うのだが。

相手が五条だったり、初手で有毒性を見切るのが困難な腸相の尖血を貰ったから体術が弱く見えているが、実際は腸相や日車クラスはあるだろう。

 

② 神武解

名前に反して雷属性の呪具だった。

とは言えこの名前からして、雷を出すだけとは思えない。雷系なら麒麟とかインドラとか他にも色んな名前の候補がある。

 

にも関わらず、神の武が解けると書いて神武解」まだ他に何か秘密があるように思えてならない。

刃となっている方から雷が出て、反対側の帯がついてる方の法陣のような部分は術式解除や絶対防御などの特殊効果が使えるなど、1つの呪具に2つの効果が付与されている呪具だったりしないだろうか?

 

まぁ、雷の規模も鹿紫雲の雷とは比較にならない規模なので、これだけでも十分チートではあるが、どうしても名前が引っかかる。

 

③ 最強

どうやら最強と共同体は対立関係にあるらしい。宿儺が贅沢と言う事はそうなのだろう。

 

  1. 他者との繋がりを持ったまま最強になろうとは贅沢だ
  2. 俺は生きるのに孤独な最強になるしかなかったが、お前らは両方手にできる環境に生まれ、両立を望んでいる、強欲だな
  3. 他者との共同体は最強として生まれても手に入る。しかし、本当に最強になるには共同体は手放さねばならない

 

この辺が考えられる事ではないだろうか。

まぁ、普通に考えれば1か2だろう

五条が夏油を置いてけぼりにして最強に成ったように、最強とは孤立する事に他ならない。

その立場になっているのに、なお他者との繋がりまで求めているのだから強欲だと言われても仕方ないだろう。

 

とは言え、それに徹しきれていなかったのが五条と鹿紫雲である。

そして本人達も今の立ち位置の最強と言う形が最高到達点であり、それ以上があるように感じられながらも到達できない。

それでいて孤独まで感じている。だから宿儺に教えて欲しいのだろう。

 

あるいは「忌み子」という発言。

ここから考えるに、宿儺は生まれた時点からあの異形だった可能性が高い

筆者は全く別の考察をしているが、少なくても異形が生まれつきと言う可能性は高まったと言えるだろう。

 

そしてあの異形だ。生きるのに相当苦労したはず。迫害されないわけない。そして迫害とは他者の価値観から評価される生きる」事に他ならない。

だから宿儺は漏瑚に向けて「寄り合いの中で自らの価値を測るから矮小になる」と語ったのだろう。

あの人のように生きなくちゃならない、あの人みたいにしっかりしなきゃいけない、そんな事を考えていたら心が壊れてしまう。それは他者の物差しで生きる事だ。

そうではない。自分の価値観で生きる事が大切なのだ、と宿儺は言いたかったのだろう。

 

異形という姿に生まれた事で迫害を受けた宿儺。その世界で生きるためには普通の人間として暮らすのではなく、自分の物差し、自分の価値観、自分の想いで生きるしかない。そしてそれは力づくで実行するしかない。

そのため、宿儺は最強に成ってしまった。本来は普通の人間のように愛されて生きたかったかもしれない。

しかし、異形として生まれた宿儺にその選択肢はなかった。

他者の価値観で生きるなら、異形として生まれただけでなく、この異形というアイデンティティまで押し殺してひっそりと生きねばならない。

それに宿儺は我慢ならず、孤高の最強と言う道を選んだ。選ぶしかなかった。

 

しかし、鹿紫雲や五条は選ぼうと思えば他者を慈しむ方向で生きれたし、両方手に入れようとして、手に入れられる。

何故なら異形ではないから。

だから強欲だと言ったのではないだろうか。

 

これらの事から1か2、あるいは両方が宿儺の根底にあり、それを持ってして鹿紫雲に強欲だと言ったと思われるが、筆者は3を考えている

 

漏瑚に向けた言葉や万の「愛を教えるのはこの私!」と言う発言に対して笑ったのも、何か引っかかる。

そう、宿儺は愛を知っているのではないか

この可能性が筆者にはずっと片隅にこびりついているのだ。

 

漏瑚に向けたように、他者の物差しで生きるから勝手に限界が決まり、それ故に弱く成っていくという発言も、一度はその価値観を体験していないと出てこない言葉、考え方だろう。

 

万の言葉に笑ったのも、「お前のような弱い人間が俺に愛を教えられると思うな」という意味に見えるだろうが、それだけとは思えない。

何故ならあの時点で万は「宿儺は愛を知っている?!」と考えたからだ。

 

宿儺は強いが故に他者との繋がりが持てない、だからあんな寂しい切り口だった、でも私が愛してあげる、私ならあなたの隣に並び立てる」という意味で発言したが、

「え?宿儺は愛を知ってるの?でもそれは違う、あなたが知ってるソレは愛じゃない!」と言っているこの事から、

 

  1. 万は強者として宿儺を愛したい
  2. しかし、宿儺は強者としての愛ではない、別の愛を知っている
  3. 万はそれが許せなかった、認めたくなかった
  4. だから「違う!それは愛じゃない!」と言った

 

このような構図が成り立つ。

つまり、万や五条、鹿紫雲が宿儺に対して思っている孤高の侘しさとは別に、宿儺はちゃんと愛を知っているのだろう。それを知った上で孤高を目指した。そう言いたいのだろう。

 

要は宿儺はちゃんと母親に愛されていたのではないか?こう考えられるわけだ。

 

現実的に考えて、生まれたばかりの子供が生きられるわけない。必ず一定の年齢になるまでは育てて貰わなければならない。

特に筆者自身も2児の父であり、最近マンガを読むたびに、「こんな悪役でも親に育ててもらってるんよなぁ、つまり多少なりとも親から愛されてるんよなぁ」と感慨深く読んでいる。(笑)

 

そして「どうかな、少なくとも忌み子ではあっただろうな」と宿儺が語っていた事から

  1. 生まれつき異形で生まれてすぐ捨てられたが、誰かに拾われた
  2. 親はある程度の年齢まで育ててくれたが、異形の子を育てていると噂され両親は殺害されて1人で生きてきた

このようなパターンが考えられるだろう。

筆者はどちらもあり得ると思っている。

 

例えば生まれてすぐに捨てられた場合、赤ん坊なので当然生きられない。

しかし、そこに慈悲深き女性が現れ宿儺を育てた。ところがある日、宿儺の異形がバレてしまい、村人から女性は殺害された。

このパターンなら「忌み子ではあっただろうな」とまるで他人事のように客観視した言い回しをしてる事に筋が通る。

 

要は自分を育てたのが実の両親であろうと無かろうと、親は迫害していない

しかし、親以外の人は迫害し、親を殺害した。それなら自分自身忌み子だと自覚して無くても周りから見たら忌み子なんだなと知る事はできる。客観視した言い方をしている事にも説明がつく。

 

そして宿儺を拾ったのが呪霊だったらどうだろうか?

来栖華が子供を攫って育てる呪霊に一年近く育てられていた事を考えると、幼い宿儺が呪霊に育てられていたとしてもおかしくはない。

あの異形ももしかすると呪霊が人を攫い、人肉を宿儺に食べさせた結果あのような異形あるいは紋様が刻まれていったと考える事もできる。

来栖の実例がある以上ない話ではない。

人間なのに呪いの王という意味も筋が通る。

 

これまでは産みの親が宿儺を捨てたパターンだった。親に捨てられた事で、「俺は忌み子なんだ」と自覚した事を説明つけるためにその方向性から考察した。

 

しかし、次は親が育ててくれたパターンを考察する

つまり、親は異形の宿儺を愛していたと言う事だ。これは万が「宿儺は愛を知ってるの?いい!それは愛じゃない!」と言った事を強く回収できる。

つまり、宿儺からすると万の愛などありがた迷惑もいいところで、本当は親から愛を教えてもらっていた。

しかし、自身の異形が原因で殺されてしまい、闇に堕ちてしまった

そこから、異形→自分達普通の人間とは違う→化け物だ!殺せ!という価値観がある事を知り、それに囚われず生きていく、唯我独尊の思想に至った。こんな考え方もできる。

 

そもそも宿儺は、「最強に成ったのか?生まれながら最強だったのか」という問いに対して「どうかな」と言っているので、本人にも答えは分からないのだろう。

つまり、最強という概念すらも気にしてないのかもしれない。最強というのも誰かと比べているから成り立つ概念であり、最初から自分以外は弱者と思っていれば自分が最強とか思う意味すらないのだろう。

 

④ 完全体

とうとう千年前の姿になってしまった。

とは言え、宿儺の魂を取り出しさえすれば何とかなるかもしれない。

逆を言うと天使の術式では救出不可能になったと言っていい。

 

そして肉体が修復しているのだから、当然脳も修復しているだろう。宿儺の反転術式は237話でも描かれている。

鹿紫雲に神武解で雷を放った際は左顔面は真っ赤に染まってるが、鹿紫雲に「贅沢者め」と言っているシーンでは顔面は修復され眼が潰れているだけになっている。

つまり、この時でも反転術式は使用可能であり、出力がダメージで落ちてるから戻せなかっただけなのだ。

 

そして今は完全体になった。

ダメージは残ってるかもしれないが、肉体的な損傷は回復したので出力は元通りになっているだろう。呪力量は回復していないだろうが、出力は元通りだと思うので反転術式はバンバン使うだろう。

もしかするとこの体だと、呪力の自己補完が早いとかそういう副次的な効果もあるかもしれない。

どちらにせよフィジカルは今までと比べものにならないだろうから、鹿紫雲は苦戦するだろう。

 

 

 

 

 

 

 

236話

 

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① 適応

摩虎羅の適応は、適応しても完結することなく、更なる適応を続ける。

この力により、宿儺にもできる無下限バリアの突破法を摩虎羅が見せるまで宿儺は待っていた事が明らかになった。

 

筆者は以前の記事で、宿儺の斬撃は術式や呪力などを対象として、切断出来るのではないか?だから五条の不可侵も破れるのではないか?と考察したが、実際は筆者の想像の上をいくものだった。

 

まさか、空間や世界ごと存在を分断する斬撃とは…

術式対象の拡張という方向性こそ合っていたものの、その拡張性が筆者の乏しい想像力では辿り着けなかった。

まさに天晴れである。

 

 

ここで気になるのは、摩虎羅の適応は不可侵を破るために摩虎羅が自身の呪力を変質させていたという点である。

五条の腕を切断した後に、摩虎羅は斬撃ではなく打撃で五条にダメージを与え、宿儺も影から登場し、そして顎吐は順転青で潰されてしまった。

 

この事から

  1. 世界を斬る斬撃は、摩虎羅と言えどホイホイ出せるものではない
  2. 呪力の変質と斬撃2つの適応を併用できている

 

と言う事がわかる。

つまり、摩虎羅の適応が呪力の変質から世界を斬る斬撃に変化したわけではなく、依然として呪力は不可侵を中和無効化するように変質しているし、それに加えて世界を斬る斬撃まで手に入れたという事だ。

 

摩虎羅の呪力は青と止める力の呪力に対応するように変質しているなら、紫のダメージも破壊される程ではないのではないか?

何故なら五条自身も、無制限紫を喰らった時に、自身の呪力だからダメージは大きく無かったと語っている。

 

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(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)

 

つまり、無下限呪術を構成する呪力に近しい成分の呪力であるならばダメージは抑えられると言う事だ。

実際、摩虎羅の法陣が消滅する際、摩虎羅自身は描かれてない。

つまり、法陣の消滅前に解除されたか、影の中に隠れているかしている可能性もある。

 

そして上記の呪力の伏線からまだ摩虎羅が生きている可能性は十分あるだろう。

 

問題は宿儺にそれを使役できるだけの呪力があるかどうかだが。

 

 

② 天使と髙羽

ここから宿儺が負けるところは想像つきにくい。

だが、高専側にも宿儺にメタを張れる人物がいる。天使と髙羽だろう。

 

正直、

  • 不死身の秤は瞬殺。
  • 頭が弱い真希は相手にならない
  • 乙骨も呪言無効、ドルゥブの式神は切断、鳥鷺の術式は世界斬、と手札が全て攻略される

 

などなど、高専の主力はほぼ宿儺の相手にならない。それほど手札の相性が悪い。

 

しかし、天使と髙羽は違う。

もし、乙骨が天使の術式をコピーしてるなら勝ち目はあるだろう。

そしてここまで登場してない髙羽。

彼がここまで出てきてないのは術式がバランスブレイカーだからだ。

無いとは思うが、髙羽が全部ギャグにするとかいうオチするあり得る。

 

宿儺を倒せるかどうかはともかく、髙羽の術式による漫才オチか、天使をコピーした乙骨に苦戦して虎杖にトドメを刺される。

最後の一本を虎杖が取り込んで自殺エンド、なんてこともあるかもしれない。

 

 

 

 

 

1093話

 

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武装

黄猿を実体として捉えられていない。

ピカピカの応用性は思ったより高く、光分身を使っていたようだ。

ルフィの攻撃は文字通りあたりさえすれば倒せるだろうが、飄々とルフィをいなして目標であるベガパンクの抹殺をしている黄猿はやはり実力者である。

 

とは言え、前回考察したようにカイドウやマムを止めれる程とは思えない。

もちろんまだ全力を出してないのもあるが、前回のルッチの全滅発言は自信過剰から来るものだったのかもしれない。

 

②ボニーの実年齢

あれだけベガパンクが幼いあの子と言うくらいなので、実年齢はかなり幼いのかもしれない。

断水数の中から出てきたのがやはり実年齢の姿なのだろう。海水に入ることで能力が解除され、本来の年齢の姿になっていた。

そうなると、エッグヘッドにいた時間と年齢が合わなくなるので、ボニーの悪魔の実は食べた瞬間に歳を取らなくなると考えるしかあるまい。

 

だから、実年齢は24歳でも、体自体は6歳とかそのくらいの年齢サイズなのだ。

それを、ボニーは能力で誤魔化しているのだろう。

中身は20代見た目は10歳以下、しかし、見た目は能力で好きなように変えれる。

これがボニーの秘密だ。

 

③ゾロvsルッチ

ゾロと張り合うとは中々やるが、どちらも本気の本気ではないだろう。

隙があればゾロなら両断するはずだ。

 

ルッチの覚醒フォルムは時間制限などないのだろうか?

ルフィのニカだけが例外と見てもいいが、ルッチもかなりのスピードを出してるようだし、疲れたりしても良さそうだが。

 

 

④サテライトの拡声器機能

パシフェスタへの命令が電電虫無効なら直接下すしかないわけだが、これだけ広いエッグヘッドで叫んだとしても、全パシフェスタに命令が届くとは思えない。

従ってサテライトには拡声器の機能があるのだろう。作中で声が拡散している描写はないが、そうでもしない限り自身の周り、声が直接届く範囲のパシフェスタしか命令を下さないので、何らかの拡声器機能はあるだろう。

 

問題はサターン聖がどうやって命令を塗り替えるかだ。

サテライトの意識がある以上、パシフェスタの命令を塗り替えるには、命令したアトラスの意識を断ち、直接命令を下すしかない。

従ってサターン聖も戦場に登場するだろう。

 

サボ達にあれだけ深手を負わせる事ができるなら、アトラス一体処理する事など容易いだろう。サターン聖の戦闘が早くも見れるかもしれない。

 

しかし、アトラスはどうやって命令を塗り替えたのだろうか?

上の者の命令を下す時でも、命令を下した下の者の意識を絶たなければならなくなかったか?

同列の者が塗り替える時なら命令した者の意識を断つ必要があり、上の者が塗り替える時はその必要はないのかもしれない。