ONE PIECEの最新話1096話の内容を含みます
未読の方はご注意下さい
① コニー王太后
コニー王太后とはレヴェリー編で登場したキャラである。
その正体はボニーがマリージョアに侵入するために、能力により歳をとった姿でコニー王太后に扮した姿だった。
同時にボニーの歳をとった姿はコニー王太后とそっくりであるため、ボニーはソルベ王国の王族の血筋だということも分かる。
果たして本当にそうだろうか?
② ジニー
1095話でジニーが登場した。
1096話では大食いである事、窃盗、盗聴、通信のプロと自称するキャラで極秘情報を盗み出していた事からその力には疑いようがない。
そして大喰らいである事からボニーの母親にあたる人物というのが濃厚だ。
③ くまとジニーとボニーとコニー
まずキャラを整理しよう。
・くま
- バッカニア族
- 奴隷となった
- 奴隷から解放され、ソルベ王国でジニーと共に暮らす
- ソルベ王国の国王となる
・ジニー
- イワンコフと共に随分前から奴隷だった
- 窃盗・盗聴・通信のプロ
- 大喰らい
- くまと共にソルベ王国で暮らす
・ボニー
- くまの娘
- 幼少期からくまと共にいた
- 幼少期にエッグヘッドにいた
- 歳をとった姿はコニー王太后とそっくり
・コニー王太后
このように整理できる。
現時点では解読不能な設定や矛盾も多いが、例えばくまが国王になった理由は、恐らくドラム王国のドルトンのように、ニキュニキュの実で海賊や盗賊を追い払い、能力を人々のために使っていた事などが人気を集め、跡取りのいなかったソルベ王族の代わりに国王になったのではないか?と考察できる。
だがジニーは不可解だ。
彼女は窃盗・通信・盗聴のプロであり、イワンコフを兄貴と呼び、そのイワンコフは以前に開催された先住民一掃大会の結末や詳細を知りすぎている。
この事からイワンコフ及びジニーはくまがゴッドバレーに来るよりも前から奴隷となっており、他の奴隷仲間が大会で殺された事をジニーの盗聴により知った筋書きが浮かび上がる。
47年前にくまが生まれ、そこから9年後つまりくまが9歳の38年前にゴッドバレー事件が起きた。
この時にジニーはくまより4つ上と言っている事から、ジニーは13歳という事が分かる。
もし、ジニーが王族でありそのジニーと結婚した事でくまが国王となったら明らかな矛盾が生じる。
- 王女であるジニーが奴隷となっている事
- 13歳という若い王女なのに窃盗・盗聴・通信のプロ
もちろん、ビビのように強い王女もいるが彼女ですら13歳という若さで窃盗や盗聴をしていたわけではない。
しかもゴッドバレー当時で13歳という事は、窃盗や盗聴のプロとして生きていたのはそれ以前という事になる。恐らく10歳以降の話だろう。つまり、王女というにはあまりにもキャラ設定が王族と乖離し過ぎているのだ。
もうこれはジニーはソルベ王国の王族などではなく、戦争孤児や貧民の出身であり、生き抜くために窃盗・盗聴・通信のプロになる必要があった。しかし、下手を打ったせいで捕まり奴隷となった。このように考えるしかない。
④ ボニーとコニー王太后
そうなるとボニーの祖母でありジニーの母親であるコニー王太后も貧民だった可能性がある。
もちろんくまが国王になった事で、その妻ジニーの母親コニーも、王太后としてソルベ王国に受け入れられた可能性もあるが、そもそもジニーの出身国はどこか分かってない上に、ジニーは生まれ故郷から遥かに遠いソルベ王国で暮らしているのだからコニーを探してソルベ王国に迎え入れる事は難しいだろう。
だが、次のように考えれば全て解決する。
コニー王太后など存在しない。
そう最初からコニー王太后など存在しないのだ。
つまり、コニー王太后とはボニーの身の安全を守るために能力により作り出した架空の人物であり、公に姿を現す際はボニーは能力を使ってコニー王太后に扮していたのだ。
そうしなければ、くまとジニーの娘、つまりバッカニア族の血筋であるボニーは、いずれ捕まりくまのように奴隷生活を送る事になってしまう。
それを防ぐためにくまとジニーはボニーの能力により架空のコニー王太后というのを作り上げ、自分達に娘などいないと公表していたのではないだろうか?
しかし、どこかのタイミングでボニーの存在がバレて誘拐され、人質に取られた事でボニーの安全と引き換えに、くまは国王から海賊となりやがて七武海からパシフェスタへとなったのではないだろうか?
⑤ まとめ
- ジニーが13歳で窃盗・盗聴のプロなのは王族ではなく、下層階級の人間だから
- くまは王族と結婚したから国王になったのではなく、実力と人望を得た事で後継のいない王族の代わりに国王となった
- コニー王太后とは、能力により歳をとったボニーが公に姿を現す際の架空の人物
- くまとジニーの間には娘などいないと表向きはしていたが、バレてしまいボニーの身の安全と引き換えに海賊として政府の言いなりに動いていた
今出ている情報ではこのように考える事ができると思う。
この窃盗や盗聴という技能は王女より、今の革命軍に繋がる技能だ。
革命軍の設立メンバーにはくまとイワンコフもいたが、ジニーもいたのではないか?
なんならドラゴンの自勇軍に在籍していたとか。
彼女がどこでこんな技能を身につけたか分からないが革命軍のくまとイワンコフと繋がった人物がスパイ技術を持ってる事と現在の革命軍が無関係とは思えない。
今後、ジニーが革命軍の設立にどのように関わるのか?
ボニーはジニーの子供なのか?はたまたクローンなのか?
クローンは僅か1年で4年ほど歳をとるのでベガパンクがしきりに「まだ子供なんじゃ」と言っている事にも辻褄が合う。
むしろ、国王になった後に子供のいなかったくまは、今は亡きジニーの髪の毛などからベガパンクに頼みクローンを作ってもらった。それがボニーだった。このように考えた方がスッキリする。
- ベガパンクがボニーを子供と言う事
- ボニーが幼少期をエッグヘッドで過ごしていた事
- ボニーは捕まったのに奴隷にされていない事
- くまの改造が終わっても、ボニーがくまの実の娘ならバッカニア族の血を引いているので、サターン聖が見逃すはずがない
これらの事がボニーはくまの実の娘ではなく、ジニーのクローンの可能性が高い。
本当にくまの実の娘なら奴隷にされるはずだ。
バッカニアの末裔なら、当時のくまに対するサターン聖の発言や態度を見る限り、ボニーが用済みだとしても「放っておけ」など言わないはずだ。
そしてその存在を隠すためにコニー王太后として振る舞わせていた。
このように考える方が辻褄が合うだろう。
- ジニーの窃盗や盗聴のプロという13歳の王女ではあり得ない設定
- 王族でない者が国王となった国が実際に登場している事(ドラム王国、ドレスローザ、スカイピア)
- くまの宗教要素とニキュニキュの解放の力と人望があれば国王になれる事
- ボニーの年齢操作により、公の場ではコニー王太后として変身して振舞える事
- くまの改造が終わったとしてもバッカニアの血筋を見逃さないサターン聖が、ボニーを見逃している事
- ボニーが幼少期をエッグヘッドで過ごしている事
- ベガパンクがボニーを子供という事
全てがくまと血の繋がりがない事を証明している。
ジニーの特技も王女ではなく貧民だから身につくものであり、ソルベ王国に滞在しているのに故郷といってないことからジニーはソルベ王国の王族ではない可能性が極めて高い。
ボニーがわずか数年前に生まれたとしてもボニーがクローンであるなら普通の人間より年を取るスピードが速いので辻褄が合うだろう。
くまの娘でありながら見逃されていることを考えると、くまとの血縁はないもののくまにとって宝物だから人質としてしか価値がなかったためだ。
エッグヘッドでくまとボニーの関係は明かされるだろう。