spriteの考察日誌 ONE PIECE考察

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ルルシア滅亡の理由

 

 

ネタバレ注意!

最新話の内容を含みます

 

 

① ルルシア王国

あまり良い国ではなさそうだ。

何せレヴェリーから帰ってきた王族を狙って革命が起きた国だ。革命が起きるという事は王政に対して相当な不満があったといえる。

 

イム様がルルシアを滅ぼしたのは、8カ国革命の1国で革命によってルルシアのような影響力の強い国が倒れれば時代のうねりが大きくなるので消したというのが順当の見方だろう。しかし、見方を変えるとルルシアが手に負えないほど悪政を敷いていたから見せしめとして滅ぼした可能性はないだろうか。

 

実際、モブも国王を殺したい訳ではなく謝罪が欲しいと言っていた。ドラム王国のように国そのものを愛しているが、国王に問題があるので変化を求めているだけの革命なのだ。国王に愛想を尽かしているのに、国王の命を取らずに謝罪を望んでいるあたり、ドラム王国より国民感情はポジティブであろう。

 

② 革命の理由

全く分からない(笑)

ただ国王や王女の態度を見る限り天竜人の様に振舞っていると考えられる。好き勝手ふるまって、国が傾いているのに自分たちのことしか考えない。そんな感じだろうか。

そして革命の目的が見えてこない近世近代(日本でいうところの江戸時代から昭和初期)ごろの革命的な動きは政治体制そのものを変えるような動きが多い。明治維新などが最たる例だろう。一方、もっと前にさかのぼると鎌倉幕府から室町幕府、戦国時代を経て江戸幕府政治体制に変化はありつつも大きな枠組みは変わらず支配者が変わっていく革命が多い。

つまり、8ヵ国革命も専制君主制から民主制に変えるための革命なのか、それともアラバスタでコブラ王に対して反乱がおきたように政治体制の不満ではなく現支配者に対する革命なのかが分からないのだ。

ただ、ルルシア王国の場合はモブが国王に謝罪を求めていることから恐らく政治体制にではなく現国王に対しての不満なのだろう。

 

もし、世界政府が今の革命軍のように900年前にかつて栄えた巨大な王国に対して革命を行なっていたとしたら?今のルルシアが、900年前のかつて栄えた巨大な王国と似たようなことをしていたならルルシアを滅ぼしたのも納得がいく

つまり、8ヵ国革命の一国だから滅ぼしたというのは隠れ蓑で、本当は世界政府が隠したがっている思想に近しい事をしていたから滅ぼしたのでは?そう考えるとより一層面白く作品が読める。

または、本当の天竜人、もしくは世界の支配者であるイム様からすると自分たちの真似事をしているルルシア王国が目障りに感じるかもしれない。そして革命の火種になるくらいならいっそ滅ぼしてやろうというストーリーはどうだろうか?

 

順当にいけば革命によって倒れそうだから国ごと滅ぼしたのだろうが、絶妙に描写に想像の余地があるので、これ一つをとってもいろんな考察ができて面白い。