エメラルドのバトルタワーは、AIがルビー・サファイアに比べると賢く、的確に弱点を突いたり、最大火力の技を優先して使ってくる傾向がある
そのため、タイプ受けの無償降臨が成立しやすい。
95連勝まで行ったパーティは
ゲンガー 食べ残し
鬼火、身代わり、守る、影分身
ハピナス 光の粉
毒毒、卵産み、身代わり、小さくなる
ボーマンダ ラムの実
身代わり、龍の舞、眠る、燕返し
ゲンガー 対害悪、対物理
素早さ173以上で調整
ほとんどのポケモンに先制で鬼火か身代わりを貼れる
素早さ173から先制の身代わりで、害悪のメロメロ以外の絡め手はシャットアウト
物理系のポケモンも、ラムの実、眠る持ち以外にはタイプ耐性と火傷で安全に処理できる
このゲンガーを先頭にする事によって、相手の初手の型を判別し、火傷殺しできるならそのまま身代わりを張って、分身を積み3タテを狙う
カビゴンやリングマ、ケンタロス、カイロスやニド系、サイドン、格闘タイプやメタグロスなどを処理してもらう
特に、型の多いカビゴン、リングマ、一撃技を持つサイドンやニド系、サブウェポンで炎技を持つ為エアームドで受けきれないカイリキーなどの両刀物理アタッカーを完封できるのは大きい
鬼火を撃てる物理受けならサマヨールがいるが、素早さが低く、相手の絡め手と正面から戦わなければならないのがキツい
サマヨールにしかない利点もプレッシャーや耐久力があるが、こちらは浮遊により、地面無効が相当偉い
地面、ノーマル、格闘無効によって絶対零度以外の一撃技は無効かつ、この世代の物理技は大体この3つが主なので、これらを食らわずに起点にできるのはゲンガーとムウマくらい
カビゴンやリングマなどは、サブウェポンでシャドーボールを持ってるが、冒頭で言ったように、敵のAIはこちらの弱点を突いてくるので、ハピナスで無償受けできる
ハピナスと交代することでシャドーボールのppを枯らした後にゲンガーで鬼火→身代わり→影分身の流れが非常に強力
これでカビゴンやリングマ、ミルタンク、ニド系など、思考停止で処理できた上にそのまま3タテも狙える
正味、鬼火分身ゲンガーとハピナスがいることで、物理系の9割方を余裕で処理できるのだ
ハピナス 対特殊
素早さは無振り70族まで抜けるように調整
コイツ1匹で特殊系は封殺できる
最低でもジュゴン、トドゼルガ、ラプラスを抜けるように素早さを調整しておくように
両刀特殊アタッカーと、一撃技持ち、一部の瞑想持ち以外は、何も考えずに倒せる
具体的に言うと、クロスチョップをぶっ放してくるエレブー、ゴルダック、ブーバー
シンクロ、メロメロ、瞑想で強引に突破してくるエーフィ
瞑想と分身、眠るで毒毒での処理が難しいサーナイト
高い耐久力とタイプ無効できない一撃技に、そこそこの火力の特殊攻撃を持つ、ラプラス、トドゼルガ
呪いと地震と特殊技と一撃技と眠るを使いこなす、ホエルオーやナマズン
これらはハピナスでも処理が難しい
これがカビゴンを特殊受けとしてもエースとしても信用できない理由である
瞑想持ちは勿論の事、雨乞い下での水技、トドゼルガ等を抜かすのが難しい素早さ、それでいてハピナスより低い特殊耐久、カビゴンを使いこなすには他のメンツでこれらを処理する必要があるのだ
両刀特殊アタッカーの格闘技はゲンガーとボーマンダで受けてpp枯らせばハピナスの出番
瞑想、シンクロ、メロメロエーフィや、瞑想眠る持ちのサーナイトも、早い段階で毒毒を入れて小さくなるを積んで毒殺
多少のシンクロの毒は仕方ない
身代わりだけでは処理が安定しないので、回避率を上げて技を外すか、守るで技を無効化する事が必須
一撃技持ちのラプラス、トドゼルガは素早さで優ってれば身代わりで毒殺できる
ホエルオーとナマズンが何気に処理が難しいだろう
とにかく回避率を上げて、物理技を貰わないようにしつつ身代わりと毒毒で持久戦を狙う
そもそもこの世代ではこれら一撃技を覚えた特殊アタッカーを先制の一撃で処理できるポケモンがおらず、必ず付き合わなければならない
瞑想を積まれ、こちらは一撃で倒せないが、向こうは一撃で倒してきたり
一撃技と物理や特殊技どちらかこちらに不利な技を一方的に放ってきたりしてくるポケモンに一度は敗れた事があると思う
特に特殊系のポケモンはタイプ無効できない一撃技、積み技と眠る、物理+特殊+一撃技等、とにかく異なる対処手段を迫ってくる個体が多いのだ
ぶっちゃけ、サイドンやドンファン、ニドキングなどの方が遥かに対処が簡単である
拘りラグラージの先制地震や、エアームド、素早い特殊アタッカーの波乗りなどで一撃だし、本ブログで紹介したゲンガーなら脳死で誰でも簡単に倒せる
こんなのに負けちゃいけない
その点、一撃で落とせず、タイプ無効できない一撃技と積み技+回復、特殊+物理+一撃技など、多彩な型を持つ特殊系ポケモンの方が処理が遥かに難しいのだ
ボーマンダ 積みエース
身代わりとラムの実と眠る、事故要素を減らし、龍の舞を積んで全抜きしていく
鬼火が入った格闘や、電磁波ばかりしてくる、デンリュウ、ムウマ、ギャラドスなどをそのまま起点にして全てを破壊する
相手の型さえ分かれば草タイプも起点にできる
ただ鋼と岩で止まるので、眠るを地震に変更することを勧めます
基本的に積みエースは相手の分身系を考えて必中技を使えるポケモンを選んだ方がいい
他のメンツで必中技を確保できるなら高火力の技でもいいが、積み技を使う=相手も積み技や状態異常技などを使う猶予を与えると言うことなので、せっかく積んでも技が当たらずに向こうの攻撃ばかり貰っては意味がない
そのため基本的に積み技を使うなら1つは必中技を入れることを勧める
この枠は更に受けポケモンでも良いのだが、バトルタワーに出てくるポケモンを全てを受け切るのは不可能なので、相手を突破するポケモンを用意しておいた方がいい
というか、そもそもこのゲームは相手のポケモンを全て倒すのが目的であり、受けるのが目的ではない
必ず、攻めを担当するポケモンが必要になる
その攻めを担うのがこのパーティではボーマンダ
龍の舞という素早さと攻撃を同時に上げることによって、先制で高火力の技を叩き込めるようになる最強の積み技と、タイプ無効にならず必中する燕返し、多くのタイプの弱点を突け、命中率と威力共に高いレベルでまとまってる地震を撃てる、ボーマンダをエースに選んだ
今回は眠るを採用して、より事故とボーマンダ自身で持久戦をできるようにしてみたが、鋼に手も足も出ないので素直に地震にして再挑戦したい
そこそこの素早さと、地面無効で威嚇によって積みの起点を作りやすいボーマンダは使い心地もかなり良かった
連勝が止まったのは、瞑想ライコウの処理を間違えたのが敗因
素直にハピナスに入れ替え、小さくなるを積みまくって、ゆっくり毒殺するか、攻撃技のppを枯らして、何回か威嚇を入れてボーマンダの起点にすれば楽勝だったのに、ゲンガーで挑んだのがプレミだった
やはり地面技か炎技は必須だと感じた
受けを重視したパーティは時間がかかるが、勝てない敵を少なくする事ができる
攻めばかりのパーティは勝てない敵が増えるが(呪いカビゴンやレジスチル、一撃技と多彩な攻撃持ちなどなど)試行回数を稼げるので、100連勝を達成出来るほど運が良い日が出るまで試せるのが長所
もう100回以上挑戦しているが、全てのポケモンを先制の一撃で倒せない以上、相手の攻撃や絡め手を必ず一度は受けなければならない
その際に必要なのは、高い素早さ、無効タイプ持ち、身代わりやいちゃもん+守る、分身などの相手の技を安全に受ける手段を持ったポケモンがいないと安定しない
運が良くないと100連勝できないパーティより、誰でも使い方さえ理解して慣れてくれば安定して100連勝、最低でも70連勝できるパーティを模索したい