spriteの考察日誌 ONE PIECE考察

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村田諒太vsゴロフキン

世紀の一戦と銘打たれたタイトルマッチ。

レジェンド王者ゴロフキンとの一戦は9ラウンドにゴロフキンのTKO勝ちに終わった。

 

筆者的には、1ラウンドは僅差で村田が取り、2〜4は村田、5ラウンドからゴロフキンが取っていたかなと思う内容だった。

 

試合内容は、序盤は圧力をかけてボディを狙う村田とディフェンスしながら的確にジャブを入れていくゴロフキンという構図だった。

序盤こそ村田のボディが刺さり、攻め込むシーンが多かったものの1ラウンドから反応できてなかったゴロフキンのジャブに徐々に捲られていった。特にアッパーと左のショートフックが強烈かつ的確でボディを狙うために体勢が低い村田をアッパーで起こし、ガードの隙間からショートフックをねじ込んでくるので迂闊に手が出せなくなってくる。そして1ラウンドから反応できてなかったジャブで前進を止められるため、圧力をかける村田の方が削られていき、7ラウンドからガス欠になって村田をコンビネーションでまとめたゴロフキンがタオル投入によりTKO勝ちを納めた。

 

総じて前手の使い方と精度が試合を分けたと思う。あのジャブに対処できてればもっと楽に圧力をかけれたし、ショートフックを出させない試合もできただろう。序盤こそ優勢に進めていたがジャブによって前進とペース、ダメージを負わされた村田に勝ち目はなかった。

ジャブを制するものが世界を制す。これを目の当たりにした試合だった。