spriteの考察日誌 ONE PIECE考察

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バギーの覚醒

最新話でバギーが四皇にまで上り詰めた事が分かったがその理由はまだ判明していない。

 

筆者はバギーの覚醒によって四皇になったわけでは無いと思ってる。拿捕しにきた海軍及びSSGを壊滅させてさらにその勢力を拡大させたから四皇になったと思っている。

これならば拿捕しにきたタイミングでバラバラだった七武海を仲間にするという物理的な矛盾点をクリアできるし、七武海に代わり均衡を保つことのできる海軍期待の新戦力SSGを壊滅させ、結果、七武海拿捕も難しくなり今度は七武海まで敵に回す事になってしまった。

これはまさしく外の世界はめちゃくちゃと言えるし、「海軍はお祭り気分じゃない、世界はめちゃくちゃだぞ」という緑牛のセリフとも整合性が取れるからだ。

 

以上の理由から筆者的には、この時点でのバギー覚醒はないと思っている。

 

しかし、バギーの覚醒はあると思っている。これはバギーが四皇になる前から妄想していた事で、四皇になってしまった今、意外とあり得なくはない妄想になったと筆者は思っている。少し付き合っていただきたい。

 

妄想の流れはこうだ。

最終決戦か政府との戦いかONE PIECE争奪戦か分からないが、とにかくバギー、シャンクス、ルフィ、黒ひげが1ヶ所で集結してしまった場面を想像している。理由は何か分からないし、意図的か偶然なのか、たまたま各々の目的が1ヶ所に重なったため集結したのか分からないが、とにかくその4人が1ヶ所に集結した。

そして戦いが始まり、ルフィとバギーの前でシャンクスが黒ひげに殺されてしまう。それを見たバギーがルフィがキレるよりも前、あるいはルフィのブチ切れの背後にとんでもない覇気を感じ振り返るかして、スポットライトがルフィからバギーに変わり、バギーが覇王色に覚醒した瞳のドアップと共に、「俺の兄弟に何やってんだ!!」とブチ切れて覇王色が覚醒するというストーリーだ。

 

筆者的に、この展開はかなり胸熱な流れであり、ルフィとシャンクスの関係を表現しつつ、それよりも強い絆でバギーとシャンクスが結ばれている事、幼い頃から黒ひげと敵対してきた事を表現するにはピッタリの展開では無いだろうか。

 

つまり、四皇になるための覚醒や能力の覚醒というより、覇王色として、そしてバギー自身が財宝よりも大切なものを心の奥底で無自覚に認識ていた本当の宝を護るために弱虫バギーから覚醒するという事だ。

 

本来のバギーならシャンクスが殺されたこの状況は逃げるはずだが、肉親のいないバギーにとってこの世で最も大切な家族が殺され者のために本気になる。この流れがドラゴンボールの悟空とクリリンの関係性のようで筆者的には胸熱なのだ。

 

そんな展開が来て欲しいと思いつつもシャンクスには最終回もちゃんと居て欲しく思っている。