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オリヴェイラvsマカチェフ

 

 

10月に行われる、チャールズ・オリヴェイラvsイスラム・マカチェフのUFC世界ライト級王座決定戦

 

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(写真はESPNから引用)

 

① 選手紹介

UFC世界ライト級1位

チャールズ・オリヴェイラ

 

ブラジリアン柔術黒帯

典型的なムエタイ&柔術スタイル。スタンドではムエタイを、組技では首相撲を、寝技では柔術を使うフィニッシャー。

ガンガン前に出てきてムエタイの肘や膝を使いながら距離を詰め、近くなれば首相撲で削り、距離が離れると顔面への前蹴りでのけぞらせて頭が上がった所をまた首相撲で圧力をかける。

下がる相手にはとことん強く、前に出るのでカウンターを貰いやすいが自ら仰向けにダウンすることで、得意の寝技で逆転勝ちをすることもしばしば。

UFCにおける、最多フィニッシュ勝利、最多サブミッション勝利を保持するフィニッシャーだ。

 

UFC世界ライト級4位

イスラム・マカチェフ

 

最強戦闘民族ダゲスタンの幻想を受け継ぐ現代のヌルマゴ。

前々王者ハビブ・ヌルマゴメドフのチームメイトであり、ヌルマゴ同様圧倒的なレスリング力とキープ力、サブミッション技術を併せ持つ究極のグラップラー。一度組めばテイクダウンするまで離さない、ガムテープのような男だ。

 

 

② 展開予想

どちらかワンサイドになるだろう。

どちらもグラップラーだが、スタンドではオリヴェイラの方が強いだろう。

オリヴェイラがスタンドで強い分を、マカチェフは寝技を極めた。そんな印象だ。

個人的にはオリヴェイラが好きなので、オリヴェイラ柔術が上回ることを期待したいが、そんなに甘い相手ではないだろう。

最近のオリヴェイラは、ストライカーを相手にしていたので、オリヴェイラがテイクダウン、またはスタンディングバックに回ってサブミッションか、寝技に引きずり込む形が多かった。

今回は寝技に圧倒的な自信と技術を持つグラップラーのマカチェフが相手だ。

となれば、オリヴェイラがテイクダウンされて、下からの仕掛けがどれくらいできるか、どれくらい通用するか、そこが重要である。

逆にいうと、全ての試合で自らテイクダウンして、上を取り、キープしてパウンドとサブミッションを極めてきたマカチェフが、下からの仕掛けをどれだけ捌けるか、もっというなら自身が下になった時にどれくらい抵抗できるか、ここが勝敗の分かれ目だろう。

 

マカチェフがテイクダウンを取る。上をキープして殴る。オリヴェイラは下から仕掛けるが全て潰されてパウンドアウトか、判定負けする。こんな流れになると思うし、大方の予想もこのような内容だろう。

 

しかし、筆者はダゲスタン幻想が嫌いであり、オリヴェイラは好きなファイターなのでオリヴェイラの勝利にベットさせて頂く。(笑)

 

オリヴェイラにとって相性は最悪だが、スタンドの打撃で効かせる可能性も十分あるし、寝技でもオリヴェイラが上回ってる可能性も十分ある。

特にバックを取る動きやカウンターのパスガードの上手さはオリヴェイラの方があるだろう。

 

オリヴェイラムエタイスタイルなので前蹴りや首相撲を使ってマカチェフの構えを崩したりできるとオリヴェイラにとっていい流れになる。

特に前蹴りからのパンチや首相撲の離れ際のパンチや前蹴りは有効だと思う。

ゲイジーを効かせたようにパンチで仕留める可能性はありそうだ。

 

ボクレススタイルの極みのマカチェフと、ムエタイ&ブラジリアン柔術スタイルの極みのオリヴェイラ

この試合は全階級を通じて最もハイレベルな試合となるだろう。