spriteの考察日誌 ONE PIECE考察

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1063話

 

 

ネタバレ注意!

 

① エッグヘッドの住人

アトラスと離れた後、突如現れたエッグヘッドの住人が登場。ジンベエは「わしらを警戒しとったのかもな」と言っていたが、警戒したら急に消えたり現れたりできるものだろうか?

この描写は建物に隠れていたというより、元々そこに存在していたものが姿を見せて大丈夫と判断したから姿を見せたように見える。

イメージとしては、ハリーポッターの透明マントが近いか。

アレもマントを羽織っている間は姿が見えない。これがジンベエの言う警戒していた状態。アトラスとの会話後にマントを羽織っていた住人達は警戒を解く事で、マントを羽織るのを辞めたので、姿が見えるようになった。筆者はそういう印象を受けた。

 

ただ、マントを羽織って透明になったというよりは、存在ごと消えている気がする。

1062話でベガパンクが言っていたように、「いるか」「いないか」という概念がこの島にはないのかもしれない。

この概念をもっと分かりやすくしたのが、世界最古のトレーディングカードゲームマジック・ザ・ギャザリング(以外mtg)に出てくるフェイズアウトという効果である。

このフェイズアウトという効果は、確かに戦場にはカードが存在しているのだが、フェイズアウトの効果を使うとフェイズインするまで、そこに存在していないかのように扱う事ができる。

例えば対戦相手が「相手の戦場にあるカードを全て破壊する」という効果を使ったとする。それに対応してフェイズアウトを使うと、存在していないように扱うので戦場には存在していないものは破壊しようがないので自分のカードを救う事ができる。

これがフェイズアウトの効果だ。一旦戦場から離れるわけでも墓地に送られるわけでもないため、フェイズインした後も依然としてそのカードが持っている効果や影響は適用される。存在しているが、存在していない。それがフェイズアウトの概念である。

なんとなくベガパンクが言っている、いるいないの概念やルフィ達の見聞色ですら感応できずに突如現れた住人達。単に建物に隠れていたというより、そこに存在していたがフェイズアウトする事で、存在が一時的になくなり、フェイズインした事で再び存在感が出てきた。こう考える方が気持ちいい。

 

そもそも透明になっててもルフィやジンベエなら見聞色で何かが存在していることくらいは分かりそうだ。それが分からないということは、存在しているものが存在を消しているか、1062話の触れるホログラムのようにそもそも存在していなくて、存在しているように見せているかルフィ達の視覚や認識を弄って見えないようにしていたか、この3択ではなかろうか。

 

② 黒ひげとロー

最悪の展開である。待ち伏せしていた黒ひげにより攻撃を受けたハートの海賊団。そして黒ひげ海賊団の能力も明らかになった。

ドクQ=シクシクの実→伝染病

オーガー=ワプワプの実→ワープ

バージェス=リキリキの実→怪力

ストロンガー=ウマウマの実→ペガサス

(ドクQの馬)

 

とどれもチート級である。特にオーガーのワプワプはあんなのありか?よりによって狙撃手があの能力を持つということは狙撃手対決が一方的なものになってしまう。しかし、ある程度戦略眼を持っていれば逆にいうと狙った場所に移動させる事も不可能ではないので、罠を張り→瞬間移動をさせて狙った場所へ誘導する事もできるだろう。これは知略バトルが見れて面白そうだ。

バージェスはまた相性のいい悪魔の実を手に入れたと思う。こちらも山をぶん投げたりする事で相手の行動を制限したり出来そうだ。単純に覇気を使わなくても攻撃力がとんでもないことになりそうだし、シンプルが故に対策しにくそうな能力だ。

ドクQは船医らしい能力である。これは伝染病を作る事ができるという解釈でいいのだろうか?

ロジャーを殺した病のようなものを感染させればいいのに、わざわざ女にする病を作ったように読める発言をしている事から意図した病を作れそうだ。人の命を奪うほどのものは作れそうにないが、例えばめちゃくちゃ膝が痛くなる病などを作って動けなくするとか、そういったコミカルな戦いが出来そうである。

 

そして、黒ひげが攻撃している時に覇王色のバリバリがでているので、やはり黒ひげも覇王色に目覚めており纏う事もできるのだろうか。それに加えて船の上から海中にいるロー達に船に何で攻撃しているのだろうか。何となく巨大な大砲やそれこそバージェスが持ち上げてたように山を落としているかのような巨大な水飛沫が覇王色のバリバリという効果音と共に描かれているが。

ローの口から過剰な覇気は能力を解除させる事が分かった。つまり、ホビホビなどの一見最強に思える能力も圧倒的な覇気があれば通用せず、解除も可能という事だろう。

 

そしてこれから起こる黒ひげとローの戦い。何となくエースと黒ひげの戦いを思い出すのは筆者だけだろうか?いや、やはり似ている気がする。あの時もバージェスやオーガーが茶々を入れてきたが今回も同様だし、なにより火の傷の男を知っていそうで、なおかつオペオペという作中でも最重要な能力を持つローは、この戦いに敗れるのだろう。エースと同じように。

 

しかし、黒ひげの立場で考えるとここでローを殺すより不老手術を行わせて、ローが死んだ後にオペオペを頂く形が理想なので、死にはしない気がする。

でも、ローが協力的でなければ最悪殺してオペオペの実を奪い、適当なものに食べさせて不老手術を行わせる事も考えそうだ。どっちしろ最悪の展開である。

 

③ プリンの行方

クラッカーも凍らされてプリンが攫われた事が分かった。恐らく黒ひげに加担していると考えられている青雉の仕業だろう。今回、ロードポーネグリフを巡って黒ひげとローが戦っていたが、そこと繋がるならば、ロードポーネグリフを解読できる可能性のあるプリンを青雉に抑えに行かせて、自分はロードポーネグリフを持っているであろう3人のどちらかから奪う作戦に違いない。

 

④ 上がり続ける懸賞金

黒ひげ海賊団の懸賞金が上がり続けていたが、その理由はやはり能力者狩りの影響らしい。実際これだけ層が暑ければ覇気の強さが大した事なくても十分強敵である。実際、バージェスはサボにボロ負けしていたから黒ひげ海賊団は能力以外の戦闘力はシリュウを除いて一段落ちるのではないだろうか。しかし、チート級の能力の数々を持っているため、物量差で強敵にも勝ってしまう。そんな所だろうか。

そして相手はワンマンチームのハートの海賊団。正直ロー以外は雑魚と言っていい海賊団だから勝敗は火を見るより明らかである。

 

この戦いが今後世界を巻き込む巨大な戦いの発端の一つになりそうだ。

 

 

 

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