spriteの考察日誌 ONE PIECE考察

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220話 解放

 

 

ネタバレ注意!

最新話の内容を含みます!

 

 

① 天使

生きていた。

と言うか宿儺詰めが甘すぎない?

筆者は以前、天使殺害のシーンを見て呪力で殺されたように見えなかったから呪霊として復活する可能性を考察した。

しかし、宿儺がそんな詰めの甘い事をするはずないとしてこの可能性は否定したが、本当に呪力を使って殺さなかったようだ。恐らく天使の術式で焼かれていたので上手く呪力を使えなかったのだろう。

ともあれこれで五条が解放できる。結局高羽はネタキャラだったのか。

 

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天使が無事と言う事は五条が解放されることになるが問題は表と裏どちらから出てくるかだ。

裏からこじ開けて裏から出てくるなら問題ないが、裏からこじ開けて表から出てくるなら表の所在地が重要になる。

羂索が持ち歩いてるなら浄界で羂索vs五条が起こるし、羂索が宿儺と合流後なら羂索&宿儺vs五条となる。

しかし、宿儺の性格上タイマンを選びそうだから、羂索は逃亡して宿儺vs五条が開幕するかもしれない。

表から出てくるのなら羂索と宿儺の前に五条が現れ、羂索は逃亡し、宿儺vs五条になるだろう

 

あるいは獄門疆そのものもが消滅し、虎杖達の前に五条が現れるかもしれない

順当に行けばこっちの可能性が高いだろう。

気になるのは獄門疆が置かれている場所だ。まさか深海とは言わないよな?何故なら水に沈んでいるかのような描写があるのだが。

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(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)

深海や伏黒の影の中に入っているかのような描写である。これが現在の獄門疆の在処を表してるなら羂索の懐にあるわけではなさそうだ。そうなると天元がやっていたような特殊な結界の中に入れているのかもしれない。

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(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)

 

天元の結界も伏黒の影の中のように真っ暗なようだし、影の中は水の中のように見える。そして天元に次ぐ結界術の使い手ならこれくらいやっててもおかしくはない。

 

つまり解放された五条は

  1. 羂索または宿儺あるいは両方の目の前に出てくる
  2. 高専生の前に現れる
  3. 結界内、あるいは深海や影の中で解放される

これらの可能性が考えられるだろう。

あの羂索が無策で獄門疆を持ち歩くとは思えない。解放に備えて天元のような結界内に獄門疆そのものもを封印しているかもしれない。天元も裏門を封印していたくらいだ。羂索も結果以内に獄門疆表を封印していても不思議ではない。

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(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)

 

② 浄界

天元の結界によって呪力が霧散しないため、日本は常に呪力が濃い状態である。そのため呪霊や術師が生まれるわけだが、天元なりに呪霊の発生を抑制するためにこの結界を作っていたようだ。

 

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(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)

羂索が「この浄界がなければ結界術のノウハウや呪霊との戦いを1000年前からやり直すことになる」語っていた。

どういうことか?

 

結界術のノウハウは理解できる。

現在、高専が使う結界は全て天元により底上げされているので、天元天元が施した浄界がなくなれば今まで使っていた感覚で結界が使えなくなる。恐らく帷すら満足に下ろせなくなるのだろう。そのため一からノウハウを構築しなければならないのは理解できる。

 

しかし、呪霊との戦いをやり直すとは?

要は帷を下ろすのも一苦労するから呪霊との戦いも満足にできないということだろうか?

しかし、現在日本中で呪霊が確認されており、もはや呪霊や呪術師の存在は公然の事実と言っていい。つまり隠れて戦う必要がないのだ。

 

となると、帷が下ろせなくなることで呪霊を閉じ込められないことが問題になるだろう。という事は被害が広範囲に及ぶということ。

今までは帷がある事で呪霊を閉じ込めて被害の拡大を防ぎつつ一般人に知られないよう呪霊と戦えたが、これからは暴れ回る呪霊を帷なしで被害を抑えながら戦わないといけない。それで呪霊との戦いがやり直しになるのだろう。

 

  1. 結界術のノウハウを一から構築するのは、天元の底上げがなくなるため
  2. 呪霊との戦いをやり直すのは、帷が使えないため呪霊を帳の中に閉じ込める事ができないので被害の拡大を抑えつつ戦わないといけないから

恐らく上記のような理屈だろう。

というか天元が同化してしまったら同じように結界の底上げがなくなるのではないだろうか?

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(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)

 

意志がなくなると同じように結界術のノウハウも消えてしまうはず。取り込まれた天元が意志があるのもこれが理由かもしれない。羂索も天元の意志が無いと困るのである程度自我を残すような調整ができるのかもしれない。

 

③ 宿儺と羂索

なぜ、宿儺を残したのか?

  1. 殺せないから
  2. 宿儺との縛りがあるから
  3. 宿儺の存在が羂索の計画に必要だから

 

単に殺せないからというのもあるだろうが、なんらかの思惑もあるように思える。

元々、羂索は獄門疆で五条封印が上手くいかなかった場合に備えて宿儺を使うつもりだった。そして予定では力を取り戻すために宿儺は指を集める方向に動くと読んでいた。この読みは五条と同じである。

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(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)

 

しかし、伏黒の耐性に気づいた宿儺は虎杖ではなく伏黒を乗っとる計画を立てた。これが五条と羂索の誤算である。つまり、伏黒に受肉している状態は羂索にとって不都合でなければならない。しかし、伏黒に受肉しても不都合どころか驚く素振りすら見えない

虎杖に受肉していることよりも宿儺がこの世にいるという事が羂索にとって重要なのだ。

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(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)

 

羂索にとって宿儺はこの世にいるということが重要なのだろう。五条が生まれた事で呪霊や術師のレベルが上がっているように、存在するだけで呪術的な何かが起こるのだと考えられる。

 

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(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)

 

あるいは死滅回遊を行う上で宿儺と何らかの縛りを結んでいる可能性はないだろうか?

宿儺が受肉できていなければ死滅回遊を始める事ができないとか。

 

④ 呪物に成る

その方法は魂を切り分ける事だ。

この宿儺の一度目とはいつなのか?

  1. 死滅回遊における羂索による呪物化
  2. 虎杖の受肉自体が何度目

 

死滅回遊に参加するために羂索に呪物にして貰ったなら、浴の設定に矛盾が生じる。

何故なら浴は器の魂をより深く沈めるための儀式という事が分かっている。羂索は浴を知らなかったし、浴を何度も行なっているという事は、何度も受肉しているという事だ。

そのため、羂索による呪物化が今回で1度目というのは考えにくい。

 

死滅回遊が2度目というのも考えにくい

万も宿儺も羂索も頻繁に1000年前というワードを出してる。万にいたっては1000年ぶりの戦いよ」と喋っていた。

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(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)

 

この事から死滅回遊は今回で1度目と考えていいだろう。

仮に2度目だとしても400年前というのも考えにくい。何故なら死滅回遊の目的は天元と人類の同化であり、そのためには星漿体と同化する500年目でなければならない。そのため400年前にも死滅回遊があったというのは考えにくい。そもそも一度参加していたなら石流、鹿紫雲も満足できるだろう。

 

宿儺の謎を考えると

  1. 一度目は羂索によって呪物化した
  2. 羂索の知らない所で浴を開発した
  3. 呪物化のコツを掴んで浴を開発した事で自由に受肉できるようになった

これが宿儺のサクセスストーリーではないだろうか。天使の言う事が真実なら宿儺も誰かに呪物にしてもらうまでは呪物として魂を切り分ける方法を知らなかったはず

それなのに受肉した器の自我を沈める浴という羂索でも知らない方法を知っていた

と言う事は1度目は誰かに呪物として貰い、その後に浴という方法と呪物化するためのコツを掴み、強い術式を持った身体に受肉していき、複数の術式を獲得した。これが宿儺の秘密ではないだろうか?

つまり今の宿儺は1回目の受肉ではなく何度目かの受肉なのだ。それなら宿儺のこの発言も自然である。「お前の中の俺が終わろうと切り分けた魂はまだ18もある

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(引用:呪術廻戦/芥見下々)

 

まるで自分から魂を切り分けたかのような発言である。もし上記の考察が当たっているならこの発言も意味のあるものになるし齟齬も生まれない。

そして虎杖の指を引きちぎって伏黒に受肉した時も、まるで当たり前のように行なっていた。もし、今回の呪物化が1度目で初めて呪物として魂を切り分けたにしては思い切りが良すぎるし、何よりここでの宿儺は縛りを破った事によるペナルティの方を気にしていた

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(引用:呪術廻戦/著者芥見下々)

 

これも初めて呪物として魂を切り分けたとしたら説明つかない。やはり宿儺は過去にも受肉していると考えていいだろう。

 

⑤ プレイヤーの登録

宿儺にも受肉以外の何らかの目的があるのではないか?

上記の考察から宿儺は今回が初めての呪物化ではない。しかし、それなら何故コロニーに入る前の虎杖がプレイヤーになっていたのかの疑問が残る。

 

宿儺は呪物にしてもらう契約ではなく、死滅回遊の参加と引き換えに別の事を契約したのでは?

それが何なのかは分からないが今回が羂索による初めての呪物化ではない可能性が高い今、呪物化以外の内容の契約があったように思えてしまう。

 

⑥ 九十九の研究と虎杖の呪物化

虎杖には宿儺によって浸された事で呪物のようになっているそうだ。

そもそも呪力のないものに呪力が宿るとはどう言う事だろうか?

魂が呪われるからだろうか?

 

甚爾や真希の呪いの耐性というのは魂が呪われないという事ではないだろうか?

本来は負の感情が大きすぎたり溜まったりすると魂が呪われ呪力を生み出したり呪霊になったりするのだろう。

しかし、魂が呪われない甚爾や真希は負の感情はそのまま何も呪うことなく放出され消えるのだろう。

だから呪力はないし、呪われもしないのだ。

 

九十九はこの世から呪霊を無くそうとしていたその魂の研究はこの魂が呪われないようにするための可能性はないだろうか?

やはりこの漫画は魂が最重要ワードである。

 

 

非常に情報過多な回だ。

 

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