呪術廻戦の最新話の内容です!
未読の方はご注意ください
① 髙羽の術式
彼の術式は
- 現実改変
- 相手の魂に共鳴する
- 相手のイメージまで具現化する
- 髙羽が満足するまで終わらない
これらの4つの要素で成り立っている。
この事から彼の術式は単純な術式ではなく、簡易領域のような領域を作り出しているのではないか?と推論する事ができる。
根拠として
- 髙羽のお笑い欲が満たされるまで終わらない
- 三代の簡易領域
- 乙骨の乱入がベストタイミングだったこと
まず、髙羽の術式と三代の簡易領域は似ている。三代の簡易領域は彼が満足するか、彼が相撲で負けるかしないと永遠に相撲を取らされる。
実際、真希は千を超える取り組みをして、三代に勝ったと同時に三代の簡易領域は崩壊した。この事から、彼の領域は何らかの修了条件を満たさなければ終わらない事が分かる。
これは髙羽の術式とそっくりである。
加えて乙骨の乱入がタイミングが良すぎる。まるで漫才を見ていたかのような完璧さだ。
この事から髙羽の術式は、閉じない簡易領域を作り出し、一度エリアに入ったものは髙羽と魂が共鳴するためお笑い脳になってしまい、イメージが具現化してしまう。そして閉じない為誰でも参加可能。
このように考えれば乙骨の乱入が完璧なのも、終了条件を満たさなけれは終わらないのも納得できる。
② 羂索の死と術式
あっさり死んでしまった羂索。
まぁ、普通に考えれば勝ち目のない相手なのでここで退場させ最終決戦は宿儺vs高専の全面戦争なのだろう。
ところで本当に死んだのだろうか?
私の意志は受け継がれると、鬼滅の刃の無惨と同じ事を言ってるあたり、誰かに意志は宿ってるものの、最終的に見捨てられて終わりそうだ。
しかし、これだけ周到かつ千年の呪術ノウハウを持つものがあっさり死ぬとは思えないため、可能性を洗い出したいこう。
- 呪霊転生する
- 呪物転生する
- 脳を潰されない限り死なない
- 死後、呪霊操術の呪霊
- 洗脳
- 髙羽の術式
- 宿儺との約束
これくらいだろうか。
- 呪霊転生。
これはほぼないだろう。呪力のある乙骨に殺されている事から復活しようがない。但し、羂索独自の方法で復活する可能性はあるだろう。だが、その可能性はあまり高くない。
- 呪物転生
ありよりのなしと言ったところか。
羂索は「私は死なない」ではなく「私の意志は受け継がれる」と言っている事から、死は確定しているように思える。
加えて破壊されない呪物になってもほぼ永遠に封印されるだろうからこれも難しいだろう。
- 脳が潰されない限り死なない
これはあり得そうだ。
何故なら
- 二度の敗北
- 死体を動かせること
これらを実際に行なっているからだ。
そもそも羂索は六眼持ちの術師に二度破れている。誰もが不思議に思ったはずだ、何故死んでいないのかと。
負けたなら死んでいておかしくない。それこそ夏油が五条に殺されたように。しかし、羂索は二度破れてなお生き続けている。これはもう彼の本体である脳を潰さない限り生きていられると考えるしかない。
実際、彼は死体を乗っ取っている。つまり、一度死体に入っているのだ。これは言い換えると今と同じ状態ではないだろうか?
今も首を切断され、夏油の体としては紛れもなく死んでいる。これが例えば心臓をくり抜かれて死んだ場合を想像してほしい。心臓がないので紛れもなく死んでいる。
しかし、羂索はその状態で乗っ取って何故か反転術式を使って復活させる事ができる。実際肩と胸を欠損し五条に殺された(恐らく心臓を潰されて)夏油の体を乗っ取り、体を元通りに治している。
死体を乗っ取っても無事という事は逆も然りであるはずだ。つまり、乗っ取っている体が死んでも本体が無事なら羂索自身が死ぬ事はないと考えられる。
もし、この仮説が正しいなら羂索は本体である脳を潰さない限りしぶとく生き続けられる事になる。逆にそうでもないと二度も六眼と戦って死んでいない事や死体を乗っ取って反転術式で復活できる事の説明がつかない。
但し、この説の場合は夏油ボディではなく、髙羽ボディや他の人間のボディに乗り移る事になるだろう。
何故なら反転術式は腹で練った呪力を一度頭に送り、頭で反転術式で作った正のエネルギーを再び体に送る事で治療しているため、頭と体の呪力の交換が出来なければ回復する事が不可能なのだ。
つまり、頭と胴体を切断された夏油ボディでは本体である脳は生きていられても、反転術式で回復する事が不可能なのだ。
そこで呪霊操術の出番だ。パパ黒が言うには術師が死ぬと取り込んでいた呪霊は予測不能な事態に陥るそうだ。
そのうやむやを使って夏油ボディから抜け出し、隣の髙羽に乗り移ったりするのではないだろうか?
- 洗脳
意味深に描かれた羂索の加茂家に乗っ取り。
四乃が150年前を彷徨っていた事から、羂索の150年前の記憶を他者に植え付ける事ができる。または他者の記憶を他者に植え付ける事ができる術式があるはずだ。
そんな術式があるなら真っ先に狙われそうなのは三輪だろう。
非戦闘員として名前が挙げられていた三輪だが、現在羂索と乙骨が対峙している五胡所コロニーの近くの仙台コロニーに不穏な表情と共に描かれていた。
もし、羂索が高専サイドに対して何かを仕込んでいるならこの三輪である可能性が高い。
そして三輪自身の行動が実は150年前の誰かの記憶により塗り替えられていたものだとしたら?いまこの瞬間にも羂索により三輪が乗っ取られるかもしれない。
しかも、三輪の自意識は三輪ではなく150年前の他者のため、自分自身では気づきようがなく、なんならそんなに昔の人間ではなく、現代を生きる人間の記憶に書き換えてるなら、四乃の時のような齟齬を生まずに洗脳可能だろう。
- 髙羽の術式
髙羽自身も死んだかは明らかになっていない。何となく首だけで流暢に喋る姿や、最後の鬼滅の刃のモロパクリのセリフなどから、まだ髙羽の術式効果は残っており、それを使って復活する可能性もなくはない。
- 宿儺との約束
これも忘れてはならない。羂索が死ぬなら羂索のために宿儺は何かを施したはず。
現状、何かは分からないが死亡保険として何かを細工している可能性はあるだろう。
羂索が「道半ば、残念だ」と「私の意志さ受け継がれていく」というセリフと、首だけで他作品モロパクリのネタセリフを喋っている事から、羂索自身は死んでいるものの、何らかの復活手段、あるいは洗脳による手駒を使った夢の実現などが想起される。
まとめると
- 羂索は脳が無事なら死なない
- 死体を乗っ取ってる事から、乗っ取った体が死亡しても羂索に影響はない
- 影響はないものの夏油ボディは頭と体が切り離されて回復不可能
- 夏油ボディ死亡後、取り込んでいた呪霊が解放されて、生まれた隙をついて本体が離脱し、髙羽に乗り移るパターン
- 低確率ながら呪力で殺されても呪霊や呪物になる方法を知っていて実行している
- ギャグテイストのセリフと状況から髙羽の術式を使って復活
- 加茂家を乗っ取った時のように洗脳している人間からの救援
- 宿儺との約束
これだけの可能性が考えられるのだ。