ネタバレ注意!
最新話の内容を含みます
① 扉絵
河松と日和のほのぼの扉絵。折り鶴と背後の鶴がかかっている。お玉もかおこともいて良ささそうだがここにはいないようだ。
② 単勝
コビーは大佐の中でも破格の懸賞金のようだ。筆者はギャンブルをした事がないのでこの辺の仕組みはよく分からないが、「単勝」を調べるとどの馬が勝つかを当てることだそうだ。モブのセリフは「俺はコイツの単勝買ってんだ、配当でけえぞ」と喋っているがどう言う事だろうか?
この場合、コビーが逃げ切れば懸賞金を貰えるか、殺すかだと思うのだが、仕組みがわからない。殺すと懸賞金が貰えるのは確定として、モブの隣のモブに賭けているのか?
恐らく、モブは別のモブがコビーを殺す事に賭けているのだ。きっとクロスギルドに登録すれば賭けてもらえるのだろう。
例えば、賞金稼ぎのspriteとspriteの単勝を買ったモブAが居たとする。
spriteは賞金稼ぎとしてクロスギルドに登録しており、沢山の賞金稼ぎがいる中からモブAはspriteがコビーを殺す事に賭けた。
spriteはコビーを殺すと懸賞金の星5つを貰える。
モブAはspriteがコビーを殺す事に賭けているので、モブAは懸賞金ではなく、賭けに勝利した事で配当金が貰える。
このような仕組みではないだろうか?
そして「ウチが賭けることはない」「クロスギルドが払ってくれる」と語っている事から賭けの胴元はクロスギルドなのだろう。
③ 奴隷解放
コビー以外に捕まっている人物に奴隷たちとモリアもいるようだ。そして奴隷の中にミンク族らしき人物がいるのだが、彼女はいつどのタイミングで捕まり、何のために海へ出たのか。これはゾウという国の特性を考えるとかなり重要な伏線である。
ペドロがロードポーネグリフを探す旅に出たように、基本的には確固たる目的がなければ国外に出ないはずだ。
しかし、イヌアラシやネコマムシのように冒険心で海外に出たが漂流するパターンもあるので深く考えなくてもいいのかもしれない。
モリアも無事生きている事が分かって良かった。彼が脱出の力になってくれるなら頼もしい。クロコダイルやハンコックが懸賞金で言うとカタクリやキング以上だった事を考えると、ルフィにやられたとは言え実力者である事は間違いない。四皇の幹部はみな七武海以下の懸賞金である事を考えると、黒ひげ海賊団の青雉以外の幹部はタイマンなら旧七武海の方が強いのかもしれない。
そう考えるとむしろジンベエが低すぎる気がする。単体で言えばハンコックより低いのだから。
④ 幹部の能力
本気でストーリーを畳にきている。(笑)
こんな重大な情報を簡単に公開するとは。今後、麦わらの一味と戦った時の衝撃が薄らいでしまう。しかし、それ以上のインパクトを残すほどの戦いを描ける自信があるようだ。
全てパラミシアでいいのだろう。シマシマだけロギアかもしれないが、イシイシがパラミシアだった事を考えるとパラミシアでいいはずだ。
そしてイシイシと殆ど変わらないように見える。
まぁ島なので木を生やしたり建物から顕現したりできるのだろう。問題は一から島を作れるのか?作った後にピサロが消えても残るのか?この辺が要となるだろう。恐らく島は作れて残るのではないだろうか?覚醒が条件かもしれないが。
しかし、海軍はどうやってこんなやつ捕まえたんだ?本人が戦闘しなければバレようがないはずだが。ただ、赤犬なり白ひげなりが規格外の攻撃をしたら顕現しなければ回避できそうにないからそうやって捕まったのかもしれない。
バスコショットが動くと大火事になると言う事は、酒を使って火を吹く使い方をするのだろう。
そしてウルフのこの鼻風船。まるでシャボンじゃないか。ハチノスにもシャボンディ諸島と似たような気候があるのかもしれない。あるいは巨人族ゆえの鼻風船か。デカデカの実って確かに一度は考えるけどさ。(笑)
想像以上のことは出来なさそうな能力な気がする。物を大きくするとかその辺だろうか。
それにしても居残り組みがこの組み合わせというのは正直意外だった。いや、消去法でこうなる可能性は前の記事でも書いたが、今まで加入組だけで登場した事がなく、ピサロが黒ひげの提督の位置を冗談半分に狙っていたから信用されていないと思っていた。しかし、場合によっては加入組だけでの行動も起こりうるようだ。こうなるとエッグヘッドに来ているのは青雉+ラフィット+デボンが濃厚か。セラフィムを手に入れるという意味でもラフィットの催眠術は必須だし、戦闘力的に青雉がいなければかなり厳しいだろう。デボンの能力でなりすましも可能だし、セラフィム攻略にはうってつけの人選といえる。
⑤ 黒ひげの夢の果て
まさか、こっちが建国する気だったとは…(笑)
筆者の考察ではルフィが建国するのではないかという考察だったが、どうやら夢の果ては当たっていたが人物が外れてしまった。
しかし、黒ひげにしては夢が小さい気がしないでも無い。これがルフィが語っていた場合でも同じように感じたと思うので、ルフィの夢の果ては建国じゃないのかもしれない。
そして黒ひげが世界政府に所属したいと考えているのも意外だった。むしろ乗っ取って俺が支配すると思うタイプの人間だと思うのだが。これは見方を変えると
- 本当は世界政府も手に入れたいがそこまでバラす気はない
- 革命軍と同じように世界政府そのものには異論がない
この2つがあるから世界政府に所属しようとしているのだろう。もし天上金によって貧民国になった国出身なら革命軍のように政府を倒す立場になるはずだ。何故なら世界政府に所属すると言う事は世界政府のATMになるようなものだからだ。
天上金の負担と悲劇を見てもなお、それを望むと言う事は、世界政府に所属する事で恩恵を受けている国出身なのではないだろうか。
七武海に入った時も目的はインペルダウンでの戦力強化だったし、エースやルフィを狙ったのも七武海加入に向けてのものだった。つまり、この建国もこれがゴールじゃなくその先があるのかもしれない。
また、コビーと引き換えならその夢が叶うと思っているのが黒ひげらしい短絡さである。赤犬が首を縦に振るとは思えないのでコビーは首を切られて終わりだろう。
しかし、黒ひげもそれを黙って見ている訳ではないと思うので、世論大好きな鳥社長を使って黒ひげ有利な世論になる記事を書いてもらうのだろう。
⑥ SWOD
初めてSWORDの概要が語られたが、意外なのは青雉がコビーを知らなかった事だ。
勿論、黒ひげを出し抜くために芝居を打っている可能性もあるが、いくらなんでも青雉の反応がブラフというのは考えにくい。つまり、青雉はSWODでもコビーの知り合いでもないという事になる。
これは予想外だった。筆者を含めて青雉がSWODでコビーと面識があると考えていた人は多いだろう。しかし、これで青雉をSWODと関連づけて考察しなくて良くなったのでこれはこれで良い流れだ。
「マリンコード」というのは恐らく海兵に割り振られているマイナンバーのようなものだろう。それを返上していると言う事は辞表を提出していることに等しい。
青雉曰く、「辞表提出済みの海兵だ。上の許可なく四皇にケンカを売れるし、あらゆる命令を無視して自由に動けるが、海軍は一切責任を持たずにいつでも首を切れる」そうだ。
これは極めて重要な情報である。
まず、
- 辞表を提出したからといってすぐに首になるわけでも、首を切った状態であるわけでもない
- 海軍の損害になる場合はいつでも「海軍の者じゃないので海軍が行なった事ではありません」「その事件を起こすために辞表を提出したのでしょう」と言い逃れできる
SWODの時点で海軍を辞めたわけではないのだろう。恐らく辞表を提出しているが受理されておらず保留の段階なのだろう。そうでなければ海軍大将を目指すコビーは昇進出来なくなってしまう。コビーも辞表を提出済みではあるものの受理されていないので海軍から首を切られるまでは昇進していくだろう。
青雉についてもコビーと自身を守るためにコビーと結託して演技をしている可能性もある。
- SWODの説明をする事で青雉の忠誠心を試す為にコビーを殺せと言われるのを未然に防いだ
- SWOD内の取り決めとして、捕まった際に自分はSWODと自白する事で、1の演技をする合図としている
もし、SWODに2のような取り決めがなかったらコビーが自ら暴露するのは若干不自然に思える。コビーは死ぬ覚悟はいつでも出来ているだろうから自白せずに死んでも構わないはずだ。
それに交渉自体させてしまって問題あるまい。何故ならコビーがSWODであるとか生きているとか関係なしに黒ひげの交渉を突っぱねるだけだし、何より赤犬率いる海軍からすればコビー1人殺されても大した痛手ではない。
海軍からすれば四皇の人質を取った不当な交渉を突っぱねると言う大義名分があるし、コビーが殺されても英雄コビーが身を呈して黒ひげの野望を阻止したとモルガンズに報道させれば良いわけだから何の問題もない。
これを言おうが言うまいが黒ひげの取る行動は変わらないし、SWODという機密情報をバラす事と天秤をかければこのタイミングでバラすことはかなり不自然だ。
つまり、青雉のこのリアクションはコビーがSWODという事を知ったリアクションではなく、捕まった際にSWODと自ら暴露する事が合図になっている事を察した驚きだったのではないだろうか?
⑦ 海賊と手を組んじゃった
師匠のガープと同じ事をしている。
SWODの隊員と能力がある程度明らかになったが、注目すべき点は孔雀とひばりである。
おつるの孫である孔雀には紹介欄におつるの孫と記載があるが、広島弁を喋るひばりには何の記載もない。つまりひばりは赤犬の娘ではない事になる。もしくはトップシークレットのため記載がないのかもしれない。
あとプリンスグルスの容姿はこういうラッパーかミュージシャンいなかったっけ?
見たことある気がするんだけど。
ガープの船が飛んできているのは恐らくベガパンクの発明が搭載されているのではないだろうか?たしぎが準備OKと言っている事から上司であるガープにこんな口の利き方をするとは思えないので、ガープが飛ばしたのではなく船自体の機能で飛んだのだろう。
それにしてもたしぎがいるならスモーカーもいるだろう。そうなると
ガープ、ヘルメッポ、プリンスグルス、孔雀、ひばり、たしぎ、スモーカー、モリア、ペローナ、コビー
vs
シリュウ、ピサロ、ウルフ、バスコショットのバトルが起きるのだろう。
それにしてもガープの拳骨の威力が凄まじい。頂上戦争の時、本当に赤犬殺せてたんじゃないか?名前が違うだけで神避と同じような技なのだろう。覇王色の覇気を飛ばすことでこのような破壊力を実現していると考えられる。
コビーが海軍の未来と言っているように、センゴクやガープ、赤犬にもなりたくてもなれなかった大将になれる逸材という事を理解しているのだろう。
このメンツならガープが負ける事は考えにくいため起こることとしては
- コビーや奴隷、モリアを救出する
- ピサロやガープ、バスコによって海賊島壊滅
- 勝者島から帰ってきた黒ひげが怒りコビー奪還も含めて海軍本部へ
海軍本部までは流石に来ないか。来るとしたらセラフィムを何体か奪った場合だろう。コビーを取り返されたら他のプランで建国をしなければならないので、
- ONE PIECEを取りに行く
- 人質にした五老星で建国をする
などが考えられる。
ONE PIECEをとりに行くのは元々やっているから関係ないか。
今エッグヘッドにいる事を考えればセラフィムこそ獲得できなかったものの、五老星を拉致する事は可能かもしれない。ひょっとするとエッグヘッド事件とは、エッグヘッドで五老星を拉致した黒ひげ海賊団がハチノスを建国した事を指すのかもしれない。