spriteの考察日誌 ONE PIECE考察

ONE PIECE / 呪術廻戦 / 格闘技 / ポケモンの考察ブログ

ロックスを考察する

 

ワンピース最新1096話までの内容を含みます。

未読の方はご注意ください。

 

 

 

① 巷の説

巷ではロックスはバギー、あるいはシャンクスの親ではないかと考察されている。

確かにそうかもしれない。

そして、ロックスがバギーのように弱いが運やハッタリで成り上がったのでは?と言われている。果たしてそうだろうか?

 

② ロックスを知る

ロックスとは世界の王を目指した野心家である。

儲け話のために仲間をかき集め、そこには白ひげやカイドウ、ビッグマムなども所属しており、悪逆の限りを尽くした海賊団の船長である。

 

そんな怪物がバギーのように運で成り上がるキャラなのだろうか?

そもそもロックスは白ひげやカイドウ、ビッグマムなど従えていた人物だ。

弱いわけない。

確かにバギーは自分よりはるかに強いミホークやクロコダイルを表向きは従えている。しかし、ロックスの場合は当時大将だったセンゴクがロジャーにとって最後にして最強の敵と評しているほどだ。ロジャークラスの化け物だろう。

 

 

③ リンクとオマージュ

そもそもリンクやオマージュというのを基本路線にしている人間が非常に多い。

確かにそういった考察は根拠が強く、まだ明かされていない部分の伏線に関しては高い的中率を誇るだろう。

 

しかし、物語の本筋という部分にフォーカスするとそうとも言い切れない。

リンクやオマージュから導き出せるのは、キャラAの能力は○○であるや、このキャラは○○出身という風に、本筋と関わる設定は当てられるだろう。

またバトルやちょっと先の未来は当てられるかもしれない。

しかし、リンクやオマージュとはあくまで作者の匙加減であり、どこまで採用するかは我々には推し量れない。

 

特に尾田先生は15歳の自分が読んで面白いと思うかどうかを判断基準にしているように、読者の視点をとても重視している。

従ってビブルカードやファンブックにしか記載のない情報がなければ理解できない・共感できないストーリーは描かないはずだ。

ワンピースという作品における考察とは、作中で出ている情報やセリフ、表情などの描写から分かることを拾い出していき、それらの情報を論理立てて組み立てたその余白の部分に、リンクやオマージュなどの手法で伏線を探し、埋め込んでいくのが考察の本来ある姿なのだ。

 

④ 結局、強いの?弱いの?

強いだろう。

センゴク自身がそう言っているし、ミホークやクロコダイルより海賊として格上の連中が集まっている。

もちろんバギーのように神輿に担ぎ上げられたと考えればそれまでだが、ロジャーの過去編やゴッドバレー事件をこれから描くときにロジャーのライバルのような存在がいなければ物語が成り立たないだろう。

ロックスのように強い存在が敵として対立するからこそロジャーの戦闘が映えるし、ゴッドバレー事件の終結もしやすい。

これは以前からそう思っていた。

 

そして最新1096話で半ばそれが決定した。

ロックスは先陣を切っていたし、ロジャーとロックスの衝突がセリフのみで描かれた際に、ゴッドバレーでは覇王色の覇気同士がぶつかるシーンが描写されていた

このことからロックスはロジャークラスの実力者であると考えていいだろう。

 

⑤ シャンクスとバギー

このどちらか、あるいは両方がゴッドバレーに滞在しており、ロジャーの船に乗った可能性は高いだろう。

 

しかし、この時は2人とも1歳児であり1歳児とは医学上・法律上、赤ん坊ではない。

1歳児は赤ん坊ではなく幼児といわれるのだ。

従ってモモの介やひよりを抱き上げた時の「赤ん坊なんて久しぶりだなぁ」「昔を思い出すな」という発言は、シャンクスやバギーを指していないと考えられる。

 

これは、実際に子供を持っている親の方が実感しやすいだろう。1歳児は伝え歩きや早い子は単語めいたものを発声する時期である。赤ん坊とは首の座らない子を指すのは子育て経験のある人なら感覚的に分かるはずだ。

 

 

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とはいえ、シャンクスやバギーがこのゴッドバレーで乗船しなかったら、また別の過去回想を作り乗船シーンを描く必要が出てくるだろう。(もし乗船シーンを描かなければならないとしたらの話だが)

 

だが問題として、そもそもガ―リング聖やロックスが1歳児を連れまわしているかは疑問である。

最新話でも映像電伝虫らしきものがいたので、ガ―リング聖の「待っていろ子供たち」という発言はテレビの向こうの子供たちのことかもしれない。

だが天竜人なら世話人も多いだろうし、ガ―リング聖なら子供を連れてきていてもおかしくない。

ロックスにしても劣悪な船に1歳児を乗せるとは思えない。それに母親らしきものも見当たらない。どこか故郷にいると考えた方がいいだろう。

 

筆者的には、シャンクスやバギーがゴッドバレーで乗船した可能性は高いものの、矛盾が生じる部分も多々あるので、ガ―リング聖の子供(恐らくシャンクス)はゴッドバレーで乗船し、死の間際にロジャーに息子を託したロックスの子供(恐らくバギー)はゴッドバレー事件後にどこかの島でロジャーが引き取りにいったと考える。

 

 

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コニー王太后は存在しない?!

 

 

ONE PIECEの最新話1096話の内容を含みます

未読の方はご注意下さい

 

 

 

① コニー王太后

コニー王太后とはレヴェリー編で登場したキャラである。

その正体はボニーがマリージョアに侵入するために、能力により歳をとった姿でコニー王太后に扮した姿だった。

 

同時にボニーの歳をとった姿はコニー王太后とそっくりであるため、ボニーはソルベ王国の王族の血筋だということも分かる。

果たして本当にそうだろうか?

 

② ジニー

1095話でジニーが登場した。

1096話では大食いである事、窃盗、盗聴、通信のプロと自称するキャラで極秘情報を盗み出していた事からその力には疑いようがない。

 

そして大喰らいである事からボニーの母親にあたる人物というのが濃厚だ。

 

 

③ くまとジニーとボニーとコニー

まずキャラを整理しよう。

 

・くま
  1. バッカニア族
  2. 奴隷となった
  3. 奴隷から解放され、ソルベ王国でジニーと共に暮らす
  4. ソルベ王国の国王となる

 

・ジニー
  1. イワンコフと共に随分前から奴隷だった
  2. 窃盗・盗聴・通信のプロ
  3. 大喰らい
  4. くまと共にソルベ王国で暮らす

 

・ボニー
  1. くまの娘
  2. 幼少期からくまと共にいた
  3. 幼少期にエッグヘッドにいた
  4. 歳をとった姿はコニー王太后とそっくり

 

・コニー王太后
  1. ソルベ王国の王太后
  2. 恐らく、くまかくまの妻の母親
  3. ボニーが歳を取るとコニー王太后にそっくりとなる

 

このように整理できる。

 

 

現時点では解読不能な設定や矛盾も多いが、例えばくまが国王になった理由は、恐らくドラム王国のドルトンのように、ニキュニキュの実で海賊や盗賊を追い払い、能力を人々のために使っていた事などが人気を集め跡取りのいなかったソルベ王族の代わりに国王になったのではないか?と考察できる。

 

 

だがジニーは不可解だ。

彼女は窃盗・通信・盗聴のプロであり、イワンコフを兄貴と呼び、そのイワンコフは以前に開催された先住民一掃大会の結末や詳細を知りすぎている。

この事からイワンコフ及びジニーはくまがゴッドバレーに来るよりも前から奴隷となっており、他の奴隷仲間が大会で殺された事をジニーの盗聴により知った筋書きが浮かび上がる。

 

 

47年前にくまが生まれ、そこから9年後つまりくまが9歳の38年前にゴッドバレー事件が起きた。

この時にジニーはくまより4つ上と言っている事から、ジニーは13歳という事が分かる。

もし、ジニーが王族でありそのジニーと結婚した事でくまが国王となったら明らかな矛盾が生じる。

  1. 王女であるジニーが奴隷となっている事
  2. 13歳という若い王女なのに窃盗・盗聴・通信のプロ

 

もちろん、ビビのように強い王女もいるが彼女ですら13歳という若さで窃盗や盗聴をしていたわけではない。

しかもゴッドバレー当時で13歳という事は、窃盗や盗聴のプロとして生きていたのはそれ以前という事になる。恐らく10歳以降の話だろう。つまり、王女というにはあまりにもキャラ設定が王族と乖離し過ぎているのだ。

 

もうこれはジニーはソルベ王国の王族などではなく戦争孤児や貧民の出身であり、生き抜くために窃盗・盗聴・通信のプロになる必要があった。しかし、下手を打ったせいで捕まり奴隷となった。このように考えるしかない。

 

 

 

④ ボニーとコニー王太后

そうなるとボニーの祖母でありジニーの母親であるコニー王太后も貧民だった可能性がある。

もちろんくまが国王になった事で、その妻ジニーの母親コニーも、王太后としてソルベ王国に受け入れられた可能性もあるが、そもそもジニーの出身国はどこか分かってない上に、ジニーは生まれ故郷から遥かに遠いソルベ王国で暮らしているのだからコニーを探してソルベ王国に迎え入れる事は難しいだろう。

 

だが、次のように考えれば全て解決する。

コニー王太后など存在しない。

 

そう最初からコニー王太后など存在しないのだ。

つまり、コニー王太后とはボニーの身の安全を守るために能力により作り出した架空の人物であり、公に姿を現す際はボニーは能力を使ってコニー王太后に扮していたのだ。

 

そうしなければ、くまとジニーの娘、つまりバッカニア族の血筋であるボニーは、いずれ捕まりくまのように奴隷生活を送る事になってしまう。

それを防ぐためにくまとジニーはボニーの能力により架空のコニー王太后というのを作り上げ、自分達に娘などいないと公表していたのではないだろうか?

 

しかし、どこかのタイミングでボニーの存在がバレて誘拐され、人質に取られた事でボニーの安全と引き換えに、くまは国王から海賊となりやがて七武海からパシフェスタへとなったのではないだろうか?

 

 

⑤ まとめ

  1. ジニーが13歳で窃盗・盗聴のプロなのは王族ではなく、下層階級の人間だから
  2. くまは王族と結婚したから国王になったのではなく、実力と人望を得た事で後継のいない王族の代わりに国王となった
  3. コニー王太后とは能力により歳をとったボニーが公に姿を現す際の架空の人物
  4. くまとジニーの間には娘などいないと表向きはしていたが、バレてしまいボニーの身の安全と引き換えに海賊として政府の言いなりに動いていた

 

今出ている情報ではこのように考える事ができると思う。

 

この窃盗や盗聴という技能は王女より、今の革命軍に繋がる技能だ

革命軍の設立メンバーにはくまとイワンコフもいたが、ジニーもいたのではないか?

なんならドラゴンの自勇軍に在籍していたとか。

彼女がどこでこんな技能を身につけたか分からないが革命軍のくまとイワンコフと繋がった人物がスパイ技術を持ってる事と現在の革命軍が無関係とは思えない。

 

今後、ジニーが革命軍の設立にどのように関わるのか?

ボニーはジニーの子供なのか?はたまたクローンなのか?

クローンは僅か1年で4年ほど歳をとるのでベガパンクがしきりに「まだ子供なんじゃ」と言っている事にも辻褄が合う。

 

むしろ、国王になった後に子供のいなかったくまは、今は亡きジニーの髪の毛などからベガパンクに頼みクローンを作ってもらった。それがボニーだった。このように考えた方がスッキリする。

  1. ベガパンクがボニーを子供と言う事
  2. ボニーが幼少期をエッグヘッドで過ごしていた事
  3. ボニーは捕まったのに奴隷にされていない事
  4. くまの改造が終わってもボニーがくまの実の娘ならバッカニア族の血を引いているのでサターン聖が見逃すはずがない

 

これらの事がボニーはくまの実の娘ではなく、ジニーのクローンの可能性が高い。

本当にくまの実の娘なら奴隷にされるはずだ。

バッカニアの末裔なら、当時のくまに対するサターン聖の発言や態度を見る限り、ボニーが用済みだとしても「放っておけ」など言わないはずだ。

そしてその存在を隠すためにコニー王太后として振る舞わせていた。

このように考える方が辻褄が合うだろう。

 

  1. ジニーの窃盗や盗聴のプロという13歳の王女ではあり得ない設定
  2. 王族でない者が国王となった国が実際に登場している事(ドラム王国、ドレスローザ、スカイピア)
  3. くまの宗教要素とニキュニキュの解放の力と人望があれば国王になれる事
  4. ボニーの年齢操作により、公の場ではコニー王太后として変身して振舞える事
  5. くまの改造が終わったとしてもバッカニアの血筋を見逃さないサターン聖が、ボニーを見逃している事
  6. ボニーが幼少期をエッグヘッドで過ごしている事
  7. ベガパンクがボニーを子供という事

 

 

全てがくまと血の繋がりがない事を証明している。

ジニーの特技も王女ではなく貧民だから身につくものであり、ソルベ王国に滞在しているのに故郷といってないことからジニーはソルベ王国の王族ではない可能性が極めて高い。

ボニーがわずか数年前に生まれたとしてもボニーがクローンであるなら普通の人間より年を取るスピードが速いので辻褄が合うだろう。

くまの娘でありながら見逃されていることを考えると、くまとの血縁はないもののくまにとって宝物だから人質としてしか価値がなかったためだ。

エッグヘッドでくまとボニーの関係は明かされるだろう。

 

 

 

 

 

 

1096話

 

最新話の内容です

未読の方はご注意下さい

 

 

 

 

① ハチノスの宝

ハチノスにある海賊の宝。

恐らく政府がそれを盗み出したか、盗み出した奴から買い取ったかして、先住民一掃大会の景品にかけられていたと考えられる。

 

問題はその宝が何なのかだが、作中で出ている情報で考えるなら

 

  1. ニキュニキュの実
  2. ウオウオの実
  3. ロードポーネグリ
  4. 海賊王の二角帽

 

この辺りではないだろうか。

中でも筆者的には、ニキュニキュの実二角帽が怪しいと考えている。

 

何故なら、ニキュニキュの実は1096話にて「解放の手」というワードと結びつけられたからだ。

これは海賊の成り立ちと関係してくる。史実の海賊は賃金が未払いになった水夫や奴隷、下層階級の労働者だったものが非常に多い。ワンピース作中では賃金を払って水夫を雇っている描写がないので、フィッシャータイガーの太陽の海賊団のように元奴隷から海賊になったと考える方が自然だろう。

 

つまり、海賊島ハチノスには元奴隷出身の海賊が多数在籍しており、その奴隷達が解放され海賊になったきっかけがニキュニキュの実なのではないか?ということだ。

それ故に宝と呼ばれていると。

 

そのように考えると、当ブログでは何度も記事にしているが、ハチノスは海賊が作った自由と平等の理想郷リバタリアに近いのかもしれない。

今にしても思うとハチノスの髑髏岩に千切れた鎖のようなものがあるが、あれはかつてハチノスが奴隷を溜め込む奴隷を貿易の中心地だった名残であり、それが千切れた事により奴隷から解放され海賊となったというサクセスストーリーが浮かび上がる。つまり、髑髏岩の鎖は奴隷を表すものであり、実際鎖で繋がれる事で奴隷の中心地として機能していたのではないか?という考察だ。

もしくは巨大な王国と鎖で繋がれていたが古代巨人族悪魔の実鉄の巨兵ロボにより壊されたとかそういったオーパーツ的な要素もありそうだ。

 

どちらにせよ、

  1. ハチノスの宝
  2. ウオウオの実とニキュニキュの実の登場
  3. ニキュニキュの実が「解放の手」に繋がる

この3つが同じ回で描かれた事を考えるとハチノスの宝は2つの悪魔の実のどちらかであり、「解放の手」と呼ばれるニキュニキュの実が最も可能性が高いだろう。

 

 

② ロジャーの帽子

38年前までロジャーは麦わら帽子を被っていることが明らかになった。そしておでんと会う頃には二角帽子になり、麦わら帽子はシャンクスに預けている。

この事からハチノスの宝が二角帽子の可能性も高い。

 

根拠となるのがロジャーのこのセリフ。

一年だぞ!俺が一体どんな気持ちで過ごしたか

まるで何かを貰える前提での発言だしかも一年とは水先星島に到着した頃だ。

 

可能性として考えられるのは

  1. ハチノスの宝は、水先星島に到着した者が貰えるものだった
  2. 一年以上前から盗まれており行方知らずだった
  3. 一年以上前にハチノスから盗まれた宝を天竜人が景品にした
  4. その事がジニーにより情報が流出し、ハチノスの海賊、及びロックスとロジャーまで動き始めた

 

このような筋書きが考えられる。

「解放の手」と海賊の成り立ちからニキュニキュの実がハチノスの宝というのは濃厚だが、悪魔の実が宝というのも腑に落ちない。

海賊が盗んだなら食べてしまいそうだし、ゾオン系ならまだしもパラミシアの能力がハチノスで転生を繰り返すとは思えない

更にニキュニキュの実がハチノスの宝なら、それを宿したくまはもっとハチノスと濃密に繋がりが描かれていいはず。

つまり、ハチノスの宝が悪魔の実だとすると拭いきれない違和感があるのだ。

 

 

悪魔の実以外となると、二角帽子やロードポーネグリフが濃厚だろう。

だが、景品にかけられるサイズ、持ち出しが可能なサイズを考えると、ロードポーネグリフではなく、二角帽子の方が可能性が高そうだ。

パイレーツオブカリビアンでも二角帽子は海賊の象徴だったように、前人未到の水先星島に辿り着いた者だけがハチノスの創設者が被っていたこの二角帽子を被れると考えれば妙に納得できる。

 

ロジャーが被っていた二角帽子が、もしゴッドバレー事件の際に手に入れたものであり、それは本来水先星島に辿り着いた者が得られるものだったならば、ロジャーの「一年だぞ!」と言ったセリフの意味も、ロジャーが非能力者だった事も、海賊を象徴する二角帽子である事も、そして解散前にレイリーに預けた事も、全て筋が通る

 

 

つまり、ハチノスの宝とは

  1. ハチノスから運び出せるサイズであること
  2. ロジャーの発言から本来は1年前にロジャーが手にするはずだったもの
  3. 1年前とはロジャーの水先星島到達と合致するため、水先星島に辿り着いた者が貰えるものだった可能性が高い
  4. 大会の景品が極秘だった事から、大会が極秘というよりハチノスから盗まれた物が景品になっている事が極秘と考えられる
  5. ロジャーの発言と、景品が極秘だった事と、ハチノスの宝を取り返しに来るという発言から、ハチノスの宝が盗まれたのは1年以上前であり、それが今回景品とされたから極秘扱いされていた
  6. ジニーの盗聴により、1年以上前に盗まれたハチノスの宝が景品に掛けられた事を知り、本来の継承者であるロジャーと取り返しに来るハチノスの海賊、それを手に入れたいロックスがゴッドバレーに集まった
  7. センゴクが言うように本来ロジャーが動くような物ではないはずなのに動いた

 

このような筋書きが考えられるだろう。

 

 

 

このハチノスの宝が何かを考えるときに2つのパターンに分けて考えなければならない。

 

  1. 「解放の手」と関係あるのかないのか
  2. 関係ないならロジャーの発言から考察しなければならない

 

「解放の手」と関係あるならハチノスの宝とはニキュニキュの実である。

しかし、これには

  1. 悪魔の実が宝なら海賊は食べてしまいそう
  2. 能力に興味のないロジャーが動くとは思えない

これらが矛盾点となる。

一方で、

  1. ビッグマムの「おれがいただく!」、カイドウの「お前は無意味だろ」発言が回収できる

このように既に能力者のリンリンが手に入れても無駄と言われてる事から、ロックス海賊団の目的は悪魔の実である事が濃厚だ。

同時に白ひげが「目的を見失うな」と言ってる事から、本来の目的は別にありそれと同じくらいに価値あるものが景品に掛けられている事が分かる。

 

 

「解放の手」がハチノスの宝と無関係なら、二角帽子がハチノスの宝である。

根拠は

  1. ロジャーの発言
  2. 白ひげの発言
  3. 悪魔の実だと海賊が食べそう
  4. ロジャーが麦わら帽子であること

これらを説明できる。

一方でリンリンが手に入れても無意味である事を考えると悪魔の実を取り返しに来たとも考えられる。

 

端的にまとめるとハチノスの宝とは

  1. 最近盗まれた物ではなく、1年以上前に盗まれて極秘に景品として掛けられた
  2. 盗聴していたジニーが宝の意味も知らないまま、混乱を作るために情報をばら撒いた
  3. 本来動くはずのない非能力者であるロジャーが動くものである
  4. 白ひげの発言から、悪魔の実とは別に目的があり、それがハチノスの宝の奪還である
  5. 景品に掛けられるサイズであること

 

これらを考えると浮かび上がるのは次のようなストーリーだ。

  1. 海賊島には創設者の二角帽があり、それは海賊の象徴と同時に水先星島に辿り着いた者が手にできる物だった
  2. しかし、1年前にロジャーが水先星島に辿り着いた時に、ハチノスで二角帽子が盗まれ、行方不明となる
  3. その後、海賊達の奪還を恐れて極秘に景品にかける事になった
  4. だが、盗聴によりゴッドバレーからの脱出を可能とする悪魔の実、ニキュニキュの実とウオウオの実の存在を知り、混乱を作るためにジニーが情報をばら撒く
  5. ジニーの蒔いた情報により、ロックスとロジャーが動いた
  6. ロジャーが動くと思ってなかったセンゴクはガープに救援を要請
  7. ゴッドバレーに着いたロックス海賊団は、リンリンやシキは悪魔の実を欲しがり白ひげは冷静に奪われた二角帽子を取り返しに動いた
  8. ロックスとの戦いを制したロジャーが二角帽子を手に入れた

 

これが筆者の考えるストーリーだ。

逆を言うと

  1. 景品に掛けられるサイズであること
  2. ロジャーが「一年だぞ!俺が一体どんな気分で過ごしたかこの発言から本来ロジャーが手にするはずだったものが1年に渡り行方不明となっており、それがゴッドバレーにあることがわかる
  3. リンリンがニキュニキュをくまに食べられてもチッ!」と舌打ち程度で諦めていること
  4. 白ひげの「目的を見失うな」という発言からリンリンやシキが欲しがる悪魔の実以外に目的があること
  5. ロジャーの帽子が麦わら帽子であること
  6. 非能力者のロジャーが動くほどのものであること
  7. センゴクが動くはずがないと思っていたロジャーが動いたこと

これらを全て説明できなければならず、その場合、それほど選択肢は多くはなく、ほぼこれ一択と言える。

 

③ ガーリング聖

この当時に既に子供が複数人いるそうだ。

その中には紛れもなくシャンクスもいるだろう。

 

ここから宝箱にいられる展開があるとは思えないが、以外にも子供想いなところがかっこいい。

 

④ だから消えるんだ

人々をニカのように解放したいという発言の返しに、「だから消えるんだ」と発言したサターン聖。

この事からかつてバッカニア族は何かを解放し、それが罪になっていると言える。

しかもサターン聖は我々が決めたのではなく歴史が決めたのだ」と言ってる事から、バッカニア族の罪とは、世界政府が君臨する、いや空白の100年よりも前に起こった可能性が高い。

 

やはり、バッカニア族の解放が罪ならば例えばそれがきっかけで悪魔の実が生まれたとか、異星人が侵略してきたとか、争いが生まれたとか、そう言った事なのだろう。

このセリフを見るに、確かに今の政府は悪逆非道だがかつては世界のために動いていたようにも見える。

 

⑤ 教会

何と教会の出身という事が明らかになった。

ここから国王になるということは、良い行ないを沢山する事で人望を集めて王になったのだろう。

ただ、それでは少し弱いので、良い行ないを沢山する事で人望を集めリーダー的存在になっていた所を海賊とか盗賊が襲撃しバッカニア族の力と悪魔の実で撃退する事に成功。その結果王様となった

このように考察できる。

 

 

このボリュームで来週も掲載されるという事で情報過多な展開となるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

巨大な王国の名前

 

 

 

 

 

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(引用:アンチャーテッド海賊王と最後の秘宝/制作Naughty Dog)

 

 

① 巨大な王国の名前

結論から言うと、かつて栄えた巨大な王国の名前は、「リバタリア」だと考えている。

 

リバタリアというのは現在のマダガスカル島にあったとされる海賊が作った楽園のことである。

もっとも実在したかは定かではなく、当時にポルトガル軍とリバタリアが衝突したという報道があったとされているが、その報道すら真実かどうかわかっていない。

 

一説によるとリバタリアは、当時巨万の富を手に入れた海賊王ヘンリー・エイヴリーマダガスカルで王族のような暮らしをしており、彼が作ったと噂されていたようだ

 

② リバタリア

リバタリアというのはラテン語自由を表すリベリが語源である。

その名前が示すようにリバタリアの理念は、「神と自由のために」であり、自由・平等のもとに建国されたという。

 

リバタリアでは、身分による差別や職業による格差もなく、今でいう民主主義国家であり、経済に関しては資本主義でありながら社会主義の側面も強く見えるものだった。

 

そしてリバタリアの国旗は海賊と略奪を表す黒い旗ではなく自由と平等を表す白い旗を使用していたそうだ。

どことなくルフィのギア5、つまり太陽の神ニカを連想しないだろうか?

 

③ なぜリバタリアが生まれたのか

当時の海賊は支払いを貰えなかった水夫や、奴隷達、下層階級の人達であり、虐げられてきた人が多かったのだ。

つまり、奴隷達や水夫からすると、国の決定権が自分達にあり、人種や身分、職業による差別がなく階級のない社会というのは夢だったのだろう。

 

そしてそこに巨万の富を手に入れ、無傷で引退し、マダガスカルで国を作ったと噂された海賊王と呼ばれるヘンリー・エイヴリーの噂が世界中に広がった

 

この奴隷達の夢と海賊が富を手に入れ国を作ったという噂が混ざり合い生まれた伝説が理想郷リバタリアなのだ。

 

 

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④ 根拠の深堀

巨大な王国の名前がリバタリアである根拠は

  1. 奴隷達や下層階級の人々の解放の夢
  2. 自由と平等を理念とした国家
  3. 海賊が作った国
  4. 海賊王が作ったとされる
  5. 国旗は白い旗
  6. 黒ひげのイメージ国はソマリアであり、海賊王エイヴリーとゆかりのある国である
  7. バッカニア族の登場

 

全てがONE PIECEで採用される要素となる。

もし、巨大な王国が善政な国であるならば、このリバタリアの要素が採用されている可能性は極めて高いだろう。

 

 

・海賊王オマージュ

ONE PIECEでは史実の海賊が沢山登場する。

特にカリブの海賊が多いが、それ以外の海域で活躍した海賊も多い。

キッドのモデル、ウィリアム・キッドはインド洋で活動した海賊だし、アジアの海賊チュイ・アプーや地中海の海賊バルバロッサ・ウルージなど、カリブ海以外の海賊も非常に多い。

 

そんな中、史実で海賊王と呼ばれたヘンリー・エイヴリーが採用されてないのは明らかにおかしい。

しかも史実ではエイヴリーの活躍により、海賊の黄金時代が始まったと言われている。

 

エイヴリーのこの歴史は、大海賊時代を作ったロジャーにオマージュされているかもしれない。

しかし、バーソロミュー・ロバーツをオマージュしたバーソロミュー・くまのように直接的に分かりやすくオマージュはされていない。

その理由はこの巨大な王国の名前がリバタリアというところでオマージュするからではないだろうか?

 

・黒ひげのイメージ国

加えて黒ひげ。

彼のモデルはカリブの海賊エドワード・ティーチ、通称黒髭である。

しかし、彼のイメージ国はカリブ海に浮かぶ国でもなく何故かソマリア

一説によると黒ひげのイメージ国がソマリアなのは、昔から今に至るまで海賊が多いから海賊を連想させるという事でソマリアがイメージ国になっていると言われているが、そんな薄い理由があるだろうか?

 

それならスマトラなども昔から今に至るまで沢山海賊がいるし、なんなら日本的にもスマトラの海賊の方が馴染み深い。

つまり、昔から今に至るまで海賊が多いからという理由で国を選ぶならソマリアじゃなくてもいいのだ。

 

では、他に理由があると考えるべきだ。

その理由は海賊王エイヴリーが海賊同盟を築いたのがソマリアのグアダルフィ岬だからではないだろうか?

海賊王エイヴリーは、ソマリアのグアダルフィ岬で、大海賊トマス・テューと出会い、海賊同盟を結成しムガール帝国の船を襲って海賊史上最大の財王を手に入れたと言われている。

まるでONE PIECEを連想させる史実である。

 

つまり、黒ひげのモデルは海賊王エイヴリー、または同盟相手のトマス・テューも含まれている可能性が極めて高く、ONE PIECEにおいて黒ひげの同盟相手になるのはルフィなのではないか?そんな風に考えることもできる。

 

 

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・ルフィとリバタリアの共通点

ルフィ自身にもエイヴリーの要素がある。

ギア5は白くなるが、それはリバタリアの自由と平等を表す白い国旗が由来と考えられるし、リバタリア自体エイヴリーが作った国と噂があったので、エイヴリーとリバタリアにも繋がりがしっかりある。

そして、海賊王を目指すのはまさにエイヴリーの軌跡を追っていると言えるだろう。

 

・ネーミング問題

そして1095話で登場したバッカニア族

これはカリブの海賊の前身であり、カリブ海で活動する略奪者をバッカニアと呼んでいた

 

しかし、ここで疑問が生じる。

普通、〇〇族や〇〇人など、人種や民族、種族に名前をつける時は、それこそ魚人族やルナーリア族のように種族や民族の生物学的特徴から名付けられるだろう。

それでなくてもONE PIECE世界の〇〇族というのは、巨人族や魚人族の様に生物学的な特徴が由来となっている。

 

そんな中、我々の歴史の中にしか存在しないバッカニアという単語。

しかもこれは生物学的特徴を指す言葉ではなく、カリブ海の略奪者を指す言葉だ。言わば職業名とも言える。

それを種族の名前につけるだろうか?

これには筆者も非常に違和感を感じた。

それこそ太陽の神ニカの時と同じくらいに違和感のある名前である。

 

生物学的特徴ではなく職業を指すバッカニアという単語を種族の名前にした理由に関しては筆者の推測は及ばない。

しかし、重要なのは必ずしも生物学的特徴や鳥山明ネーミングで名前をつけるわけではないという事だ。

 

鳥山明ネーミングとはサイヤ人野菜のアナグラム天津飯チャオズ餃子の中国語読みなど、言葉を反転させたり、もじったり、他言語で読み替えたり、子供でも分かりやすく覚えやすいのが鳥山明ネーミングだ。

そして尾田先生は鳥山明先生を神と呼んで崇拝しており、ONE PIECE作中でも鳥山明ネーミングは非常に多い

ゾウの学名ナイタミエノリダゾウダリの絵みたいなゾウに代表される様にONE PIECEのネーミングは基本的に鳥山明ネーミングなのだ。

 

この様に鳥山明ネーミングが非常に多く、基本的な法則として成り立っているONE PIECEにおいて、何の捻りもなくカリブ海で略奪する者達を指すバッカニアを種族の名前にするのは明らかにおかしい。

 

この事から巨大な王国の名前もドーン王国ワノ国などONE PIECE作中に出てくる単語や鳥山明ネーミングではなく現実世界の言葉が由来となっている可能性が高い。

あるいは現実世界の国名や職業名、神話や伝説に登場する単語がそのまま使われているのではないだろうか?

それならばリバタリアが最もその条件を満たしていると言えるだろう。

 

 

・番外編 バッカニア族の正体

カリブ海の略奪者を表すバッカニア。

そして世界に対して大罪を犯したバッカニア族。

 

これらの事から考えられるのは、バッカニア族とはかつて略奪者だったのではないか?と言う事だ。

それがサターン聖が言う、「世界に対して大罪を犯した」事に繋がるのではないか?

バッカニア族とは青い色の星から資源を奪う略奪者達であり、それ故に略奪者を表すバッカニアと呼ばれたのだ。

 

むしろ、そう考えれば100年にも渡り20の国の連合軍が団結して戦い続けられたのも納得できる。100年という年月を考えると戦争を始めた人物は代替わりしているはずである。

それも寿命を考えれば恐らく3世代ほど世代交代が起きている。

これだけ世代交代が進めば戦争の目的や正義も見失っていておかしくない。仮に催眠などがあったとしても解けているだろう。

にも関わらず戦争を続けたと言う事は、20の国の連合軍にも相当な大義があったはずである

つまり、巨大な王国とは略奪者の国であり略奪者を表すバッカニアから名前を取ってバッカニア族と呼ばれていたのではないだろうか。

 

 

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⑤ まとめ

巨大な王国の名前はリバタリアである。

根拠は

  1. 海賊王が作った国
  2. 自由と平等が理念。
  3. 自由と平等を表す白い国旗を使っていたこれは太陽の神ニカとリンクする
  4. バッカニア族という現実世界の単語がそのまま使われた事からリバタリアもそのまま使われる可能性が高い
  5. 海賊漫画でありながら、海賊王のオマージュはロジャーの大海賊時代を作った部分程度しか見られない。そのためどこかで大きくオマージュするために残されている可能性が高い。
  6. 黒ひげのイメージ国がソマリアなのは、海賊王エイヴリーの同盟の地だからである。つまり、エイヴリーの要素がある黒ひげリバタリアの要素があるルフィが手を組む可能性がある。

 

 

このように、既にモデルがハッキリしているキャラにも追加でエイヴリーやリバタリアの要素が垣間見えるし、現実世界の要素が強くなってきている。

  1. 黒ひげ→イメージ国がソマリア→エイヴリーの同盟結成の地
  2. ロジャー→大海賊時代を作った→エイヴリーが海賊の黄金時代のきっかけとなった
  3. ルフィ→太陽の神ニカになると白くなる→リバタリアの自由と平等を表す白い国旗

 

つまり、今後海賊王エイヴリーをモチーフにしたストーリーが描かれ、エイヴリーの要素がある黒ひげやロジャー、ルフィもエイヴリーやリバタリアに関するストーリーが描かれる可能性が高い。

 

海賊が作った自由と平等の白い国旗の国リバタリア。

これがいつか作中で登場するのではないかと筆者は考えている。

 

 

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ドラゴンは元SSG

 

 

ベガパンクと繋がりがあるドラゴン。

どのような経緯で繋がりができたのだろうか?

 

① ベガパンクの交友関係

世界一の頭脳を持つ男ベガパンク。

彼の交友関係があるのは、ジャッジやクイーンを始めとしたMADSの面々、考古学者クローバー博士、もしかしたらヒルルクも関わりがあるかもしれない。

 

これらの事から分かるのは、ベガパンクと交友関係があるのは学者が中心なのが分かる。

 

リンドバーグ

何故か、高い技術力を持つ革命軍の軍隊長リンドバーグ

彼も実は海軍でSSGの前進となる組織に所属していたのではないだろうか?

 

そうでなければMADSしかないだろう。

しかし、MADSの面々にはいなかったので、別の組織にいた可能性がある。

そうなると海軍の科学技術班しかないだろう。

ドラゴンが自友軍を作る際に引き抜いたのかもしれない。

 

③ ドラゴン

オハラでベガパンクと会った時に、ドラゴンは既に自友軍を組織していた。

にも関わらずベガパンクとドラゴンは面識が会った。

この時のベガパンクは海軍に所属して間もない頃だった。

 

つまり、ドラゴンが海軍に所属していた時期にベガパンクが海軍に所属したわけではない事が分かる。

2人は海軍に所属していた時期は被っておらず、ベガパンクが海軍に所属する前、かつドラゴンが海軍にいたであろう頃から面識があったことになる。

 

そしてドラゴンはクローバー博士とも面識があった。ここがおかしい。普通の海軍ならクローバー博士と面識があるなんてあり得ない。

ベガパンクが学者と面識が多かったように、学者と繋がれるのは学者だけだ。

つまり、ドラゴンも学者であった可能性は高い。

 

勿論、クローバー博士は冒険して何度も捕まっていたのでその時に面識ができた可能性はある。

そのため、ドラゴンがクローバー博士と面識を持てるタイミングは

  1. ドラゴンが学者であった
  2. クローバー博士が捕まった時に面識ができた

しか考えられないだろう。

ただ、この場合クローバー博士との面識は説明できるが、ベガパンクと面識があるのが説明できない。

つまり、学者は学者としか繋がらない描写が描かれてる以上ドラゴンも学者であった可能性は高いのだ。

 

その時の部下として、あるいは学者としての繋がりがあったからリンドバーグという科学者が革命軍に所属しているのかもしれない。

 

 

1095話

 

ONE PIECEの最新話の内容です

未読の方はご注意ください

 

 

肖像画

なんと五老星の肖像画があると。

肖像画があるということは、巷で言われてるように不老不死なのだろうか?

 

いや、「世界で最もふざけた能力だと聞いている」や「どれ」など明らかにニカの事を直接知らないように見える。

 

しかもボニーに刺された時に刺し傷が一瞬で治った。悪魔の実の力で回復した可能性もあるが、肖像画として残ってる事、そして38年前若き日のガーリング聖が描かれたゴッドバレーで五老星は今と外見が変わってない事を考えると、オペオペの実の不老手術を受けたのではないか?

つまり、不老であると考えられる。

 

空白の100年から生きていたなら、ニカの能力を「聞いている」なんて言い方はしない。

しかし、不老と考えなければ38年前から外見が変わらないことが説明できない

両方を説明するにはもう不老手術を受けた以外考えられない。

 

しかし、不老であっても不死ではないだろう。従ってあの治癒力は能力と考えた方が自然だろう。

 

② 協力型の海賊団

何ともONE PIECEらしからぬセリフ。

まるで自己中な海賊団と戦闘したことがあるかのような言い方だ。

 

38年前、ゴッドバレーが描かれた事を考えるとロックス海賊団と比べて、協力型の海賊団と語ったのだろう。

船内でも仲間殺しが絶えない海賊団であるロックスはまさに麦わらの一味と対極に位置する海賊団だろう。

 

この事から五老星や神の騎士団もロックスと争った事がわかる。

 

③ 黒ひげ

「ここまで絶望の島から脱出する運命」もうフラグじゃん(笑)

 

もうこの状況では外部からの力、黒ひげ来襲が考えられる。

中が制圧状態なら外部からの圧力がなければ脱出は難しいだろう。

加えて中からも鉄巨人が暴れれば脱出が可能だと思う。

 

というかニカじゃなくなっても、あの鉄巨人は動くのだろうか?

まぁ、メタ的に動かないわけないので鉄巨人は今でも動いているだろう。

となると中から鉄巨人が現れ、外からは黒ひげが現れる。こんな流れだろう。

鉄巨人を見たサターン聖の反応を見てみたい。「200年前に見たあのロボットか」とか言い出したら不老手術はもう確定だろう。

 

④ バッカニア族

なんだ、この取ってつけたような種族は…(笑)

ニカといい、辻褄合わせの無理矢理感が凄いな…

 

バッカニアと言えば、カリブ海の海賊を指す言葉だろう。正確に言えば漂着物を集めたりしていた者達の総称だ。レッキングともいう。

つまり、現実世界のバッカニアとは種族の名前ではなく、海賊や略奪を働く者を指す総称なのだ。

 

だから余りにも取ってつけたような名前に感じるのだ。

 

また、バッカニア族が奴隷階級というのも、大航海時代では奴隷や階級社会から抜け出したものが海賊になるのが一般的であり、その海賊をバッカニアといい、富を築いたバッカニアがマダガスカルで海賊による自由と平等の理想郷リバタリアを建国したと考えれば、バッカニア故に奴隷になり、奴隷から解放されてソルベ王国の国王になったのも納得の流れである。

 

というか奴隷階級とは

  1. バッカニア族だから奴隷階級なのか
  2. 大罪を犯したから奴隷階級に落ちたのか

 

文脈的には後者だと思う。

しかも、どうやら巨人の血を引いているらしい。巨人のように北欧要素があるようには見えないのだが…

むしろ巨人の北欧要素よりサモアに代表されるようにオセアニア先住民族に見えて仕方ない。

かつてK-1で活躍したマークハントに見えないだろうか?

知らない人はマークハントで検索したら、くまの父親にそっくりなのが分かると思う。

 

というか、くまの出産時の「血液だな?」というのはどういう事だろうか?

出産後に巨人の血液か何かを輸血しなければならないのだろうか?

いや大昔にそんな技術があるとは思えない。種族というくらいだから、かつて栄えた巨大な王国が誕生するより古くから存在しただろう。

人間という種族が古くからあるように、バッカニアが種族というなら王国より古くから存在していたと考える方が自然だ。

もしくはこの王国がバッカニア族を作ったか。

だがそんなデザイナーズチャイルドのような事は考えたくない。

 

しかも更に惨たらしいのは、くまの父親の左目が抜き取られている事だ。

目を縫うように縫い目があるので目を取られているのは間違いないだろう。

左目になんの用事があるか分からないが、天竜人へ移植でもされたのだろうか?

もし、その天竜人が海賊に身を落とし、いま火ノ傷の男と呼ばれていたら?

さすがに妄想がすぎるだろうか。

 

しかし、奴隷を臓器移植のために利用しているなど趣味が悪い。

 

⑤ ゴッドバレー

なんと西の海に存在する、世界政府非加盟国という事が明らかになった。

非加盟国の国民を皆殺しにし、最も殺した者が優勝する事で、宝箱を貰えるのだろう。中には恐らく悪魔の実と考えていい。

 

つまり、こうだ。

3年に一度、世界政府非加盟国の国を訪れ、連れてきた奴隷と共にその国民を皆殺しにし、最も殺した者が王者となる。

ゴッドバレー大会ではガーリング聖が王者となった。

その後、景品である悪魔の実を配る際にロックス海賊団が襲撃し、同時に現れたロジャー海賊団も参戦。ロックスvs天竜人vsロジャーという三つ巴の戦闘が起きた。

その際に景品の一つだったウオウオの実をマムが手に入れカイドウに渡しイワンコフはホルホルの実をくまはニキュニキュの実を、もしかしたら白ひげのグラグラの実や、金獅子のフワフワの実なども、ボニーのトシトシの実などもこの時に手に入れたものかもしれない。

これでちょうど悪魔の実は6個となり景品で置かれている宝箱の数とも合うからだ。

 

ガーリング聖が「かつてゴッドバレーという土地で活躍した王者」というナレーションを考えると、このままゴッドバレーで先住民一掃大会が行われ、ガーリング聖が優勝した。

だからナレーションでガーリング聖は王者と言われていた。

 

そして宝物は6個ある。

この土地でカイドウとマムはウオウオの実を手に入れたわけだから、この宝物は悪魔の実が入っていたと考えていい。

そして6個あるなら悪魔の実も6個あるはず。

 

  1. ウオウオの実
  2. ホルホルの実
  3. トシトシの実
  4. ニキュニキュの実
  5. フワフワの実
  6. グラグラの実

 

この6つが宝箱に入っており、景品として用意されていたのではないだろうか?

この悪魔の実を狙ってロックスはやってきたのだろう。

 

ではここに居合わせたロジャーは何が目的だったのか?

筆者はロードポーネグリフを探しにきたと考察している。

 

「ビッグマムのロードポーネグリフはゴッドバレーにあった?!」

https://https://sprite289.hateblo.jp/entry/2023/01/29/000511

 

何故なら39年前にロジャーは水先星島に辿り着きロードポーネグリフが必要な事を知った。その僅か1年後にゴッドバレーに居た事は余りにも不自然。

少なくともこの1年の航海はロードポーネグリフを探す旅だったのは言うまでもない。

これらを説明するには、39年前にロードポーネグリフが必要という事を知ったロジャーは、ロードポーネグリフを探す旅に出た。

1年後にゴッドバレーにあるという噂を聞いたロジャーはゴッドバレーに上陸し、そこには悪魔の実を狙って来たロックスと、神の騎士団ガーリング聖と五老星がおり、三つ巴の戦いとなった。

このように考える方が最も齟齬が少ないだろう。

 

 

イワンコフとジニー

イワンコフはともかく、ジニーはもうボニーの母親と考えていいだろう。

名前も似てるし、肉食べてるし、年も近いだろう。

 

このタイミングで、大食いキャラを登場させてボニーと無関係とは考えにくい。

しかも現在、革命軍にジニーはいない事を考えると、ボニーの出産後に亡くなったと考える方が自然だろう。

必要以上に肉親を殺すONE PIECEなので、これはもう既定路線と考えていいだろう。

 

 

次号は休載だが、この流れのままロックスまで描かれるのだろうか?

 

 

 

 

ルフィは黄金に目がない

 

 

 

 

① ルフィは黄金に興味がない?

巷では、ルフィが黄金に興味がないという考察が溢れている。

なるほど、ドフラミンゴにお前の欲しがるものがあると言われた時も「それはどんな肉なんだ」と言っていたように、ルフィの中での優先順位は>財宝というのが成り立っている。

 

 

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(引用:ONE PIECE/著者尾田栄一郎)

 

 

② ルフィの興味があるもの

では、ルフィは肉にしか興味がないのだろうか?

 

空島では黄金を見つけて興奮してたし、ONE PIECEを探す為に命をかけて冒険している。

つまり、肉だけでなく財宝にも興味があるのだ。

むしろ、財宝よりもそれを見つける過程、冒険にこそ夢中になっている

 

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(引用:ONE PIECE/著者尾田栄一郎)

 

では、冒険と肉どちらが重要なのか?

言うまでもない冒険だろう。

肉のために命をかけた事はないし、トリコのように世界で一番美味しい肉を探すために冒険しているわけではない。

あの世界にはサンジやシュトロイゼン、ゼフ、カマバッカのオカマシェフ達のように腕の立つ料理人が登場している。

もし、ルフィの最も興味の惹かれるものが、肉ならこれら料理人や食材を探す旅に出た事だろう。

 

即ち、ルフィにとって肉とは大好きな好物に過ぎず生涯目標ではないのだ。

 

③ ルフィは冒険に目がない

ルフィは子供である。

食欲旺盛で、ロボットや鎧などに夢中になり、冒険を愛する。それでいて信念に命をかけると言う大人っぽい側面も持つ。

 

いや、無茶な戦いや冒険に挑むのは大人では不可能だ。

大人キャラであるクロコダイルやドフラミンゴが現実を見て身の丈にあった方法で、富と名声を得るように動いていたように、大人ではルフィのような冒険は不可能である

 

ルフィにとって最大の興味をそそられるものは冒険や財宝であり、そのためには大人では到底できないような無茶に挑む。

そして好物は肉。

 

ルフィは財宝に興味がないわけではない

財宝キャラとしてバギーの名があがるが、ルフィも負けないくらい財宝好きだ。

ワンピースという財宝を探すために命をかけ、文字通り作中に登場する大人キャラが諦める方法で冒険を続けている。

これが財宝好きでなくてなんなのだ?

 

ルフィほど命をかけてワンピースを欲しがっているキャラはいない

みな少なからず打算や計画性で動いている。

黒ひげですらカイドウやマムがいた頃のワノ国やHCIには来なかった

しかし、ルフィは向かう。そこにどんな強敵がいたとしてもお構いなしだ。

 

この子供のように危険度合いを無視して財宝に真っ直ぐ突き進んでいるルフィを、肉が好きだからとか財宝で銅像を買うから財宝に興味がないと断ずるのはナンセンスである。

これほど真摯に財宝に向き合ってるのに。

 

財宝で銅像を買いたがっていたように、ワンピースで手に入れたいもの成し遂げたい事がルフィの夢の果てなのだ

従ってかなり俗世的で物欲的な何かのはずだ。

 

筆者は国を買って王様になる、そのように考えているが、残念ながら筆者は想像力に乏しいので、これくらいしか思いつかない。

もっと突拍子もない事のはずだが…